山手駅近くの廃墟はいつまで放置されているの?
ココがキニナル!
神奈川県厚生福利振興会の看板が出ている廃墟住宅が山手駅近くにあります。いつまで放置されるのでしょう。他にもこんな広い物件が横浜にあるのでしょうか?土地を有効活用して欲しいです。(keinakatさん)
はまれぽ調査結果!
いつまで放置されるかは、現時点では決まっていない様子。金沢区と南区にも廃止になった県の職員住宅がある。
ライター:橘 アリー
今年度で、神奈川県職員住宅を全廃に!?
さっそく、職員厚生課を訪ね、お話を伺った。
職員厚生課が入っているビル1階にある看板
―山手にある廃墟住宅の名称を教えてください
緑ヶ丘アパートと言います。
―いつ頃まで使われていたのでしょうか?
1969(昭和44)年に開始して、2005(平成17)年に廃止になりました。
―廃止になった理由は?
建物が老朽化したためです。
―どうして現在の状態のまま放置しているのでしょうか?
その後の利用方法が決まっていないからです。廃止になってからは、定期的に敷地内の草刈りなどの手入れを民間業者に委託して行っています。
―利用方法を検討しているのでしょうか?
検討していますが、具体的には決まっていません。同じようなものがほかにもあるので、順次検討を行っているためです。
―横浜市内に、同じような状態になっている職員住宅はありますか?
はい、金沢区に富岡アパートと、南区に大岡アパートがあります。
金沢区の富岡アパート。敷地内は木や草が茂り、建物は3棟建っている
裏にまわってみると同じようにフェンスで囲まれた広い空き地がある
南区にある大岡アパート。ここは1棟だけである
敷地内はやはり、木や草が茂っている
―今後はどうなって行くのでしょうか?
廃止になった建物が建っている県所有の土地に関しては、まずは県の中で利用方法を検討して、それがなければ地域の市町村で利用方法を計ってもらい、それもなければ民間に売却するという方針になっています。
また、県の職員住宅に関しては、県の財政難のため、今年度で全部を廃止することが決まっています。全部が廃止になった後は、順次利用方法が検討された後、民間に売却していくことになります。
つまり、廃止された県の職員住宅と土地は、まずは利用方法を模索し、それがなければ民間に売却されるという手順を踏んでいる段階ということだ。
取材を終えて
廃止になった県の職員住宅が建っているのは、いずれも、交通の便も日当たりも良い場所なので、ぜひ有効活用して欲しい。
職員住宅を廃止することによって、年間数千万円の維持管理費や今後の修繕費も削減できるという。年間の維持管理費にそれだけの費用がかかっているのであれば、一刻も早く対応していただきたいものだ。
―終わり―
ushinさん
2015年06月21日 17時33分
公共住宅に再開発してもそれに見合う賃貸料にしたら一部の金持ちのための施設に・・・と不満が出るわ、価値に見合わない低額で貸借したらばそもそも入居者だけが不当に利益を得るわ、民間に高額で叩き売っても本来市民の憩いの場所になるべき土地で特定業者が利を得たと文句言うわ、どう動いても役所が槍玉に上がるいい例です(笑)
owlさん
2015年06月13日 00時33分
みなとみらい線に乗ろう!!!
マイクハマーさん
2014年11月06日 07時32分
築31年で建物の老朽化による廃止というのはちょっと信じがたいですね、本当の理由は他にあるようにみえます、廃止後の処理についても遅すぎですね、これじゃあ市民の目は「本当は何もしないでほったらかしなんだろ」っていうふうに見られてもしかたがないと思います。