みなとみらいの新しい地下道がついに開通!その現状は!?
ココがキニナル!
臨港幹線道路の地下トンネル部分がとうとう開通!その現状をレポート!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
地下トンネルは「みなとみらいトンネル」として3月19日に供用開始!当日は、小学生を対象とした渡り初めなどの開通イベントや式典が予定されている。
ライター:吉澤 由美子
はまれぽでも何度か紹介してきた、みなとみらいにある臨港幹線道路の地下トンネル部分が、とうとう開通するらしい!(みなとみらいの新しい地下道ってどこに抜けるの?)
これまで開通に関しては、グランモール公園をはさんだ横浜美術館の向かい、みなとみらい34街区に新しくできる三菱地所の大型商業施設オープンがキーポイントになると伝えられてきた。その34街区ビルのオープンに先駆け、3月の供用開始を目指しているとか。
大型商業施設の完成は2013年6月予定
ということで、さっそく港湾局でお話を伺ってきた。
目の前に迫ってきた開通の日!
横浜市港湾局で、臨港幹線道路の地下トンネルについて教えてくださったのは、企画調整部企画調整課の岡靖之さんと千葉健志さん。
港湾局は、産業貿易センタービルに入っている。企画調整課は5Fにあった
取材した日にはまだ正式発表がされていなかったが、この3月1日(金)に地下トンネルの供用開始時期と名称がアナウンスされた。
地下トンネルの名称は「みなとみらいトンネル」で供用開始時期は、3月19日(火)だそう。当日は、開通イベントが行われる予定で、一般車が通ることができるのは14時頃からになる予定だ。
開通イベントは3月19日(火)午前9時15分~10時まで、臨港幹線道路山内側トンネル入口で行われる。内容は、事業説明、工事概要などの説明などが行われた後、本町小学校3年生が徒歩で渡り初めを行う予定だとか。
ワールドポーターズからクイーンズスクエアのあたりは、特に土日などで臨港幹線道路の交通量が多くなっており、それを受けてこの時期の供用開始となった。
サークルウォークの交差点近くに地下への出入口がある
取材したのは2月14日(木)。その時には、地下部分の整備がほぼ終わり、サークルウォーク手前の地下トンネル出入口付近で整備が行われていた。信号の停止位置などを含めた工事だ。
サークルウォーク上から工事の様子を見てみた
みなとみらいトンネルの内容は?
臨港幹線道路は、別名「国際大通り」。みなとみらい21地区と周辺部とを連結するための主要幹線道路だ。新港地区と山内ふ頭を結ぶ道路で、これは港湾施設。それで管轄が港湾局なのだ。
臨港道路の開通状況(点線部分が未完成) (Google Mapより)
この道路は本線(地下)と側道(地上)からなり、港湾関連交通と一般交通とを分離して、都心部の交通の円滑化を図るために作られたもの。
全長は約2.2kmで、幅員は46m。本線部4車線、側道部4車線からなる。
みなとみらい橋たもとの地下トンネル出入り口
みなとみらいトンネルは、臨港幹線道路みなとみらい21地区本線部であり、地上を走る部分が側道。地下トンネルの全長は、みなとみらい橋のたもとからサークルウォークまでの1.3キロだ。
青い線がみなとみらいトンネル部分(Google Mapより)
その間、「臨港パーク入口」「展示ホール北」「けいゆう病院前」「パシフィコ横浜前」「国際橋」「新港パーク入口」という6つの交差点をパスできる。
みなとみらいトンネルを通行できるのは自動車とオートバイ。原付もOKだが、自転車は通行不可だ。
通常の道路なので高さ制限はなし。地下トンネルは片側2車線あるが、当分は片側1車線に規制される。具体的には、道路上に白い区画線をひいたゼブラ処理を施し、ポールを立てて車線を絞るそう。