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「第33回横浜開港祭」最終日までの様子と課題は?

ココがキニナル!

6月2日(月)まで開かれていた「第33回横浜開港祭」の様子はどんな感じ? 来場者はどう感じている?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

海外から「大物ゲスト」も訪れた2日目や最終日は恒例の花火などで大盛り上がり! ただ、開催日や施設に対する改善の要求もあった

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ライター:はまれぽ編集部

海外から大物(?)ランナーも登場!



2日目の目玉イベントは、横浜開港祭実行委員会の三田(さんだ)竜平実行委員長が最も思い入れがあるといい、20年ぶりに復活した「チビッ子ミニ駅伝」。

これは「保護者同伴の5歳から小学2年生以下」(1人200メートル)、「小学3・4年生の部」「小学5・6年生の部」(4人1チームで1人1.5km)の各部門に分かれて会場内を走るもの。

当日はゲストランナーとして、日本を中心に活躍するカンボジア国籍のお笑いタレント・猫ひろしさんが出演。小学生と一緒になって港町で汗を流した。
 


ゲストで登場し、会場を盛り上げた猫ひろしさん
 

すれ違う小学生ランナーに声をかけて交流

 
小学5・6年生の部に出場したレン君、リョウ君、ユウマ君、カント君は普段、接触プレーをなくしたラグビー「タグラグビー」をしているという。

1走のレン君は練習より1分ほどタイムを縮めたが、思ったほど順位を伸ばせず、ゴール後は悔し涙を流した。これを受けた2走のリョウ君が1人を抜き、3走のユウマ君へ。
 


全力疾走する参加者

 
ユウマ君は暑さで「後半思うように足が動かなかった」というが、2人を抜かして「みんな頑張ってくれたし、レンが泣いていたのを見ていたので、何とかしたかった」というアンカーのカント君へ。
結果は思うような順位ではなかったが「来年もこのメンバーで出て、優勝を狙いたい」と話してくれた。
 


リベンジを誓った(左から)レン君、カント君、ユウマ君、リョウ君

 
子どもたちと気持ちいい汗を流した猫ひろしさんは「子どもたちからパワーをもらって、すごく楽しく走れた。“来日”した甲斐があった」と大満足の表情。

子どもたちに向けては「マラソンは走っただけタイムが伸びる競技。今年はまだ少し身長が高い僕(公称147cm)の方が早かったけど、来年は背もタイムも抜かれるかもしれない」と話していた。
 


楽しかったニャー!!

 


開港祭と言えば花火! みんな大興奮!



開港祭最終日のメーンイベントは1000人の市民が一斉に横浜市歌を合唱する「ドーリームオブハーモニー」と、恒例となったレーザーや音で演出された花火「ビームスペクタクルinハーバー」。

ドリームオブハーモニーでは、横浜市を中心に活躍するアーティスト「シュビドゥバ」が市民合唱団とコラボするなど、会場の雰囲気は最高潮に!
 


市民合唱団とコラボした「シュビドゥバ」
 

最後はみんなで大合唱

 
興奮冷めやらぬまま4000発の花火が初夏の夜空に打ち上げられると、光の芸術に会場からはさらに大きな歓声が上がった。
 


 

 

幾重にも重なる音と光の競演に会場もうっとり
 


素晴らしい演出で会場を魅了した「ビームスペクタクルinハーバー」




市民はどう感じている?



横浜の誕生日ともいえる開港祭は大盛況のうちに幕を閉じたが、来場者は祭りを楽しんいるのだろうか。来場者の声を拾った。

初日に訪れた横浜市内にお住いのカップルは「花火を見に来ようと思って。近くに住んでるし、きょうは下見」といい、「毎年違ったイベントで楽しませてもらっている」、同じく市内の大関さん一家も「子どもが1日いっぱい楽しめる」と満足な様子。
 


子どもたちもこの笑顔!

 
ただ、市内と東京都から来たという友人同士の女性3人組は「開港祭があるのは知っているけど、毎年気付いたら終わっている。来ても混んでいるだろうなというイメージ。きょうはたまたま全員の予定が合ったので、ちょっとのぞいただけ」という意見も。

このほか、「子どもたちは(開校記念日は学校が)休みなのでいいが、都内に勤務する親は花火大会などには一緒に付いて行ってあげられない。日程の調整を考えてほしい」といった声や「休憩するスペースがない。きょうのように日差しが強いと、テントなど日影がほしい」というように、期日や設備に対する声も多く上がった。
 


炎天下のメーンステージ周辺

 


取材を終えて



日程や設備について改善の声が上がったのも事実だが、天候にも恵まれ、大盛況のうちに幕を閉じた「第33回横浜開港祭」。

三田実行委員長が話すように、開港祭は「横浜の発展の礎となった開港を祝う、横浜市民のアイデンティティを祝う日」と言っても過言ではないと思う。

そんな記念すべき「横浜の誕生祭」を末永く続けるために、実行委員会には来場者の名前の声を踏まえ、来年、再来年とより良いものにしてほしいと願う。


―終わり―
 

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  • お祭りというものは、本来地域の構成員だけが参加するもので、余所から来る観光客に見せるものではありません。その意味では、横浜市民がそれなりに楽しめば、それで十分だと私は思います。33回も続いているのは大いに評価できることです。

  • 東京在住なので、やはり多くのイベントを日曜になっていたので行くのが億劫になりました。土曜日にも同じぐらいのイベントを行ってほしいです。

  • 猫ヒロシのグッズを売ってるテントが有ったのでナゼ?と思っていたのですが、本人降臨でしたか。見たかったです。最終日のメインステージは、開港祭親善大使たちの恋するフォーチュンクッキーのダンスが可愛いかったです。

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