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「おっさんの聖地」、野毛に女子が増えたのはなぜ?

ココがキニナル!

なぜおっさんの聖地だった野毛は今、女性客が増えているのか。野毛ではしご酒をしている女性の方々に取材してほしい!(nirnirさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

増えたと言われているのはここ3年ほどの間。テレビや雑誌などのメディア露出と、女性でも気軽に立ち寄れる新店がオープンしているのが理由のよう

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ライター:クドー・シュンサク

確かに気にはなっていた。「野毛に女の子増えたな」という、心のどこかにあったちょっとした気持ち。

なぜか、調査。




飲み歩いている女性に聞く

まずは、野毛で飲んでいる女性客に直接聞いてみる。「なぜ、野毛で飲んでいるんですか?」みたいな類で。

 

まず1組目
 

医療メーカの仕事をしているというみなさん。年齢は24歳ぐらい、野毛には「初上陸です」とのこと。お住いの地域もバラバラ。「今日はなぜ野毛に?」と尋ねてみた。回答は「野毛という名前は知ってて、今日桜木町の客引きのお兄さんにおすすめのお店を聞いたら野毛で飲んでみたら、と言われたので、決めました」とのこと。

パッと見て店構えから「バジル」に行きたいと思ったようです。ご協力ありがとうございました。

 

女性客発見
 

2組目のおふたり
 

本日は昼から飲んでいるというおふたり。今は22時。阪東橋在住で、20代。週末はよく野毛で飲むという。「なぜ、野毛ですか」という問いには「みなとみらいとかほかの横浜の街も好きですが、野毛が一番あたたかいというか、落ち着いた気持ちで入れるので好きです」とのこと。

おふたりが飲んでいた「蒸気屋」は2013(平成25)年オープンの新店。野菜メニューが多く、ヘルシーな料理を提供するので女性客も見たところ店にいるお客さんの3分の1くらいと多い。

 

続いてはこの方々
 

2軒目を終えこれから3軒目へ
 

三陽でいいかんじにできあがっている女性チームは目黒から来た飲み仲間チーム。1軒目は「福田フライ」で2軒目が「三陽」。このあとは「日の出理容院」に行くとのこと。「なぜ、野毛なんでしょう」と尋ねる。回答は「あんたクドー・シュンサクっての? 誰に断ってクドー・シュンサク名乗ってんの? ねぇ?」といった具合い。探偵物語です。

みなさんは野毛にはいつかみんなで飲みに行こうと話していたらしく、今日が初野毛。いい飲み屋街という声がいろんなところから入ってくるのも野毛に興味を持った理由とのこと。

 

「野毛最高ですよ! 次は3軒目です!」
 

「次5軒目で~す」
 

この2組は野毛の常連。常連組の方々に「なぜ野毛か? あといつから野毛で飲んでいますか」と尋ねた。なぜかという問いに理由は同じく「単純にいい店が多いのと街の雰囲気が独特であたたかい」とのこと。時期については、2人組は5年くらい前から。3人組の方々は3~4年くらい前から、とのこと。

みなさんご協力ありがとうございました。

 

ちょっと寄ってみることに
 

以前ほぐすかほぐさないかの取材でお世話になった末広さんへ。野毛で50年以上店をやっている方に客層の移り変わりなんて聞いてみようという流れ。



お店の方々に聞く

 

店主の中村さんに聞く
 

「確かに、ここ2~3年でどのくらいかは数えていないけど、女性客は増えたね・・・。んん・・・恐らくだけど、テレビ東京の番組で特集したのがきっかけじゃないかい」との見解。
「テレビに出ると若い女性が増えるってもんでもないけど、楽しそうに見えたのかな、野毛が」と話してくれた。

 

もう1軒聞いてみよう
 

創業40年の「鳥しげ」さん。お店の方の見解としては「“YOHO”や“116”といった女性でも入りやすい店が増えたから女性が増えたんじゃないかな。ウチは特に女性客が目立った、とは思っていないけど、確かに見ていてそう思う。“YOHO”や“116”などの店の女性店主たちが“ギルドとよばれる女性一人でも野毛を楽しめるようにする活動をやっていて、その方たちも引っ張っていて元気がありますよ」とのこと。

 

時期的にはいつごろからか聞いてみる
 

「もう2~3年くらい経つかな。そのころから女性客というか女の人が野毛に増えたなといういんしょうですね」。
テレビ東京で大きく取り上げられたのが2年ほど前。時期が重なるといえば重なる。

そぞろと一杯いただいたら本日は時間切れ。残念ながら「ギルド」の方に連絡してみたが現在活動をあまり行っていないとのこと。日をあらためて野毛に来ることに。