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みんなのキニナル

    コンドーム「サガミオリジナル」で有名な相模ゴム工業って厚木にあるんですね。工場の内部とか、あんなところやこんなところに潜入してみてください!

    腰痛おじさんさん

    本牧では,横浜市営バスの路線なのに,富士急行のバスが走っています。なぜでしょうか?キニナル!

    キングカズさん

    横浜各地の積雪状況がキニナル!帰れるか心配です。

    腰痛おじさんさん

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横浜のココがキニナル!

今井町に30年も前からある老舗ラブホテル「ニュー京浜」、中はどんな感じ?火事で結構な事故があったような。付近のラブホテル群も、交通の便が良くないのになぜ密集しているの?(ta-TAさんのキニナル)

はまれぽ調査結果

「ニュー京浜」は「モテル京浜」として1968年に創業し、大繁盛した。それにあやかろうといくつかのホテルがオープンした模様。

ライター:松宮 史佳 (2014年11月29日)

保土ケ谷区今井町に“30年以上も続くラブホテル”があるらしい! これまで何軒ものラブホテルを取材してきたが、これほどの老舗はめずらしい。長く続けることができた秘密は何なのか。また、ナゼ周囲にはいくつものラブホテルが集まっているのだろう!?

早速、超キニナル「ニュー京浜」へ突撃!



昭和43年創業の老舗モーテル「ニュー京浜」

JR東戸塚駅西口からバスへ。
 


5分ほどで「ゴルフ場下」停留所に到着


・・・改装中の建物「ホテルゴルフ保土ケ谷店」はラブホテルのようだ。
 


国際ゴルフ橋を渡ると、ホテル密集地帯へとたどり着く
 

横浜新道からは「ニュー京浜」の巨大な看板が!


ふと「この看板、見たことある!」と気づく松宮。取材で横浜新道を通った時に見たのだ! 「ニュー京浜」の看板は大きくてインパクトがあり、一度見たら忘れられない。
 


バス停から歩いて3分ほどで「ニュー京浜」へ到着


事務所を探していると、女性スタッフの方が案内してくれる。お礼を言い、中へ。すると、日本ハイウェイ事業株式会社、代表取締役の中嶋光(なかしまひかり)さんご夫妻&光さんのお母さんが迎えてくださる。

・・・取材というより“普通のご家庭に遊びに来た”感じ。超アットホームで和んでしまう。ちなみに会社名の“ハイウェイ”には「日本の高速道路を発展させたい」との想いが込められているそうだ。

光さんに取材の趣旨を説明し、「ニュー京浜」ができた経緯を伺う。すると、光さんの父で創業者の孝司さんの経歴から不幸にも起こってしまった火災まで、さまざまな話をしてくれる。まずは“モーテルの帝王”といわれた孝司さんの意外な経歴を尋ねることに。



元教師のモーテル王が建てた「モテル京浜」

「ニュー京浜」の前身は「モテル京浜」といい、光さんの父・孝司さんが1968(昭和43)年に創業した。(参考:『ファッションホテル夢空間名匠・巨匠の物語(久保田和夫)』)
 


上記については『性愛空間の文化史(金益見)』にも掲載されている


光さんは二代目。「今の建物になったのは1984(昭和59)年です」と光さん。その際に建物を新しくしたため“ニュー”が付き、「ニュー京浜」となったそう。
 


在りし日の孝司さんをかたどった蝋人形


孝司さんは1926(大正15)年、石川県に生まれた。もともと手先が器用で機械をいじるのが好きだった孝司さんは航空士官学校に入学し、整備士を目指す。だが、間もなく終戦。兄が戦死し、次男だった孝司さんは一家を支えるため、中学の理科の教師に(『ラブホテルの文化誌(花田一彦)』)。加賀市内の中学で教壇に立った。しかし、孝司さんは教師が性に合わず退職。好きだったダンスやジャズの趣味を生かし、地元でキャバレーを経営する。
 


マニアな情報が満載な『ラブホテルの文化誌(花田一彦)』


孝司さんは音響や照明の設備などに工夫を凝らし、店は評判に。やがて経営が安定すると、車が好きだった孝司さんは渡米。アメリカ全土をドライブした。自身の経験から“ドライバーが休息し、すっきりした頭で安全運転ができるように”と1963(昭和38)年、石川県加賀市の国道8号線沿いに「モテル北陸」をオープンする。
 


当時の「モテル北陸」の様子(『性愛空間の文化史(金益見)』)


また、孝司さんにはこれから「車社会が到来する」という先見の明もあった。「モテル北陸」は“部屋にそれぞれ駐車場が付いている”という「日本初の本格的なワンルーム・ワンガレージ式のモーテルだったんです」と光さん。
 


参考文献『文藝春秋:2008年6月号』「金益見著・ラブホテルとモーテルの研究」


当時、周囲に何もない山道に“全長60メートルもの宿泊施設を建てる”というのは画期的な発想だった。前例がなかったため、成功するとは思われていなかったそうだ。
 


かなりアメリカ的な「モテル北陸」のパンフレット(『性愛空間の文化史(金益見)』)


「モテル北陸」はドライバー1人から休息や宿泊ができた。家族用の部屋には二段ベッドやベビーベッドがあったとのこと。孝司さんは「アメリカ式のドライバーや家族向けのモーテル」をつくりたかったらしい。
 


画像を見ると「モテル北陸」には多彩な空間があったことが分かる(『性愛空間の文化史(金益見)』)

 

地域にもよるが、アメリカは車社会なので「移動は車が基本」
(写真は渋滞するロサンゼルスの高速道路)『日本大百科全書』


「ドライバーや家族向けに」とつくられた「モテル北陸」だったが、利用者はカップルが大半を占めていた。モーテルは周囲を気にすることなく、2人でくつろげる。また、狭い家とは異なり、「ゆったりできる」という点から支持されたのだろう。
 
 
そして「モテル京浜」が誕生。現在までの歴史や、あの火災事件の真相も明らかに! ≫
 

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