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国道246号と16号の町田立体本線部が開通! 渋滞は解消されたのか?

ココがキニナル!

国道16号町田立体が4月24日午前6時にいよいよ開通するそうです。渋滞が解消されるか楽しみです/開通式みたいなことはやるのでしょうか?(カレー南蛮さん/うにゅーさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

4月24日午前6時に開通したが、開通式は行われず。南町田北交差点~横浜町田IC間が8分から2分に短縮。渋滞も緩和されていたが、新たな問題も。

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ライター:はまれぽ編集部

慢性的な交通渋滞で人々を悩ませていた、国道246号線と国道16号線が交差する東京都町田市鶴間の東名入口交差点。以前調査したときには工事中だった国道16号線の町田立体本線部の建設工事が完了し、4月24日(日)の午前6時、ついに開通した 

 

 開通前日はこのように通れなかったが、当日は・・・(国土交通省関東地方整備局 川崎事務所提供、八王子方面より)
 


 4月24日午前6時15分ごろ撮影。すでに立体部分へ向かう車も見受けられる
 


 246号線の上を通るベージュ色の高架が開通部分
 

 
高架になっている246号線のさらに上を通るのか。かっこいいなぁと思いつつ、渋滞が解消されていなければ、計画発表から40年以上待った意味がない! ということで、開通2日後の26日、午前11時ごろに再び現地へ。
 
まずは開通したばかりの16号線へ。横浜方面から突入!
 

 

 雲が近い! それに信号もなくスイスイ通れる!
 

 あっという間に地上に合流

 
開通部分は横浜町田IC付近~南町田北交差点手前までの約2.1km。ものの2分ほどで、地上と合流する南町田北交差点に到着した。
 
いままでの地上のルートだと、東名高速から降りてきた車両、地上246号の車両も合流する慢性的な渋滞箇所「東名入口交差点」を通らなければならなかった。さらに、地上だと4つの信号を通過していたが、それがないため大幅な時間短縮になるのだろう。
 
 
 

お次は問題の「東名入口交差点」を調査! 


 
今度は南町田北交差点から横浜方面へ地上の16号線を進み、東名入口交差点を目指す。

 

 分岐を右に行くと先ほどの高架に入る
 

 地上、高架の16号線に挟まれる246号線が見えてきた

  
東名入口交差点に進入。確かに交通量は多いが、渋滞しているとは言えない。上りも下りも信号待ちはしているものの、車両の流れは良好。ところどころ車が通らなくなる瞬間もあった。
しかしこれだけで「渋滞解消」という結論を出すわけにはいかない。車を降り、周辺の方に開通後の状況を伺った。

 

 まずは相模原から神宮へ野球観戦に向かう4人組

 
「横浜町田ICから南町田北交差点まで、以前午後5時くらいに通った時は30分くらいかかっていました。開通後は立体を使わなくても10分くらいでしたよ。工事が終わって道が広くなったことも渋滞が緩和された要因だと思います」
なんと! 通行時間が3分の1にまで短縮したという話が。確かに緩和されているのかも。
 
続いて、南町田北交差点すぐの「ゴルフ・ドゥ! 横浜町田インター店」におじゃますることに。

 

 車で通勤しているという店長さん

 
東名入口交差点の状況を伺うと・・・
「あの交差点を避けているので分からない」とのこと。この辺りを毎日のように通る人は住宅街を抜ける裏道を使っており、わざわざ合流しにくい16号線を利用する必要がないのだそうだ。なるほど、近隣で働く人は避ける道なのですね。
 
さらに、興味深いお話を聞くことができた。
「立体と地上の分岐点前で、クラクションが鳴る頻度がすごく増えました。道が変わったことを知らない人は分岐直前まで気づかず、とっさに車線変更を行う車両が相次いでいるみたいです」
 
店長さんいわく、使い慣れた道がいきなり変わった印象だったとのこと。開通時期の周知がしっかり行われていなかったのか? と疑問が浮かび上がる。
 
東名入口交差点付近に住む奥様にも伺うと、渋滞が緩和されたと実感しているが、やはり事前には知らなかったとおっしゃっていた。
 
交差点に接する形で店を構える車買取店「ラポール」の奥山さんに伺う。

 

 毎日目の前で渋滞状況を見ていた

 
開通後も特に変わったとは感じないとのこと。それどころか、「開通後すぐに南町田北交差点方面で事故が起きたようで、さらに渋滞がひどかった時間帯もあった」とのお話が。これは先ほどの「クラクション頻度の増加」の話につながっている感じがする。
 
開通されたことを知らなかったドライバーが多かったため、トラブルが起きているのかもしれない。
 
こうした状況が生まれていることを把握しているのか、改善策はあるのか。今回も国土交通省関東地方整備局川崎国道事務所に話を聞いた。