―ベイスターズを長年見守るファンに分析してもらおう。（取材は2010年7月にしています。）

悔しさをぶつけるぐらいの、強い気持ちがほしいです
　

　横浜ベイスターズ応援団　「ベイスターズを愛する会」　応援団長　谷口さん

　
横浜スタジアムで初めて野球観戦をした時に、その楽しさにハマって、それ以来ずっと球場で応援しています。選手もファンも本気で優勝を狙ってもらいたい。最近気になるのは、選手がミスを恐れてプレイが小さくなっていること。一生懸命やったプレイで失敗しても、ファンは文句を言わないと思うんです。でも、縮こまってプレイをしていると、何やってるんだと(笑)

選手には伸び伸びやってほしいので、気持ちよくプレイできる球場の雰囲気を作っていきたいですね。球場に来た人には「横浜の応援って楽しいんだね！」と思ってもらえれば嬉しいですし、応援団はそのために一生懸命やるしかないんです。野球チームに限らず、どんな組織でも納得のいかないことはあると思います。でも、そこでモチベーションを落としてしまうのは、「心の弱さ」なのかもしれません。選手には強い気持ちを持って悔しさをぶつけてもらいたいです。

ベイスターズは、実績のある選手ばかりを他球団から集めてチームを作っているわけではないので、すぐに結果が出ない時もあるかもしれませんが、決して選手の力に差があるとは思っていません。足りていないものがあるなら、やはり気持ちではないでしょうか。攻め込まれると球場全体に悪い雰囲気が漂うことがありますが、常に上を向かないと！スタンドから盛り上げていく気持ちで戦っていますよ。

勝てるぞ！楽しい！そんな気持ちがみんなで共有でき、良い結果につながることを信じています。ハマスタで優勝したい！そして、号泣する(笑)。みなさん、本気で優勝を目指しましょう！！


■応援団長　谷口さんのブログ
横浜ベイスターズ私設応援団　愛する会　谷口の思考回路
Bay Blue Blood

個人プレーは捨て、つなぎの野球を！

横浜一筋、30数年。 渡邉さん	「ユニフォームに刺繍を入れたファンも増えてるね」と語る。

　
今のベイスターズにはつなぎの野球ができていないように感じます。ランナーを進めたり、目の前の1点を取りに行かなくてはいけない時に、一発を狙って大振りをするなど、チームプレイが欠けていると思いますね。とにかく勝ちにこだわり、目の前の１打席で結果を出す姿勢を見せてほしい。3年前の戦力で4位になったわけですから、今のチームでも充分にAクラス争いができるはずなんです。

連敗が続くと選手もファンも気持ちが沈みがちですが、そんな時こそ下を向かずに、盛り上げていかないといけないですね。自分も落ち込む時があるので、気を付けます(笑)。ファンはもっと球場で楽しんでもいいんじゃないでしょうか。ユニフォームに刺繍を入れたり、オリジナルの応援グッズを作ったり、みんなで楽しみながらベイスターズを盛り上げていきましょう！

佐伯選手をもっと使うべし！

息子さんとスタジアムに通う背番号26さん

　
優勝した時はベイスターズブルー一色で盛り上がったのに、最近では相手チームの観客の方が多い時もあり、寂しいですね。強くなるためには、選手を鼓舞させるような起用法が大事だと思います。例えば、優勝の味を知っている、ベイスターズ一筋18年の佐伯選手をもっと大事な場面で使うとか。野手最年長の佐伯選手が出てくるとスタジアムが盛り上がるし、精神的支柱となってチームを引っ張ってくれると思います。

ワンパターンで負けているので、調子のいいピッチャーを思い切って使ってみるとか、選手を奮い立たせ、ファンも納得できるような起用をしてほしい。それと、外野自由席の1,800円は他球場と比べても高いと思います。親子割引とかレディースデーを作るとかファンが球場に来やすい環境を作ることも大事。ファンが増えれば選手のモチベーションも上がるはず！

わたしにも言わせて！

・金城選手をもっと出せば活躍する。順位も上がるはず！　（10代女性）
・同じポジションの選手ばかりを補強してバランスが悪い。
　強いチームはチームのバランスがいい。　（30代男性）
・今年とった選手の半分以上が試合に出ていない。
　何のために補強したのかわからない。補強するならピッチャーだと思う。　（30代女性）
・勝ち試合が少ないので、もっとファンサービスをすべき。
　そうすればファンが離れていくこともなくなる。　（30代男性）
・ココっていう時に代打を使わないのでガックリくる。　（60代女性）
・TBSがもっと積極的にベイスターズ戦を放映すべき。選手もファンももっとヤル気が出る。　（20代男性）