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大通り公園の地面が凸凹で危険!? ライター・クドーが体当たりで徹底検証!

ココがキニナル!

関内駅前の大通り公園ですが、地面のタイルが凸凹のあるものばかりで、白杖を使っている人や車椅子方には凄く不便だと思っていたのですが、改善はされる事はないのでしょうかね?(碧猫@雑種さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

確かに、凸凹のあるタイルもあったが、安全面では問題がないという理由から今のところ改善の予定はなし。しかし試してみると案外危なかった。

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ライター:クドー・シュンサク

いろいろな、それこそ本当にいろいろな人が往来する、中区と南区をまたぐ大通り公園。
メガネくん(編集部・宮城)とも取材の間がてら、陽気がうららかな日には休憩に利用させてもらったりもする。でも、あまりキニナったことはなかった、地面のタイルの凸凹。身体の悪い方や障がいのある方に不便なのであれば、それは良くない。
お役所に行って、まずは諸々の話を聞くところから。



地盤沈下? 震災? タイル凸凹の理由


 


キニナル投稿にあった大通り公園

 
実際、地面がどのくらい凸凹しているのかは現地で確認するとして、まずは横浜市庁舎内、南部公園緑地事務所の都心部公園担当の方にお話を伺う。
 


おじゃまします

 
受け付けを済ませ、中へ通してもらい、担当の方が来るのを待つ。席に着くとメガネくんは「震災の影響でどうにかなったんですかね~どうなんだろ~なんだろ~」と、このタイミングでねっとりつぶやく。なんか意味はないけど、無視。繰り返すメガネ。無論無視。
 


お話を伺う南部公園緑地事務所の都心部公園担当の北条さんと
 

塚本さん

 
大通り公園。開園は1978(昭和53)年の9月9日で、石の広場と水の広場、サンクンガーデンとみどりの森から構成されている。今回のキニナルにある凸凹している箇所があると思われるのは石の広場。JR関内駅から一番近いところ。
 


思い当たるであろう地面の凸凹の理由について

 
元々、大岡川の河川を埋め立てて作られた大通り公園。地盤沈下の可能性について尋ねると、横浜市環境創造局環境保全部水・土壌環境課が年に一度、大通り公園に限らず横浜市全域で調査を行っているそうだ。大通り公園一帯のエリアに関しては、地盤沈下は認められていないそう。

凸凹があるとすれば、2011(平成23)年に起こった東日本大震災による影響が考えられるという。
ちなみに、老朽の対策として石の広場が補修されたのは12年前。凸凹による危険性は、まだ実際問題として何も起きていないらしい。
 


何も起きていないならいいのかも・・・

 
北条さんから続けて「恐らく、車いすの方は平らなところを通るでしょうし、白杖の方もそこまで危なくはないと思います」とのこと。
なのであれば、現地でどれくらいの凸凹か、安全そうかそうではなさそうか、調査へ。
 


ご同行をお願いした
 

ここまで凸凹ではないだろうな

 
そんなこんな話をしていると、大通り公園に到着。
 


いらっしゃい

 
雨の中、地面のタイルの凸凹を見てみる。
 


まずは
 

凸凹のないところから

 
いたって、普通。歩くのにも全く支障がない。いいかんじの、石畳。
北条さんは加えて「安全に移動するなら、外側の歩道を使うと思いますし、危なくはないはずですよ」と話してくれた。
 


それでは
 

凸凹があるとされるこの広場へ

 
メガネくんが強めのおネエ口調で「クドーさん、アソコぉ!!」と言う。なんかいやな気持ちになったが、メガネの指す方向を見てみた。近づいてみた。
見た感想は「んー・・・凸凹だなぁ」というのが正直なところ。
 


これはけっこう
 

凸凹だと思うけどなぁ

 
安全というか、危険だという報告がないので問題ではないと思うが、実際に目をやると、安全そうに見るのは少し難しかった。
 


これは安全かなぁ

 
検証なりなんなり、やってみようと思った。
車いすと杖、やってみようと思った。