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2年続けてのトラブルで一時、式典中断も! 2016年の横浜市の成人式の様子をレポート!

ココがキニナル!

きょうは成人の日。横浜アリーナで行われた横浜市の新成人の様子はどんな感じ?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

約3万5000人が新成人の仲間入り。壇上に乱入した新成人のため、式典が一時中断するトラブル。実行委員会からは「同じ新成人として残念」との声

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ライター:はまれぽ編集部

日本最大規模の成人式



晴天に恵まれた2016年1月11日(月)、横浜市港北区の横浜アリーナで「成人の日を祝うつどい」が行われ、3万5331人が新たに「大人」の仲間入りを果たした。
 


冬の空に映える、あでやかな晴れ着
 

今年の新成人は1995(平成7)年4月2日から1996(平成8)年4月1日までに生まれた男女が対象で、過去5年で2番目に多いものの、最多だった2015(平成27)年の3万6166人と比べると835人少ない。

横浜市教育委員会によると、横浜市の成人式は全国でも最大規模だといい、会場周辺は色とりどりの晴れ着や袴(はかま)姿の新成人であふれ、中には友人との再会を懐かしむ歓声も上がっていた。
 


会場周辺は大混雑
 

「成人の日を祝うつどい」は新成人の中から公募で選ばれた9人で組織する「記念行事実行委員会(松野隼人<まつの・はやと>委員長)」が「SAILING~朝日かがよう海に こぎだせはまっ子~」をテーマに、2015(平成27)年5月下旬から準備を進めてきた。

はまれぽの2015(平成27)年の成人式のレポートを読んで実行員会の存在を知り、応募を決めたという松野委員長によると「成人になり、社会という大海原に出る自分たちが、それぞれの羅針盤のさす先へ『航海=SAILING』を始めていこう」という思いが込められているという。
 


入場券で「航海」をイメージ
 

また、地域とのつながりを大切にしたいという思いから、市内の商店街がおいしいものを競う「ガチ」シリーズとコラボ。参加者に配る小冊子に過去のグランプリに輝いた5店舗を掲載する試みも行った。
 


小冊子にもこだわり
 

式典は横浜市内18区を午前(神奈川、西、保土ケ谷、旭、港北、緑、青葉、都筑=計1万7955人)と午後(鶴見、中、南、港南、磯子、金沢、戸塚、栄、泉、瀬谷=計1万7376人)の2部制に分けて実施した。
 


会場を埋め尽くす新成人
 

午前10時30分から行われた第1回の式典では林文子(はやし・ふみこ)市長が「これからは今まで皆さんを支えてくれた人のためできることを考えてほしい。つらいことがあるかもしれないが、勇気をもって迷わずまっすぐ進んでくれれば」とあいさつ。
 


あいさつする林市長
 

引き続き、松野委員長が「きょう、この日を節目に志を新たにし、成人としての自覚をもって自分の羅針盤の指す方へ希望をもって羽ばたく」と新成人の誓いを述べた。
 


「港町ヨコハマから羽ばたきたい」と松野委員長
 

その後、2014(平成26)年の世界トライアスロンシリーズ横浜大会で2位入賞。日本ランキング1位で、今年行われるリオデジャネイロオリンピックの金メダルを目指す上田藍(うえだ・あい)選手が登場。

新成人に「自分が20歳だった12年前はとてもわくわくしていた。『こうなりたい』と思うものが見つかったら、ほんの少しでもいいので、行動に移してほしい。不安は自分のイメージで変えられる」とエールを送った。
 


リオでの活躍が期待される上田選手(写真中)
 

最後は恒例となっている『横浜市歌』の斉唱。参加者全員が声を合わせて歌い上げ、式典を締めくくった。
 


歌詞を見なくても歌える新成人もチラホラと