火事による一時閉店から8月27日再開、反町の家系ラーメン店「中島家」に突撃!
ココがキニナル!
中島家のその後は?/「中島家」が場所を変えて、新規オープンするそう/反町で営業再開した中島家の様子が知りたい!(山下のカモメさん、へぼっしさん、まぺきちさん、横濱spiderさん、ゆうっちょさん)
はまれぽ調査結果!
2015年11月に火事により一時閉店した中島家は2016年8月27日反町で再オープン。新しい店内はモダンな雰囲気でラーメンの味は閉店前と変わらず
ライター:はまれぽ編集部
1995(平成7)年開業、横浜市西区浅間町で20年続いてきた家系ラーメン店、中島家。「キャベツラーメン元祖の店」ともいわれ、熱いファンも多かった同店だが、2015(平成27)年11月2日に発生した同店の火事により、一時閉店を余儀なくされた。
ここで「店主こだわりの一杯」が提供されていた
ファンも多かった合わせ野菜ラーメン
閉店後はインターネットの掲示板やSNSを中心に「再開はまだか」という声があがっており、はまれぽの記事のコメント欄にも同様のリクエストが寄せられている。
そして、閉店から約9ヶ月後、ついに再オープンの日が来た。場所は東急東横線反町駅から徒歩3分。周辺には「田ぶし」などラーメン店が複数ある「ちょっとした激戦区」エリアだ。
8月27日、午前11時前、現地へ向かった。
待望の朝
看板のインパクト大
モダンなデザインの外観に赤い看板が映える。驚いたことにオープン時間である午前11時より前の10時45分、店内は満席で、行列ができていた。
お店から出てきたお客さんにお話を伺うと「午前10時40分ごろ、店主がお店をあけてくれたよ」とのことだった。
おじゃまします
と店に入ったのは編集長・吉田。会話の中で「ラーメン」という単語が出ると、そこだけ大声で「らあああめん!」という発音になるぐらい家系ラーメンを愛してやまないメタボ編集長は、颯爽と入店した。
「食券制!!!」「券売機だ!!!」と見れば分かることをウイスパー絶叫
以前の中島家には券売機がなかったが再開にあたり導入されていた。
「ステッカーだよ!!!」とまだまだフンフンする吉田
静かで穏やかな雰囲気の店内。照明もモダンで女性客でも入りやすそう
昭和の風情がただよう以前の中島家の店内
落ち着いた雰囲気の中でも列をなすお客さんからの静かな熱気が伝わってくる。食べているお客さんからも伝わってくる。なんだか、いい意味で「緊張感」のある時間だ。これはオープン日ならではの空気なのかもしれない。
同店店主の中島正昭(なかじま・まさあき)さんの顔つきも真剣だ。
中島家以前の店、東京都大田区の「こうや」の立ち上げ前は和食の料理人だった
麺上げもブランクを感じさせない手さばき
午前11時13分時点でも
満席
着席すると「1000本限定(なくなり次第終了)」のノベルティがもらえる
「これ・・・もったいなくて使えないよ」「うれしいなあ」とほくほくの吉田
卓上のメンバーは以前と変わらず
ほどなく待望のキャベツラーメン(830円)と
ネギラーメン(830円)が登場。ラーメンの価格には変更があった
スープの色は以前と変わらず
麺は変わっている
一心不乱に麺をすする吉田だが、ふと「麺は変わっている」とつぶやく。どうやら並んでいる際に麺箱をチェックした模様。以前同店は「酒井製麺」の麺を使用していたが、厨房には「菅野製麺(かんのせいめん)」の麺箱があった。
「ん」と「む」の間みたいな音声を発し続け、そしてひたすら食べる
吉田は「中島家のラーメンはすっきりしていて、食べやすいところがいいところ。バランスもいい感じ。そこは変わっていないと思う。昨日いただいたスープより濃厚になっている」とコメント。
・・・ん? 昨日?
何を隠そう、吉田は誰よりも先に開店にいたる経緯を知るべく、あらかじめ中島家再オープンの情報を仕入れ、中島家に向かっていたのだった。
中島家再開、店主の思いは≫