横浜のおすすめブックカフェはどこ?
ココがキニナル!
横浜にもブックカフェってあるんでしょうか?ちょっと隠れ家的で、落ち着いて本が読めるカフェが知りたいです。(ゆきひろさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
石川町、吉田町、野毛から隠れ家的で落ち着いて読書できる3店舗を紹介!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
ブックカフェとは店内に備えた書籍や雑誌を自由に手にとり、ソファに座ってコーヒーを片手に読書をすることができるカフェであり、本好きにはたまらないスポットだろう。
はまれぽではこれまで、イセザキモールにある「まったり屋」や、希望ヶ丘にある「しましまブックス」のブックカフェ2店舗を取り上げたが、今回は横浜市内で個性溢れる「隠れ家的かつ落ち着いて本が読める」ブックカフェを3店舗紹介しようと思う。
店の名前は「と」・・・キニナル!
最初に紹介するのは、JR石川町駅南口から徒歩3分の場所にある絵本カフェ、アートギャラリー「と」。
2012年4月にオープンしたばかりの「と」
中ではパン作りの教室が行なわれていた
中に入ると、嵯峨あゆみさんという女性がテーブルを囲んでパン作りのレッスンを行なっていた。
ここでは絵本カフェとして営業する他、パン作り教室やアロマ教室などに場所を貸し出しているという。
左:店主の今井嘉江さん、右:パン作り教室で教えていた嵯峨あゆみさん
カフェだけにとどまらず、「さまざまな人やものを結びつける」というのが店のコンセプト。そのため、店名はandの意味を持つ「と」と、名付けたのだそうだ。
余談だが、実はこの店、元々は今井さんの実家であり、約30年前までは駄菓子屋だったそうだ。
駄菓子屋として営業していた頃の写真
横浜市で「シャーロックホームズ」という子供の交流施設を設立するなど、精力的に活動してきた今井さんは、子供や大人が集まる場所を作ろうと、絵本カフェをオープンさせた。
熱心に絵本を読んでいたゆうりちゃんと、りく君
海外の絵本から『ぐりとぐら』などの王道まで、約200冊揃っているという絵本の数々。読み終わった子供には「どんな本だった?何が面白かった?」と今井さんが話しかけていた。昔ながらの駄菓子屋のおばちゃんが、現代風に生まれ変わったような光景だ。
壁に絵本が並んでいる
黒糖ジンジャーミルク(500円)と、嵯峨さんが焼いたパン(100円)
オススメを尋ねて出してもらったのが、黒糖ジンジャーミルク。しょうがの味が広がる独特な味わいが美味しかった。パンは豆乳ミルク入りでとってもヘルシー、タイミング良く焼き立てが食べられてラッキーだった!
「絵本は世代を超えるのが良いですね」と訪れていたゆうりちゃんのお母さんは話す。絵本は大人が読んでも深いメッセージを受け取ることができるため、是非ゆっくり楽しんでもらいたいと思う。