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中村橋―桜木町駅間、5路線あるバスで最速ルートはどれ?

ココがキニナル!

中村橋から桜木町駅へ行くバスは5通りあります。15、113、158系統の市営、110系統の京急、11系統の神奈中・・・どれが一番早いでしょうか?各路線の特長や歴史なども調査お願いします!(てぃるさん)

はまれぽ調査結果!

5本すべての路線に乗って調査。最初開通したのは京急バス110系統。一番速く着くのは横浜市営バス156系統だが車窓萌え度は11系統がトップ

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ライター:カメイアコ

横浜市南区「中村橋」の停留所から桜木町駅まで行くバスは、5路線走っているというキニナル。
横浜市営バスの113、156、158系統、京急バスの110系統、神奈川中央交通(以下:神奈中)の11系統が運行している。
 


中村橋は、桜木町行き以外の路線も多い

 
5本すべてのバスに乗ってみて、それぞれの路線の特徴をリストアップし、目的地(桜木町)到着時間や混雑度、車窓萌え度などを比較したい。が、まずは5つの路線の成り立ちについて、各バス会社に問い合わせた。



なぜ5路線のバスが走っているのか



横浜市営バス、京急バス、神奈中バスに、それぞれ「運行開始時期」、「1日の利用客数」、「中村橋―桜木町駅間までの距離」を伺い、当時の情報として残っている部分のみ回答を受け取ることができた。

<中村橋から桜木町の路線の運行開始時期と経緯>

横浜市営バス:市電の代替線として、113系統は1971(昭和46)年より京急バスと共同運行し、2006(平成18)年に委譲。156・158系統も市電の廃止によって作られた代替線(以前は76・98系統だった)で、2006(平成18)年に156・158系統として再編したもの。
神奈中バス:横浜市営バスで運行していた路線を2007(平成19)年4月に移管
京急バス:元々1928(昭和3)年に乗合自動車という会社が運行していた路線。合併を繰り返し、1971(昭和46)年から市営バスと110系統として共同運行していたが、2006(平成18)年に市営バスが単独運行を始め、現在は京急バスが管轄している。
 


神奈川県庁前を走る市電(提供:真殿英男さん)

 
<1日の乗車人数は?>

横浜市営バス:113系統:3751人、156系統:1407人、158系統:1669人(2014<平成26>年時点)
神奈中バス:1便あたり39.8人(※平日運行本数45便=約1790人/2015<平成27>年時点)
京急バス:中村橋から桜木町駅まで、明確な人数は数えていないため不明

<中村橋-桜木町間の距離(停留所の数※乗降箇所含む)>

横浜市営バス:113系統:3.55km(13ヶ所)、156系統:2.93km(11ヶ所)、158系統:4.5km(16ヶ所)
神奈中バス:6.29km(23ヶ所)
京急バス:4.41km(13ヶ所)
 


1965(昭和40)年ごろの中村橋(提供:久男@ダンスの先生さん)

 


周辺調査~実は地下鉄に乗った方が速いのでは?



中村橋は、横浜市営地下鉄ブルーライン吉野町駅が最寄り。停留所から駅まで徒歩10分もあればたどり着ける距離だ。ちなみに、吉野町駅から電車に乗れば桜木町駅までは6分で着く。

地下鉄を利用するのが一番早いというオチでは・・・。

5路線のバスが運行しているが、駅まで歩いて地下鉄に乗っても20分~25分もあれば桜木町に行けるのでは、という疑問が浮かぶ。

ちなみに横浜市営地下鉄は1972(昭和47)年に運行を開始しており、横浜市営バスの運行開始年と一緒である。続いて、横浜市営バスは2006(平成18)年に2系統の路線を増やしている。

それだけ利用者も多く、さまざまな要望もあったということが推測できる。
 


市営、神奈中、京急の停留所のほぼ中間に位置する「好田(よしだ)印房」

 
開業から40年以上の同店のご主人に「どのバス停を利用するか」を伺うと、横断歩道を渡ってすぐの“市営バス”を利用すると回答。「市営バスを使って桜木町に行きますよ。この近辺に住んでいる人は地下鉄よりバスを利用する人が多いと思います」とお話くださった。
 


市営バスの中村橋停留所

 
地下鉄には乗らないのか伺うと、「バスに乗って2つ目で吉野町駅に着くけど、それならバスで桜木町までそのまま乗った方が楽でしょ」と言い、バスに乗った方が移動が楽、とのことだった。

周辺取材中に感じたのが、中村橋はお年寄りが多く住むエリアということ。横浜市営バスや神奈中バスの停留所でも、65歳以上とみられる高齢者の姿が多かった。
 


神奈中の中村橋停留所

 
神奈中バスの停留所で待っている男性は、「この停留所をよく利用している。桜木町に行くにも11系統を利用する」とのことだ。

数十メートル先には、市営バスの停留所もあるのだが、その男性があえて11系統に乗って桜木町駅を利用するのは、「自宅から近いから」かもしれない。若者から見れば、たった数十メートルの距離と思うかもしれないが、足腰が不自由になった高齢者にすれば、少しでも自宅から近い場所を選ぶのだろう。多少の労力をいとわず、最短ルートで行くか。それとも、自宅のすぐそばから目的地まで楽に運んでもらうか。

ライター・カメイとしては、車酔いをしやすいので地下鉄に乗って目的地まで行きたいが、地下鉄まで歩くのが億劫だと言う人、ベビーカーや車イスの人にとっては、バスの方が断然便利なのだろう。



実際に乗ってみた

編集部・ヤマギシとライター・カメイで手分けして、5通りのバスを乗り比べしてみることに。調査開始時間は午後2時から午後5時までの間。ヤマギシが横浜市営バス158系統と京急バス110系統、カメイは神奈中バス11系統、横浜市営バス113系統、156系統に乗った。



横浜市営バス113系統

 

利用者の多い113系統※クリックして拡大


午後3時43分乗車。座席はすべて埋まっていた


午前7時台は22分以降、10分おきに来る

 
中村橋から出発し、吉野町、阪東橋、関内を通り、12の停留所を経て桜木町に到着する。なんていうか、とても「真面目」な雰囲気の路線で、通勤しているような錯覚に陥る。

 

関内駅


本町4丁目

 
113系統は、通学・通勤に最適なんだろうなという印象。横浜市営バスのほかの2系統よりも、利用者数が多いことからも、朝夕問わず、重要な移動手段となっているようだ。

所要時間:24分44秒



横浜市営バス156系統

 

一番距離が短い156系統※クリックして拡大


156系統の最終目的地はパシフィコ横浜

 
乗車時は、午後4時50分。この時間から桜木町方面に行く人は少ないようで、反対の路線が混み始める時間なのだと感じた。

 

ピンクのお店は、「
バービーカフェ


最近は女子も増えた
野毛

 
出だしは113系統のルートと似ていたが、吉野町1丁目から右折せず、前里町4丁目へ。日ノ出町、野毛大通りを通り、11停留所を経て、桜木町に到着する。

所要時間:16分33秒