検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 建築系・物流(ドライバー)系の企業さまを大募集!
  • イチオシ「住む」バナー
  • はまれぽに無料でお店・会社が掲載できます!

ココがキニナル!

かつて存在した市民博物館、横浜市震災記念館ってどんな施設だったの? また、類似施設の建設計画はないの? 震災の記憶を風化させないためにもキニナル(にゃんさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

関東大震災の経験と教訓を後世に伝えるため、実物を用いての展示を考え建設された。市民博物館への改装を経て戦時に閉鎖。現在、再建される予定なし

  • LINE
  • はてな

2013年09月25日

ライター:永田 ミナミ

横浜市震災記念館とは

横浜にかつて、震災記念館という施設があった。
1923(大正12)年9月1日に起こった関東大震災の被害は、人口約220万人の東京市で住家全壊棟数が約1万2000棟だったのに対し、人口約42万人の横浜市では約1万6000棟。約290ヶ所に及ぶ火災発生場所も東京をはるかにしのぐものであった。震源地に近い横浜の被害は甚大だった。

関東大震災が横浜にもたらした被害やその後の混乱について書かれた書籍をいくつか開いてみたが、震災記念館についての記載は見つけられなかった。しかし調べていくと、震災記念館の建設は驚異的な早さで進められた、かなり大規模な計画だったことがわかってきた。では、いったいどのような施設だったのか。
 


横浜郷土史会編『横浜の史蹟と名勝(昭和3年)』(国立国会図書館デジタルライブラリーより)
 

34ページに横浜市震災記念館が載っている
<クリックして拡大>
 

「震災!!!」から始まる、現代にも充分に通じる警句がならぶ、読み応えがある本文
<クリックして拡大>


関東大震災の経験と教訓を後世に伝えるため、横浜市震災記念館は震災の直後に立案され、震災からちょうど1年後の1924(大正13)年9月1日、中区北仲通にあった横浜小学校校庭の一角に、バラック2棟、157坪というかたちで開館した。
しかし半年もたたないうちに用地買収によって移転を余儀なくされ、1925(大正14)年2月20日、中区花咲町の横浜市瓦斯(ガス)局跡の216坪の土地に同じくバラックで開館し、2代目となった。

ところが、またもや移転した場所に、本町小学校の移転が決まるという事態が起こったのである。そのため、1927(昭和2)年5月26日に閉館し、小学校の運動場の一角にバラック倉庫を建て、所蔵品はそこで1年間保管されることになった。
そしてその間に老松町(おいまつちょう)で工事が進められ、今度はバラックではない「再び移転の心配のない堂々たる館が竣工」し、1928(昭和3)年8月1日に開館式がおこなわれた。
 


堂々たる震災記念館(資料提供:横浜市史資料室)


つまり、震災のわずか1年後に開館したあと、翌年に移転、その2年後にまた閉館、そして1年後に再移転するという、めまぐるしい運命にさらされるのである。1928年以降の横浜市震災記念館はどうなったのか。運命の続きを知るため、当時の資料があるという横浜市中央図書館に向かった。
 


資料からみえた「横浜震災記念館」
 


豊富な郷土資料を所蔵する横浜市中央図書館


東日本大震災からちょうど2年半にあたる9月11日だった取材日、1階には関東大震災と東日本大震災をテーマにした展示コーナーが設けられていたが、展示資料に震災記念館に関するものはなかった。そこで広大な「ヨコハマ資料部門」がある3階に上がると、すぐにいくつか貴重な資料を見つけることができた。
 


保存のためのカバーや封筒に入った当時の資料
(資料提供:横浜市中央図書館所蔵)
 

 『横浜市震災記念館概要』
(資料提供:横浜市中央図書館所蔵)  


   1924年9月1日に開館した初代震災記念館
(資料提供:横浜市中央図書館所蔵)  
 

       翌年、花咲町に移転した2代目震災記念館
(資料提供:横浜市中央図書館所蔵)    


