とてもキニナル、住宅地の中の廃墟！

山手と言えば、横浜でも高級な住宅地の一つで、洒落た外観の建物も多い。そんな場所に、いつまでも古い建物が使われないまま放置されているのは、やはりキニナル。

神奈川県厚生福利振興会の看板が出ているということは、この土地は神奈川県が所有しているものであるだろうから、土地の有効活用をして欲しいというのにも頷ける。

そこで、さっそく現地へ行ってみることに。

JR山手駅裏側の、国大付属小学校方面へ向かう坂道を登って行くと、問題の廃墟住宅が見えてくる。
　

写真中央の、外壁が汚れている建物が廃墟住宅

坂を登りきると、正面に国大付属小学校がある。廃墟住宅は国大付属小学校と道路を挟んだ向かい側にあった。
　

道路の右側が国大付属小学校で、左側にあるのが廃墟住宅

近づいて行くと、フェンスで囲まれた敷地内は草や木が生い茂っていて、建物の外壁にはツタが張っている。
　

フェンスの隙間から見た様子
　

建物の遠景

フェンスの正面から見ると、廃墟住宅は、生い茂った草や木に隠れて見えにくくなっている。
　

フェンス越しに覗かないと廃墟住宅が見えない

そして、フェンスには、キニナル投稿にあるように、神奈川県厚生福利振興会の看板が取り付けられている。
　

立入禁止の看板

ちなみに、廃墟住宅がある高台は、とても見晴らしが良い場所である。山下公園沖や、みなとみらい沖で打ち上げる花火も見ることができる。
　

高台からの、みなとみらい方面の眺望

このように、駅からも近くて眺めの良い場所に、使われていない建物を放置したまま広い敷地を遊ばせておくのは、本当にもったいない気がする。

なぜこのような状態のまま放置されているのか、神奈川県厚生福利振興会に電話で問い合わせてみた。
すると、現在、神奈川県厚生福利振興会は管理をしていないそうで、看板には管理が移ったことを書いた貼り紙をしたが、その貼り紙が無いのであれば、たぶん風で飛んで行ってしまったのでしょう、とのことだった。

現在は神奈川県の職員厚生課が管理していると教えていただいた。