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野毛に多数あるゲイバー事情を突撃取材!

ココがキニナル!

野毛にはゲイバーがけっこうな数あるそう。一見さんやノンケ、女性でも気軽に入れるお店は?野毛で看板のない会員制バーは殆どゲイバーと聞いたことがあるんですが本当?(miyukidさん、むらさん)

はまれぽ調査結果!

野毛界わいに約50軒あるゲイバー。そのうち、6~7軒は女性でも入れるMIX店。会員制バーといえど、すべてがゲイバーでもなかった

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ライター:クドー・シュンサク

ゲイバーといっても、すかさずピンとくるのはその筋の方々であるが、近年は比較的に間口が広がっている感のあるゲイバー。しかし、まだ謎の部分もある一種のカルチャーと言える盛り場、ゲイバー。
気軽に入れるところ、会員制の諸々や種別、野毛に足を運び、聞き込みと足で探したゲイバーに突撃取材というスタイルでいってみたいと思います。



ゲイバー探し



新宿のゴールデン街で働いていたころ、よく2丁目のその筋の方々と交流があり、ゲイバーに連れて行ってもらったことはあるが、ツテも何もなく飛び込みで調査はなかなかの緊張感。まずは野毛界わいに「会員制」と書かれた店がどれくらいあるか、見てまわることに。
 


まずはこのスナック
 

会員制

 
店構えだけではスナックと書かれていれば実際ゲイバーかどうかはわからない。
 


このスナックも
 

シールが貼られてあるがおそらく会員制
 

こちらの倶楽部にも会員制と書かれてあった

 
このほかにも何軒か会員制の店を見つけた。簡単な特徴でいうと、外から店の中が見えないスナックやクラブには会員制と書かれている。
 


それらしき店のありそうな路地へ

決定的な会員制の店、見つけました。
 


このスナック
 

とのこと


メンズオンリー。これは、完全なゲイバー。女人禁制の男の花園。
そろそろ、この辺りのお店でどこかに突撃してみることに。
 


ここに決定


時代を超えたオーラと、少々不穏なあやしさがマーブルしている様相。店名と会員制の札のみ。スナックともバーとも書いていない。

店内に入る。中年の男性が二人、開店の準備をしていた。恐れ入ります、といった風合いで、「野毛にあるゲイバーの取材をやっていまして」とお店の方に伝える。「こちらはゲイバーでよろしいですか」とやんわり尋ねた。
 


「ええ、そうです・・・」


話を聞くと、ペガサスさんは野毛で30年ほど店をやっているゲイバーで、メンズオンリーではなく、俗に言うMIX(ミックス。男女問わず入店できる店)系のお店。野毛の老舗MIXゲイバーで、ゲイの方から一般の方を含め、いろいろなタイプのお客さんがいるという。
そして、「会員制」の札について。会員制と書かれてあればゲイバーというわけではなく、通常のスナックも出しているという。多くのお店は、単に一見さんが入れないように会員制としているとのこと。
 


おやおや

 
念のため、ボトルを指さし「最近髪を切った彼も常連さんですか?」と尋ねた。返答はごくスムーズに「あれは冗談ですよ・・・(笑)」。
 


取材に応じてくれたAさん(仮/名前は非公表)

 
「野毛にはたくさんゲイバーはありますよ。MIXもまだありますし、メンズオンリーは取材とかできないかなと思うけど・・・○○さんてお店はMIXだし、若い人が多いよ・・・うん」とのこと。
ペガサスを出て、また店探しをすることに。

小雨が降る夜の野毛を歩く。らしき会員制と書かれた店はある。ただ、ゲイバーでなければ意味がないので、なるべくあやしい風合いの店を探す。
 


ここにする

 
道路から少し奥まった所の雑居ビルにあり、道路やビルの入り口にも看板がない。ただ、ビルの看板に小さな看板が照明にあたり出ているだけ。上を見て歩かないと気付かない。秘密のにおいがする会員制。突撃ということで。