横浜港を彩る夏の風物詩「第27回神奈川新聞花火大会」はどんな感じ?
ココがキニナル!
もうすぐ花火のシーズンですが、今年の神奈川新聞花火大会はどんな感じなのでしょうか?レポートお願いします。(ハナハナさん、ootaharaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
花火の数が約1万5千発に増え、音楽と打ち上げのタイミングを合わせた演出など、見ごたえ十分。様々な場所で19万人が夏の風物詩を楽しんだ!
ライター:吉澤 由美子
色の変化や組み合わせの美しい花火が次々開く
今回は、ステージ1と2、日本煙火芸術協会会員の作品、ステージ3と4、市民の花火といった各5~10分のプログラムと、23分間のスペシャルスカイシンフォニーinヨコハマという構成で、約1万5千発の花火が上がる。
19時15分、待ちに待った花火のはじまり!
花火を近くで見る醍醐味は、体全体に響く花火の爆発音。一拍おいて、夜空に最初の花火が開く。
会場のそこここから、「お~」というどよめきが漏れる。
低い花火がいくつか上がり、徐々に高度を上げて花開き、その間を縫ってひときわ高く火花が登って巨大な花火が広がる。
スマイルマークや土星、ハートなどの形をした花火があがると、大歓声があがる。
どよめきと共に拍手が起きた花火
中でも、花開いた光跡が枝垂れながら、最後に不規則な早い動きを見せる花火には「ヤバい!」「キレイ!」という声がそこここから上がった。
今回のプログラムには、日本煙火芸術協会会員の作品もあった。色の組み合わせがひときわキレイで、散った火花に余韻があり長く輝いている花火など、5分ほどのショーだったが見ごたえ十分。
「かわいい!」と女の子の声が上がった日本煙火芸術協会会員の作品
打ち上げられた花火が大きなドンという音をたて、しばらく間をおいて開き、ヒューっという甲高い音を立てながら散らばるものなど、さまざまに趣向を凝らした花火が夜空に開く。
海にはヨットや屋形船が浮かび、水面に花火の色が映ってきらめく
風があるので花火の煙がゆるやかに流れていく。
ヒマワリのような花火
上空にヒューッと昇っていく音、頂点でドンと開く音、散らばった火花の星が分かれる時のピチピチという音、乱れ飛ぶピーッという甲高い音。さまざまな音も花火の楽しみのひとつ。みなとみらいのビルに跳ね返って戻ってくる音も楽しい。