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横浜DeNAベイスターズ全力応援企画
横浜に根ざした舞台を中心に活動する、五大路子さんを徹底解剖!
イベントカレンダー2017年9月

Question みんなのキニナル投稿

投稿の中から、はまれぽ編集部もキニナルことを調査してお答えします!
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みんなのキニナル

    中華街にある老舗喫茶「ブラジル」が最近ずっと閉まっています。タマゴサンドとコーヒーが絶品の、常連客の多い知る人ぞ知る名店で、90歳近い老夫婦が経営しています。心配なので応援かねて取材してください!

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    LA-CL3さん

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横浜のココがキニナル!

山梨県道志村と横浜市で飛び地合併計画があった?/横浜市が断った理由/「水カフェどうし」って(浅田真央子さん/albireoさん/bausackさん/としお029さん/紀洲の哲ちゃんさん/もまさん他)

はまれぽ調査結果

2003年に道志村より「横浜市との合併」の申し入れがあったが、両住民の合併機運の高まりが欠けているなどの理由で合併には至らなかった。

ライター:楪 ゆう子 (2017年02月08日)

神奈川県の県境にある山梨県道志村(どうしむら)は、面積79.57平方キロメートル、人口1758人(2017年1月1日現在)の小さな村である。

 

神奈川県丹沢山地のふもとにある道志村(Googlemapより)

 
今回は、道志村と横浜市の関係について、前・後編2回に渡って記事をお届けする。

まずこの道志村が、かつて「県を越えた合併話」を横浜に持ちかけていたことをご存じだろうか。横浜市から直線距離で約55km。隣接してもいないのに、一体どうして?
 


なだらかな渓谷に囲まれた道志村

 
合併について横浜市に問い合わせたところ、横浜市水道局でお話をうかがえるということだったので、さっそく同局へ向かった。
 


パスポートセンターの裏に位置する水道局本庁(Googlemapより)

 
対応してくださったのは、同局浄水部水源林管理所長の温井浩徳(ぬくい・ひろのり)さんと同部担当課長の村田尚子(むらた・なおこ)さんのおふたり。
 


水道局本庁がある日土地山下町ビル

 
さらに、横浜市より政策局大都市制度推進課広域行政担当課長の堀敏彦(ほり・としひこ)さんと同課担当係長の小林弘典(こばやし・ひろのり)さん。山梨県道志村役場ふるさと創生推進室主幹の諏訪本英樹(すわもと・ひでき)さんにもお出でいただき、関係者が一堂に会する中で詳しいお話をうかがうことができた。
 


港町の横浜市役所


「道志みち」の中ごろにある道志村役場

 


横浜の水源地として100周年

温井さんと村田さんによると、道志村は横浜の水源地であり、市が管理する水源林があるのだという。

横浜の水源は、道志川・相模湖・馬入川・企業団酒匂川・企業団相模川と5系統。合わせて1日当たり195万5700立法メートルのうち、道志川系統からは17万2800立法メートルをまかなっている。
 


横浜の水源は5系統(横浜市水道局公式サイトより)

 
道志川系統の水は、相模原市にある鮑子(あびこ)取水ぜきで取水。同市青山沈殿池を経て、トンネルや管路を通って自然流下により横浜市旭区の川井浄水場へと送られている。

道志村は、1年の平均降水量が2223mm(横浜市は1688.6mm※横浜地方気象台より)と多く、豊かな森林に恵まれていることから、川の水質がきわめて良好な土地だ。かつて横浜港を発つ船乗りたちに「赤道を越えても腐らない水」とまで言わしめた名水が流れる道志川を、道志村の水源林が長年守り続けている。
 


清らかに澄んだ道志の川

 
「道志水源林」の歴史は古く、横浜市は1897(明治30)年に道志川から取水を開始し、1916(大正5)年に山梨県から道志村の面積の約35%に当たる2780ヘクタールの山林を購入(現在は2873万平方メートル、都筑区とほぼ同じ面積で横浜スタジアム約1096個分)。

それ以来100年に渡って、この山林を横浜の水源林として管理・保全してきた。
 


道志村の水源林

 
お話をうかがった温井さんが所長を務めている道志村の「水源林管理所」が開設されたのは、1917(大正6)年のこと。生まれも育ちも横浜の温井さんは道志村に単身赴任の形で勤務しているが、同管理所は開設以来、横浜市の管轄なので横浜市水道局の職員が働いている。

横浜の水道局職員が、100年前から山間の小さな村に赴任して森を守り続けていること自体が驚きであり、またつながりの深さを物語っている。
 


道志村にある横浜市水道局の「水源林管理所」

 


世にも珍しい「飛び地合併」?

このように、水源地と供給地として長年共に歩んできた歴史が、キニナル投稿された「道志村から横浜市への合併の申し入れ」につながったのだろうか?
 


道志水源林は1995(平成7)年、「水源の森100選」に選定されている

 
合併の件は、2003(平成15)年6月、当時の道志村村長に対して、住民グループが有権者1730人の4割弱にあたる653人分もの署名を集め、横浜市との合併を協議する合併協議会の設置を求めたというもの。
 


実現すれば「飛び地」県境合併の例に

 
この経緯を道志村役場の諏訪本さんにたずねると、意外な返事が返ってきた。

「10年以上前のことなので詳細をご説明すると長くなりますので割愛しますが、当時合併の話があったのは横浜市だけではありません。それ以前に、お隣の都留(つる)市や西桂(にしかつら)町、秋山村(現・上野原市)といった地域との合併をする中で、都留市との協議を終えた後、住民発議を受け、横浜市との協議も提案したと聞いています」という。
 


山梨県都留市の駅前からは富士山が望める

 
道志村が横浜市に合併を請求した2003年は、ちょうど地方分権一括法による合併特例法の改正によって、1999(平成11)年から2006(平成18)年までに日本の市町村数が3232から1821にまで減少した「平成の大合併」のさなか。道志村でも村の存続をかけた議論があったであろうことは想像に難くない。
 


山梨県過疎市町村マップ(山梨県全国過疎地域自立促進連盟公式サイトより)

 
 
幻の合併計画について横浜は?・・・キニナル続きは次のページ≫
 

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