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「うどんバカ」ライター井上がちょっと変わった店名のうどん店3軒を調査!

ココがキニナル!

石川町ジャンクションの下あたりにある「かばのおうどん」といううどん屋さんがすごく気になります。どんなうどん屋さんなのか、なんで「かば」なのか、調査お願いします。(ひかりゼロさん)

はまれぽ調査結果!

変わった店名のうどん店3軒を調査!各店それぞれ違うタイプだったので、参考にしていただきたい!

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ライター:井上 こん

外国語のような店名「じょんならん」



次なるうどん屋は、東急東横線白楽駅より徒歩約6分の「じょんならん」。外国語のような音なのに平仮名とは。
 


えー、本日もうどん日和なり


「じょんならんってのは(香川の方言で)『どうにもならん』という意味。元は自分のあだ名。『ジョン』って呼ばれてたよ」と豪快に笑う店主の林さん。香川のうどん伝道師として有名な「るみばあちゃん」の下で3年、大阪・名古屋で1年出汁の修業をした。そして、2011(平成23)年、中学を過ごした横浜でついに本格手打ちうどんの店をオープン。
 


香川の名物ばあちゃん「るみばあちゃん」
 

店主の林さん(左)と見習いの吉本さん


同店に初めて訪れた人は、注文から提供まで15分待つことに驚くはず。「打ちたて出来たて」を提供するため、注文後にうどんを打ち始めるのだ。今まで数々のうどん屋を訪れた井上も、堪らないライブ感に興奮!
 


「開店当時はお客さんが少なくて」
 

こねこね
 

「でも今では9割が常連さんです」キリッ


同店では、毎日の湿度や気温を考慮して小麦粉と水を配合する。「お酒は大好き」な林さんだが、飲んだ次の日は手が熱を帯びてうどんに影響するので、定休日前日にしか飲まないよう徹底している。また、水に関してもこだわっている。神奈川の水は硬水なのだが、硬水は出汁を取ったり小麦粉に合わせたりするには適さないのだそう。そのため、同店では本来の硬水とは別に軟水を引いているのだ。  
 


100%小麦粉なのでうっすら黄色
 

とり天、おろし大根が乗ったぶっかけ親子(850円)
 

これこれ! この長さ、手打ちならでは!


ズズズッ。
「・・・ンンーー!!!!?」もっちりツルツルのうどんが、いとも簡単にノドを通り抜けていく!“箸が止まらない”とはこのこと。小麦独特の香りと、カツオ出汁の芳醇な味わいにニヤつきながら食す。

お次はこちら。
 


冷やしトマトうどん(800円)


トマトサッパリ、揚げ茄子カラッ、とり天サクサク。
「邪道だこんなの!うどんは黙ってかけうどんだ!」という方にこそ食してもらいたい。そして「・・たまにはいいな、こういうの」とこぼして欲しい。

六角橋商店街にほど近いところにある「じょんならん」。麺にはうるさいつもりでいた井上も、食しながらずっとニヤニヤしっぱなしであった。心からお勧めしたいうどん店だ。
 

弾力 ★★✩
のどごし ★★★
小麦の香り ★★★
珍メニュー ★★✩

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