横浜にある昔ながらの立ち飲み「角打ち店」のある場所を教えて!
ココがキニナル!
横浜にある昔ながらの角打ち店が気になります。安善のほてい屋酒店、横浜橋近くの浅見本店などが有名ですが、他にどんなお店があるのでしょうか。(ときさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
横浜で50年以上続く、角打ち店(立ち飲みできる酒店)を紹介。今回は伊勢佐木町、中村町、本牧の計3店を紹介。
ライター:ほしば あずみ
続けて中村町へ
中村町は「角打ち」できる酒店が多いことで知られている。
「それでもずいぶん減った。町内に14軒あったけど、ここ10年で4軒に減ったよ」
と語るのは鎌倉屋酒店3代目の長沼さん。同店は開業してから80年ほどなのだそう。
問題です。誰が店主の長沼さんでしょう?
正解は右端で見切れていたこちらの方。ベビーハム(170円)を切っているところ
改めて、鎌倉屋外観
充実の焼酎コーナー
ビール(500ml/300円)は注文すると、缶ビールとコップを渡され、自分で注ぎながら飲むスタイル。
店に入って左側が角打ちコーナーで、L字型のカウンターを両側から囲むようになっていて、お客同士が対面になって盃を傾けることができる。
買い物帰りの常連、ヤマダさん(仮名)
なお、先ほど切ったベビーハムがこちらです
こちらは紀州の梅干し(50円)
角打ちスペースが2面の出入り口に面しているためか、ふらりと入っていける気軽さがある。通りかかって、誰か飲んでいる顔が見えたから、という感じに常連のお客さんが集い、交流していく。
女性客の雄子さん。20年来の常連さんだそう
まめがし(150円)と「通の酒」(100円)
酔った字で「鬼ころし100円」と取材メモに走り書きされていたが正しくは「通の酒」
時代の流れで数が減ってきている角打ちができる酒店だが、集う人たちにとっては交流の場でありつづけている。
どの酒店も常連客に愛されているが、新規客だからといって居心地の悪さはない。隣あわせて飲んでいるうちに、いつのまにか仲良くなっているのだ。
そんなお客さんからの情報で教わった角打ちの酒店を訪ねて、最後は本牧へ。