横浜ベイスターズ 低迷の原因はどこにある?
ココがキニナル!
私は、生まれた時からベイスターズファンですが、1998年以降の低迷の原因は本当のところどこにあるのですか?(わかなさんからのキニナル)
はまれぽ調査結果!
『アナライジング・ベースボール』だって!?低迷の原因は負の発想を生むその気持ちにある!
ライター:山口 愛愛
―ベイスターズファン熱烈歓迎の飲食店スタッフにも分析してもらおう。(取材は2010年7月にしています。)
横浜の景気が回復するにはベイスターズの優勝しかない!
スポーツカフェヤンキィース 石野オーナに聞きました。
元はイタリアンレストランだったのですが、ベイスターズファンが集える場所を作ろうと、優勝争いに食い込んだ96年からモニター観戦できる店にしたんです。試合はほとんど観ていますよ!ピッチャーが力を出せていないようなので、投手力を上げて立て直してほしいですね。芽を出してきた若手選手もいるので、しっかり育ててほしい。
わたしは商店街の会長を務めていますが、年間シートを10席設け、お客さんなどにプレゼントしています。試合前や後にファンが周りのお店にも寄ってもらえれば、街全体でいい循環ができると思います。強い時期もあれば弱い時期もあるので、どんな時も商店街やファンも協力して地元チームを盛り上げていくことが大事だと思います。
ピッチャーの立て直しがカギ!
スポーツカフェヤンキィース常連さん 遠藤さん(通称とよちゃん)
父がマルハの社員だったので大洋ホエールズ時代から、いや!生まれた時から応援しています(笑)
ピッチャーが3点内に抑え、野手が4点以上取るという基本の野球をしっかりやらないと。清水投手や大家投手、加賀投手の加入でようやく6人でローテーションをまわせるようになったので、先発陣1人ひとりが力を出せれば、もっと勝ち星は増えるはずなんです。
戦力が不十分だとは思っていません。新加入の投手の勝ち星が、既存の投手の勝ち星に足されるように、ハマの番長、三浦投手にがんばってもらいたい!
■スポーツカフェヤンキィース
横浜市中区真砂町3-33セルテ6F
045-651-0462
村田選手、内川選手FAしないで!
関内チキスタ1号 片岡店長に聞きました。
チキスタは、「地域」と「スタジアム」の略。ハマスタの目の前で、地元のベイスターズを熱烈に応援しています。ワールドカップやWBCの時は、選手の気迫や意地のぶつかり合いに感動しました。ベイスターズの選手にはそういった気迫のこもったプレイが足りないんじゃないでしょうか。
例え負けていても、あきらめムードを作らないでほしいですね。悔しさを試合で出してほしいんです。村田選手、内川選手はベイスターズに欠かせない存在。絶対に残って、悔しい気持ちをベイスターズでぶつけてほしい!
あきらめムードを作るな!
店内のモニターで試合をチェックしているスタッフの名取よしあきさん
大画面で観ていると、ベンチが写し出された時の選手の表情や雰囲気がよくわかります。他のチームとベイスターズが違うのは、ビハインドを背負っている時に、負けムードが漂っていること。もっと戦う姿勢を見せないとダメです。
木塚投手や佐伯選手など闘志を出してファンを盛り上げてくれる選手が必要だと思います。安心して最後まで観ていられるよう、山口投手にはしっかり抑えてもらいたい。まずはチームの雰囲気作りから!
■関内チキスタ1号
横浜市中区常盤町1-2関内SEビルB1
045-227-1553
はまっこ記者(私)にも言わせて!
シーズン終盤にこの取材を終えた最中、チームを18年間牽引してきた看板選手、佐伯選手の戦力外報道と横浜ベイスターズ身売り問題が浮上し、激震が走った。取材中も佐伯選手に期待する声は多く聞かれ、ファンに最も愛されている選手ともいえるだろう。誰よりも早く練習をはじめ、遅くまで居残り練習をするのが当たり前の佐伯選手は、若手の見本、チームの精神的支柱になっていたはず。
契約更改の際は自身の年俸をさておき、入場料の減額を交渉するなど、常にファンを大事にしてきた。数年前、同じようにチームの若返りを求め、看板ベテラン選手の石井琢朗選手を戦力外にし、波紋を呼んだことが思い出される。「若返り」といいながらも今年は中堅選手を中心に獲得。十数億を使い、新たな選手を16名獲得したが、残念ながら外国人選手以外、一軍で活躍している選手はほとんどいない。
佐伯選手は一軍で10打席のみしか使われず、その後、二軍で結果を残しているにも関わらず、再び一軍に上がることはなかった。そこへ来期構想外の報道。昨年の推定年俸3000万円の佐伯選手をわざわざ戦力外にすることにファンは大きな疑問を感じている。
その状況の中で突如、浮き彫りになった身売り問題。「横浜ベイスターズ」「横浜スタジアム」と、球団名、球場名ともに企業の看板ではなく地名がつけられているのは12球団で唯一「横浜」だけなのだ。ホーム「横浜」は、はまっこにとって希望の地。ハマスタ創設1年目から、球場に足を運んで応援しているはまっこ記者(年バレた・・・?)としては、どんなに苦しい状況であろうとベイスターズの勝利を願ってきたし、ハマスタに来て選手や仲間に勇気をもらいながら育ってきたのだ。
そんなはっまこはたくさんいるだろう。オーナーが変わるにしても、どうか「ホーム・横浜」は死守してほしい。そして選手やファンの納得がいき、モチベーションの上がるチーム作りをしてほしいのだ。
3年連続最下位に低迷しながらも、こんなに多勢の人たちが熱い声援を送ってくれている。この貴重なファンの分析結果を、ぜひ今後に生かしてほしいと思う。はまっこの熱い魂は必ず球団に、選手に届くと信じている。
REACH FOR THE STARS!がんばれ!横浜ベイスターズ!
― 終わり ―
amariftさん
2020年05月27日 11時55分
>シーズン終盤にこの取材を終えた最中(さなか)↑この文章だと「最中」は「終えた」に掛かるから「直後」とかじゃなきゃ駄目だろw
Ichiさん
2012年11月14日 14時38分
移転から常勝軍団になった日本ハムには学ぶ点が多そう。
ちゃたさん
2012年11月14日 14時09分
毎年ベイスターズに関する取材なりをしてほしい!