屋上庭園でまったり

　
屋上庭園は8階にある。同じフロアには横浜市の「南部農政事務所」「南西部農業委員会」といった部署が入っている。

エレベーターを降りると右から外光が入っていて明るい。そちらに行くとスロープがあって、扉の向こうに屋上庭園が広がっていた。
　

屋上庭園の入口

表に出ると、ゆるやかにカーブしたウッドデッキがあって、その左右に芝や畑、水田、ビオトープ（生物群集の生息空間）が広がっている。
　

ウッドデッキにベンチが並ぶ

　
夏になっていろいろな作物が茂り始めたら、長閑さがもっと上がりそうだ。
　

屋上庭園の半分ほどは、畑などの屋上農園

　
駅近くにぼんやりノンビリできるこんなスペースがあるのは貴重だ。開庁時間内であればいつでも、だれでも無料で利用できる。ただし、ここはお弁当を食べることはNGだそう。
　
　
　

カフェや地産地消直売コーナーも

　
普通、区役所といえばラーメンや定食メインの食堂が入っているものだが、ここは「102Cafe（ワン・オー・ツー・カフェ）」というカフェが入っている。
　

3階にあるオシャレなカフェ

「102Cafe」は「トツカフェ」という意味を込めてつけられたそう。フードメニューにはロコモコやパスタなどが並ぶ。
店長の依田さんに伺うと、人気があるのはフランスのパイ料理キッシュだとか。区役所でキッシュ！　なんだかすごい時代だ。
　

店長の依田さん

　
ランチには定食もある。A定食（カレーライス+スープなど）は650円。

朝はドリンクのみの料金でハーフトーストとゆで卵がつく名古屋式モーニングや、プラス50円で魚・小鉢・お味噌汁・ご飯が付く和定食セットもあるので、ちょっと安心する。
　　

おすすめの「鉄鍋ナポリタン930円」。半熟状態の玉子を混ぜながら食べる

　
神奈川県産の素材を多く使っているというのも地元らしい。
　

「ナポリタンのソースもフレッシュトマトを加えたオリジナル」とシェフの大賀さん

　
営業時間は、朝の7時半から夜10時まで。夜はお酒も楽しめる。
　

駅から近く、便利に使えるカフェ