検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 花火大会特集2018:横浜・神奈川県内の花火大会情報
  • はまれぽ.com無料掲載について

ココがキニナル!

野毛山動物園から少し離れた、説明しづらい場所にひっそりと「大学いも」の看板を掲げている小さなお店があります。なぜ大学いもなのか、いつからやっているのかなどが気になる渋いお店です(miyukidさん)

はまれぽ調査結果!

1953年創業の野毛山「内田大学いも店」は、ひもじい戦争を駆け抜けたお父さんの作る「安く、あと引く美味さのおイモ」をいただくことができる、行列のできる大学いも専門店だった。

  • LINE
  • はてな

2017年04月20日

ライター:山崎 島

お疲れ様です、山崎ですー。突然ですが、ヤシの木・たぬき・金沢・大学いも・大学で同級だった塚田くん、この5つに共通するのは、山崎が勝手にシンパシーを感じるということだな、と最近気づきました。こんなことを日々考えているなんて、自分大好きな暇人ですよね、救いようがないです。

今回は野毛山にある老舗の大学いも専門店に、取材進行を任せるとキレキレな編集部・岡田と行ってきました。



そもそも大学いも専門店って本当にあるの?

そのお店は野毛山をぐーっと上ったところにあるそうで、岡田と京急線日ノ出町駅で待ち合わせし、桜でも見ながらお山を登ろうやあ、と構えていたらまさかの雨ザンザン降り。厳しい登山となりましたとさ。

 

徒歩30分ほどだったでしょうか(グーグルマップより)
 

雨にまかれて歩いていると「大学いも専門店」って聞いたことないぞ。狐に化かされてるんじゃないか、寅だけど(岡田の名前に『寅』が入っている)と疑いが生まれてくる。そろそろ走って逃げようかな、と思っていると・・・

 

あ!
 

民家の軒先に「大学いも」の看板がありました!!
 

あるんだ、大学いも専門店。しかも閑静な住宅街に忽然と。こういう発見が日常の中の非日常っていうのかもしれない、なんか感動した。

 

そして店構えが渋い
 

横浜のライターを3年弱やらせていただいていますと、入る前から名店が分かるようになる、気がする。・・・ごめんなさい。でもここはきっとただならぬお店に違いないぞ。お邪魔します!

 

お店の中は
 

こんな感じ
 

本当に、お宅の軒先でやっているんですね。わたくし、大好きでございます。なんだか甘いにおイモ漂っていて、ほっこり落ち着く店内。イートインスペースは無く、こちらはテークアウト専門なんだな。

カウンターの奥の調理場には、これまたほっこりする雰囲気の男性がおられた。その方こそ、野毛山の大学いも専門店、ご店主の内田さんなのだ。

 

素敵でしょ
 

取材の旨をお伝えしたところ、お話をお聞かせいただけることになった。
「たくさんの読者がキニナッているお店なんですよ」とお伝えすると、内田さんは嬉しそうでした。



戦争中のひもじさを、ご商売の糧にして

「内田大学いも店」が創業したのは1953(昭和28)年。内田さんは東京のご出身で、ご実家は農家をされており、1949(昭和24)年に親戚を頼ってここ横浜へと来られたのだとか。
「戦争中、食べるものがなくて、イモばかり食べていた。戦争が終わってから美味しいイモを売って、ひもじかった人たちをおなか一杯にさせたいと思って、商売を始めました」と内田さん。

 

今でも100グラム120円からと、安い
 

当初は藤沢市や戸塚の農家からイモを仕入れ、焼きいも屋をされていた。仕入れや仕込み、販売など、すべて内田さんと奥様のお二人でやっていたそう。
「午前4時に起きてトラックで仕入れに行き、帰ってきて大きなツボで仕込んで、リヤカーと自転車で売り歩いていたね。アパートに住んでいたんで、隣の人に朝から何をやっているんだ、って言われたこともあった」

「その頃は焼きいもがとにかくよく売れて、配達先が24軒もあった。すべて自分たちでやるのは大変だったけど、でも人を使うと人件費がかかって、売値が高くなってしまうから、自分たちでやりました」と、開業されたころのお話をしてくださった。

 

