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もはや入手不可? 味のある手書きマップ「たのしいたのしい横浜港クルーズ」の謎に迫る!

ココがキニナル!

山下公園クルージングターミナルにある「たのしいたのしい横浜港クルーズ」というパンフレットの地図が何故か全て手書きです。理由や書いている方を是非知りたい(ため息で感じちゃう女Sさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜みなと博物館の学芸員が横浜港の魅力を知ってもらおうと、急きょ作成したもの。好評だったので改訂をくわえても手書き部分は残している

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ライター:秋山 千花

「キニナル」パンフレットってどんなもの?(つづき)


情報化社会といえども、やはり最後にたどり着くのは人と人とのコミュニケーション。わからないことは、その道のプロに聞くのが一番。
 


そこで発見! 調査の鍵をにぎるお悩み解決の扉

 
扉を開けて「こんにちは~」と一声かければ、そこはやっぱり観光施設だけにサービス精神にあふれた優しい笑顔が迎えてくれる。

対応してくれたのは、「株式会社ポートサービス」観光事業部観光事業課の北島さん。調査内容について数少ない情報を伝えたところ、「こちらのパンフレットではないですか?」と差し出されたのがこれ。
 


三つ折りのパンフレットには「たのしいたのしい横浜港クルーズ」の文字

 
さらに、パンフレットを開くと・・・
 


きっ・・・キターッ!!!<クリックして拡大>

 
描かれたのはまさしく手書きのイラストマップ。しかも想像を絶する緻密な地図! これは、確かにキニナル!

北島さんの話によると、このパンフレットは港湾局の事業として市民向けに行っている港内見学クルージングのパンフレットであるらしい。

「株式会社ポートサービス」が行っているクルージングではないため、パンフレット置き場に常時置かれているわけではないが、希望があれば提供してくれるとのこと。そして、在庫は置いてあるのみという貴重なもの。

パンフレットには港湾局の名が記されているが、現在同事業は「横浜港振興協会」がとり行っているらしく、そこで話を聞けば何かわかるのでは・・・と親切なアドバイス。早速、北島さんに教えていただいた住所をもとに大さん橋にある「横浜港振興協会」を訪ねることに。



手書きマップを片手に調査は続く



と、ここでひとつ問題が・・・
筆者「はまれぽ」ライターを名乗り「ハマっ子」を気取ってはいるものの、実は横浜線だけが唯一の「横浜」つながりな「えせハマっ子」。
山育ち故に海への憧れが強く、海を見ると「海だ〜!!」とただただテンションがあがるばかりで、「大さん橋」も「大黒ふ頭」も「本牧ふ頭」も名前だけは知識としてあるものの、何がどこにあるのかさっぱりちんぷんかんぷん。

そうだ! こんな時こそイラストマップ!
 


それでは、ズームアップ! あったあった!
 

あの辺りが大さん橋のようです

 
マップと実際の風景を見比べて気づかされたのは、私にとっては広々とした大きな公園、大きな港でしかなかったその場所が、よく見れば実に様々な施設の立ち並ぶとてもにぎやかな場所であったということ。

では、そんなにぎやかな横浜港の見学会を行っている「横浜港振興協会」を突撃!
 


「横浜港振興協会」は、大さん橋ふ頭ビルの2階
 

突然ですが、おじゃまします

 
突撃取材にもかかわらず、イヤな顔ひとつせずに迎えてくれたのは、「一般社団法人横浜港振興協会」の岡田さん。
「こちらで横浜港見学会をやっていると聞いたのですが・・・」と話を切り出すと、「はい、やっていますよ」と出てきたのがこちらのパンフレット。
 


あれれ? 「たのしいたのしい横浜港クルーズ」じゃない?

 
聞けば「横浜港振興協会」で「横浜港見学会」の事業を行うようになったのは3年程前から。しかし、同見学会では「たのしいたのしい横浜港クルーズ」のパンフレットは一切使用していないとのこと。

どうやら「キニナル」パンフレットは、「横浜港振興協会」が視察事業を請け負う以前に横浜市港湾局が制作・使用していたものらしく、「パンフレットの詳細については港湾局さんに聞いてみてください」と岡田さん。

あらら・・・思わぬ行き止まり。