  1928年に完成した老松町の3代目震災記念館
(資料提供:横浜市中央図書館所蔵)    
 


   3代目震災記念館の館内見取図(資料提供:横浜市中央図書館所蔵)    


横浜震災記念館とはどんなものだったのか?・・・次のページ≫

 
  • LINE
  • はてな

おすすめ記事

【横浜の名建築】横浜開港資料館旧館(旧英国総領事館)

大人も子どもも遊びながら理系脳が活性。科学を身近に感じられるエンターテインメント性の高いミュージアム

  • PR

3.11の震災で横浜のどこが沈下したの?

雨でも安心の屋内施設。安全に配慮した環境で、思いきり身体と頭を使って、夢中になれる遊びがいっぱい!

  • PR

大岡川沿いの桜の木がバサバサ伐採されているって本当?

厳しい社会という戦場を生き抜く大人達の遊び場!巨大屋内型サバイバルゲームフィールド「ウーパー新横浜」

  • PR

横浜「1000ぶら」商店街探訪Vol.26 港の見える丘公園と根岸森林公園をつなぐ下町山元町の商店街で愛の告白

横浜駅から20分の場所で非日常を満喫。家族旅行やみなとみらいの観光にオススメな、横浜唯一の料理旅館

  • PR

新着記事

横浜市内ではしか患者が発生! 移動経路や麻しん予防のためにできることは?

    • 面白かった44
    • 面白くなかった1
    • コメント1
  • 2019年02月19日

横浜赤レンガ倉庫で「パンのフェス2019春」が開催! 市内の参加店舗は?

    • 面白かった34
    • 面白くなかった1
    • コメント1
  • 2019年02月20日
建築系・物流(ドライバー)系の企業さまを大募集!
イチオシ「住む」バナー
2月イベントカレンダー
--無料掲載案内--

はまれぽ編集部のイチオシ

「通院」が「お出かけ」に! 「また来たい」と思える、地域のニーズをかなえた歯科医院「オリーブ歯科」

  • PR

横須賀の米軍施設を影で支える企業があった!? 日本の安全をメンテナンスする「ニッカイ」

  • PR

詰め込むだけでは、ダメ。人の声をよく聴き、自ら考えられる人をつくる。高い合格率を誇る「啓進塾戸塚校」

  • PR

年中無休体制、本当に「手厚い」ケアができる「ベルジェ動物病院」

  • PR

穏やかな語り口の中にある熱い思い!「子どものいない夫婦における遺言書作成の大切さ」を説く!

  • PR

横浜駅から20分の場所で非日常を満喫。家族旅行やみなとみらいの観光にオススメな、横浜唯一の料理旅館

  • PR

“世界に一着”が3万5000円から! 隠れ家サロン「EVERS SUIT」でオーダースーツデビュー!

  • PR

創業88年の老舗。“お酒のプロ”として、地元横浜の飲食店に最高のお酒を提供し続ける「酒の島崎」

  • PR

30~40代のオシャレメンズ増殖中! ゆるふわパーマで印象変えよう! 美容室「S. Blanket」

  • PR

リフォームも、新築も。良い家をつくり、まもり続けて40周年、進化を続ける横浜市栄区の地域密着型工務店

  • PR

みんなのキニナル投稿募集中!!

はまれぽ編集部が
キニナルことを調査してお答えします!!

  • 鶴見駅東口からさとうのふるさと行きのバスが出ています。ネットでホームページを見てもかなり古く、なんと...

  • 金沢区にある富岡総合公園のすぐ近くに富岡住宅という4棟だけの団地がありますが、誰も住んでおらずなんだ...

  • 新東名が3/17に部分開通するそうです。東名と圏央道との乗り換えが伊勢原に移るので、渋滞もましになる...

あなたはどう思う?

そろそろ始まる花粉症シーズン。花粉症対策する?

最近のコメント

アクセスランキング