ふむふむ
 

しかししばらくして、奥様が体調を崩した。原因は焼きいもを焼くために使用していたコークス(石炭が原料の、炭素を主成分とした多孔質の個体)の煙を吸ったため、のどを痛めてしまったのだ。

それからコークスを使用しない大学いもへと売り物を変更。内田さんのこだわりは「自分が食べてうまい! というのが大前提だということ。だけどうまいだけではダメ。あと引くうまさでなくては」美味しいものはたくさんあるが、あと引くおいしさ、とはまたさらに難しい。戦争でのひもじい思いを糧に、手と足をつかってつかって、内田さんも納得の現在の味に作り上げていったんですね。

 

一生懸命、こだわりを持って走り抜いてきた後ろ姿。言葉が出ない
 


いよいよ大学いもを実食! そのお味は?
 

おすすめ記事

野毛山公園に存在していた「野毛山プール」の歴史を徹底調査!

おしゃれな中に遊び心がある空間で素敵な時間を! 美味しさと楽しさにあふれる「Mid.Ru(ミドル)」

  • PR

「日本ナポリタン学会」は、どんな活動をしているの?

町の記憶を今に伝える心地良い空間に今宵も常連客が集う。南区にあるにぎわいの名店「仙や」

  • PR

青葉区にある「ナチュラーレ・ボーノ」で食べられる、横浜産の珍しい野菜とは?

裏横浜で絶品イタリアンをリーズナブルに味わえる「da TAKASHIMA(ダ タカシマ)」

  • PR

超レア? 横浜の老舗料理店も愛する「横浜生まれの焼酎」ってどんなもの?

JAZZの生演奏を聴きながら、昔ながらの手作り南欧料理に舌鼓。横浜駅西口「エルスウェーニョ」

  • PR

新着記事

横浜生まれのプロレスラー、鈴木みのるさんを徹底解剖!【前編】

    • 面白かった608
    • 面白くなかった5
    • コメント1
  • 2018年06月19日

横浜生まれのプロレスラー、鈴木みのるさんを徹底解剖!【後編】

    • 面白かった141
    • 面白くなかった0
    • コメント2
  • 2018年06月20日
花火大会特集2018:横浜・神奈川県内の花火大会情報
中華街/路地裏グルメ特集
イベントカレンダー

はまれぽ編集部のイチオシ

京都の自園で栽培した最高品質のお茶を横浜パッケージで! 忘れられない京都・宇治茶の味「又兵衛」

  • PR

「人をもてなす」基本中の基本に忠実だからこそ再訪を誓う。「焼肉おくう横浜本店」

  • PR

港町・横浜のシンボルで思い出に残る最高のウエディングを!訪れるたびに感動が甦る「横浜マリンタワー」

  • PR

人に馴染み、家族に寄り添うオリジナル無垢材オーダー家具と空間演出なら「3rd 東戸塚店」

  • PR

登記、相続、遺言など、人生の節目に直面する法律関連のお悩みなら、「司法書士・行政書士柴崎勝臣事務所」

  • PR

肉の聖地から直送される高級和牛を富士山の溶岩石グリルで提供「和牛&Seafood Micio」

  • PR

保険の疑問や不安に応えてくれる地域密着の保険ショップ「保険ラウンジ mioka上大岡店」

  • PR

空手とキックボクシングを熱血指導!「極真空手 瑞心道場」

  • PR

環境を考えること=クリエイティブ!? 中高生がゴミを作品に生まれ変わらせる「かんきょう文化祭」

  • PR

詰め込むだけでは、ダメ。人の声をよく聴き、自ら考えられる人をつくる。高い合格率を誇る「啓進塾戸塚校」

  • PR

みんなのキニナル投稿募集中!!

はまれぽ編集部が
キニナルことを調査してお答えします!!

  • 神奈川県は自転車の損害賠償保険加入を義務付ける条例を年度内に制定を目指す方針と発表しました。確かに全...

  • 白楽駅から妙蓮寺方向に5分ほど歩いたところ左手に新しいカフェができたようです。Rodiac Arke...

  • 大阪北部地震で発生した高槻市の寿栄小学校ブロック塀倒壊事故。最新ニュースでは上半分は後から単に積み重...

あなたはどう思う?

サッカーの「ワールドカップ」は見る?

最近のコメント