42.195km先に何が待っているのか（つづき）

続いて時計回りで東方向へ。神奈川県をはるかに飛び出た時点で、東方向も嫌な予感しかしない。場所を確認。なるほど。地図で見ると簡単に行けそうなのだが、交通の事情で遠回りをしなければいけない。さぁ、どこに向かうのか。

横浜駅前を出発し、横浜駅東口から首都高速横羽線で川崎方面へ。
　

生麦、浜川崎を通過。さらに東京湾に沿って車を走らせる
　

また東京都へ突入
　

葛西の文字。ということは千葉！

首都高速から続いている館山自動車道へ。そう、横浜から東方向といえば海。海を渡って千葉県に入った。目指した先はここ。市原サービスエリア（下り）に到着！
　

サービスエリア内の市原房総ファンクラブへ
　

正確にいうとサービスエリアの裏山（さらにもう少し東）が42.195km地点
　

サービスエリアを散策。千葉の名産、落花生が並ぶ
　

千葉県産の紅あずまを使った天使のお芋はやさしい甘みでほくほく

アクアラインを使う手段もあるのだが、42.195km地点が市原サービスエリア（下り）であったため、湾岸を通り東京方面から下ってここまできたのだ。横浜から約1時間半で到着。
　

帰りはアクアラインでスイスイ。海ほたるに寄ってから横浜へ

北は埼玉県さいたま市、東は千葉県市原市。「はまれぽ」の域を優に超え、他県にまで来てしまった。さて、南はどこまで行くのやら。
　

横浜駅から市原市までのルート

　

南と西の難所へいざ出陣

まずは、場所を調べてみる。やっぱり・・・。この地点まで行くことは難しいが、ギリギリ行けるところまでを目指して、車で出発。

横浜駅前から、国道1号線を進み、横浜横須賀道路へ。平日昼間ということもあり、道路はすいている。別所、朝比奈、逗子も越える。逗子インターチェンジ付近で、横浜駅からおよそ20kmだ。
　

衣笠インターで下り、三浦縦貫道路へ
　

134号線にぶつかり、南方向を目指す
　

三浦大根の葉が一面に広がる景色は壮観
　

三崎口近くの早咲きで知られる河津桜がお出迎え

さらに進むと海が見えてきた。目的地に行くために橋を渡る。
　

橋を渡り、雄大な自然の中へ

そう、ここは神奈川県の最南端、三浦市の城ヶ島！
　

1870（明治3）年に設置された城ヶ島灯台
　

南側に回り込む
　

岩場の形といい色といい、白波を連想させるアートだ

岩場に気を付けて歩き、ギリギリ南の端までやってきた。
釣り人に「どこに行くの？」と聞かれ、「えーっと横浜駅から42.195kmの地点を探しに」と答えたら、なぜか怪訝な顔をされてしまった。
どっと疲れが増したが、これで南方向のミッション達成！
　

この岸から約6km先の海上が42.195km地点

北、東、南と時計回りでやってきて、残すは西だけだ。西の場所を確認し、愕然。最大の難所が待ち構えていたのだった。
　

横浜駅から城ヶ島までのルート