デートで洋食店に行くのが好きなクドーです。36歳です。独身です。めっきりデートもしてないです。
女の子がオムライスを目の前で食べる。とても素晴らしい光景。そんな女の子の姿が見たい気持ちながら、仕事というものは時に残酷で、編集怪獣こと山岸とオムライスが評判の店へと伺うことに。今回は昔ながらの「ケチャップライス」を使い、卵でライスをくるんだタイプのオムライスを中心にご紹介する。
　

最強の呼び声高いオムライス「グリル・エス」

まずはキニナル投稿にもあった、質・量共に圧巻というオムライスを提供する「グリルエス」。
みなとみらい線の馬車道駅から徒歩3分程度、渋い外観がお目見え。
　

外観もさることながら
　

店内もいい雰囲気です

来年、2015年で創業60年を迎える「グリル・エス」。
ランチでは方々で評判の高いオムライスやハヤシライスが人気のメニューとのこと。
夜はステーキがメインで、高品質な国産牛が通常よりお手ごろな価格で楽しめるという。
　

お話を伺ったグリル・エスの鈴木美恵子さん

オムライスとハヤシライス、ランチで看板の2品を注文。
まずはこういったものから運ばれてきた。
　

ライスメニューに付く福神漬けとらっきょう
　

シンプルなサラダ

酸味がほど良い自家製のフレンチドレッシングが食欲をスッと後押しする。さっぱりとして味わいもある。次第に料理も楽しみになってくる。サラダって意外と大事である。
そんなところでオムライスが運ばれてきました。
　

グリル・エスのオムライス（1260円）
　

では

卵は1人前で4つ使用。しっとり火が通った食感が楽しめるふんわり感。中のライスは米１合で角切りロースハム・エビ・マッシュルーム・グリンピースを具にあしらい、ケチャップの酸味とコクの効いた上品な仕上がり。
一口食べると、口の中で卵とライスがサッとひとつになり奥深い味わいが口の中いっぱいに広がる。とんでもなく、美味い。2センチはある角切りのロースハムとエビの食感も、卵と抜群にマッチしている。界わいでは最強の呼び声高いオムライス。少し鳥肌もんでした。
　

続いてハヤシライス（1260円）
　

では
　

香りは芳醇。コクは「濃厚の中の濃厚」でとてもコク深い。口にしたことのないコクと香り、衝撃的な味わい。とても、美味い。そしてビーフがとろけるやわらかさ。至福の味でした。
　

鈴木さんのはからいでまかないのスープもいただいた

キニナル投稿にあった量のすごさ、「卵4つで米1号」とはけっこうなボリュームである旨を鈴木さんに伺った。
　

「別にすごくないわよ（笑）」

創業から変わらないレシピで作られているオムライスは、一皿でちゃんと満足する量と、それに沿う味つけとして完成したという。
確かに大きいが、最後まで疲れずに美味しくいただけ、とても満足感いっぱいの味だった。

「グリル・エス」さん、ごちそうさまでした。