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西区花咲町に複合型住宅が誕生する理由は?

ココがキニナル!

横浜市西区花咲町に地域の課題を解決する「持続可能な住宅」ができるらしいけど、いったいどんなもの?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

2017年秋に高齢化に伴う医療・介護サービスや、待機児童解消の機能を持つ複合型住宅が完成。近隣の住民は賛成の声が多いが、小売店は関心が低い

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ライター:はまれぽ編集部

持続可能な住宅



横浜市と横浜市住宅供給公社(横浜市神奈川区栄町)は同市西区花咲町6丁目に「地域課題を解決する住宅」を建設している。
 


「地域課題を解決する住宅」の建設地
 

2015(平成27)年6月に着工済みで、2017年秋の完成を目指す。地上18階、地下1階の鉄筋コンクリート造で、延べ床面積は2万2644.09平方メートル。総工費は非公表。
 


建物の完成イメージ(提供:横浜市住宅供給公社)
 

なかなか聞きなれない「地域課題を解決する住宅」とは、どういうものなのか。市建築局住宅部住宅政策課の鈴木章治(すずき・しょうじ)課長と同公社街づくり部街づくり事業化の吉川和夫(よしかわ・かずお※吉は、士が土)課長に聞いた。
 


(左から)鈴木課長、吉川課長
 

横浜市は2011(平成23)年に国から環境問題や超高齢化社会への対応といった社会的課題に取り組み、魅力ある都市づくりを目指す「環境未来都市」に選定された。
 


環境未来都市のイメージ
 

これを受け、横浜市では横浜国立大学や東急電鉄などと産官学で連携し、たまプラーザ駅北側(青葉区)、洋光台周辺(磯子区)、十日市場町周辺(緑区)、いずみ野線沿線(泉区など)の4地区をモデル地区に指定。

住み慣れた身近な地域で、誰もが安心して暮らし続けられるよう、生活圏の拠点となる駅周辺などに、周辺住民の生活を支えるために必要な機能を集積。

郊外の住宅地の住環境を維持しつつ、通勤・通学の利便性を損なわないよう拠点駅との交通を確保するなど、市民生活を支えるコンパクトな住宅地の形成を進める「持続可能な住宅地モデルプロジェクト」を進めている。
 


洋光台周辺での「持続可能な住宅地モデルプロジェクト」
 

花咲町の「地域課題を解決する住宅」はその一環で、西区が掲げる「安全・安心なまちづくり」「いきいきと健やかに暮らせるまちづくり」という運営方針に基づいて高齢化社会に伴う医療・介護サービス、認可保育所などの子育て支援機能、周辺地域住民の交流スペースなどに対応する建物を建設する。