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横浜で庶民的で美味しい本場台湾料理が食べられるお店を教えて!

ココがキニナル!

台湾料理の代表格の魯肉飯。中華街などでは角煮や煮卵がのっているものが多いけど、台湾では肉が細かく刻んであり肉のみのものが多かった。本場台湾の魯肉飯を出すお店ってあるの?(rin_kaさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

本場台湾の味が楽しめる「錢爺(ぜにや)」「青葉新館」「五味香(うみしゃん)」でそれぞれ個性が際立った魯肉飯(ルーローハン)をいただく

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ライター:クドー・シュンサク

上品な味わいの台湾料理「青葉新館」



錢爺のクリーンヒットした美味さから数日後、うだる暑さの中「青葉新館」という中華街にある台湾料理店へ向かった。


みなとみらい線の元町・中華街駅から歩いて5分


おじゃまします


「中華レストラン」といった雰囲気の店内。活気のある雑多な感じではなく、ゆったりと美味しゅういただく風情。明るく笑顔でお迎えいただいた店主の方とお話をしつつ、魯肉飯を注文。


青葉新館店主の楊(やん)さん
 

店内

 
本館は40年、ここ新館は24年の歴史があるという青葉。本場台湾の味をさらに洗練して提供、そして多くの薬膳料理も取り扱う。親子3代から4代に渡るまでご家族でお越しになる常連さんもいるという青葉の味。魯肉飯が運ばれてきました。
 


魯肉飯(750円)
 

では

 
あっさりと、それでいてがっつりといただける魯肉飯。丸1日かけてじっくり煮込んだやわらかい角煮はごろりとボリュームがあり、豚挽き肉は煮て脂を濾してを繰り返しコラーゲンを残して味つけ。香辛料の香りはさほどなく、まろやかな醤油味がとても上品で食べやすい仕上がり。台湾で屋台飯とされる魯肉飯とは一味違う、少し贅沢な味わい。
その旨を楊さんに話すと「台湾の屋台で出てくるような、魯肉飯に似た料理は裏メニューでありますよ」とのこと。特別にいただくことに。
 


裏メニューの担々飯(400円)

 
ぽい。確かにこっちの方が台湾の屋台で出てくる魯肉飯ぽい。それでいて味はこれも上品で、担々麺に使用する味つけをした挽き肉が濃いめの味付けでいてあっさりと美味い。
 


うまいっす

 
さっと、完食。なぜ魯肉飯は餡がかった上品な仕上がりで、担々飯が本場の魯肉飯のようなのか楊さんに尋ねると「魯肉飯はウチのオリジナルの味として、こだわりの仕込と調理でここでしか食べられないメニューに仕上げました。担々飯は常連のお客さんからのリクエストで作った裏メニューで、魯肉飯は意識してなかったですが、リクエストに応えるとそうなっちゃいましたね」とのこと。
 


水ギョーザ(800円)もいただく
 

もち・ぷり・じゅわわ

 
皮から作るギョーザは青葉自慢の味。ざく切りの野菜と粗挽きめの肉がしっかり味わえる一品。黒酢でいただくのがお薦めとのことでしたが、確かにうまかったです。メガネくんと「これ、ビールだなー」と復唱し合っていると楊さんから「今日は暑いですしね、どうぞ~」と、黄金に輝く麦炭酸をちょうだいした。
 


最高っす

 
医食同源とまでは大きくでないが、美味しく食べて健康が何よりと楊さん。子供からお年寄りにまで愛される味、とても健やかでした。
 


ごちそうさまでした