戸塚区下倉田町に「なべやん」という、味わい深い食堂があるらしい！

食べることが大好きな松宮は「なべやん」に向かうべく戸塚駅へ。

戸塚駅に到着！

東口から巨大なバスターミナルを通り、ベンチに座っていた年配のご夫婦に「なべやん」を知っているかと尋ねる。

東口駅前にある巨大なバスターミナル

すると、「聞いたことあるわね～。下倉田？あ、あのバス行くわよ！」とご婦人が言うと同時にバスが発車。
…走り去るバスを見つめる2人。

「…あなたなら歩いても早そうだし、大・丈・夫！」…というご婦人の言葉を信じ、道を聞いて歩いて行くことに。

しかし、早速「APITA」というスーパー前で迷う。そこで、犬を連れていた男性に「なべやん」への道を聞くと、「このバス通り沿いじゃなかったかな～」と教えてくれたので、ひたすらバス通りを大船方面に進む。

松宮またも迷う＠スーパーAPITA前

戸塚駅前から歩いて行くとかなり交通量が多く、車の往来も激しい。バスもかなり頻繁に通る。

かなりバスが頻繁に通る「バス通り」

だが、バス通りを進むにつれてどんどん道が狭くなっていき、歩道で人とすれ違うのにも苦労するほどだ。

歩道はかなり狭く、すれ違うのにも苦労する

伝説の大衆食堂「なべやん」発見なるか？！

15分ほど歩いてもそれらしい建物はない。不安になったので、駐車場に車を止め、休憩していたタクシー運転手さんに「なべやん」への道を尋ねると、親切にも車から出て来てくれる。

が、しかし、「確か、数年前にお店は閉店したみたいですよ」という衝撃の告白が！

急いで「なべやん」に向かう。「！！！」ない！跡形もなくお店がなくなっている！
…一体どういうことなのか？！事情を探るため、近くの理髪店へ。

「なべやん」が本来あるはずの場所(右側)

理髪店のご主人によると、やはり残念ながら「なべやん」は閉店したらしい。

がっくりと肩を落としていると、「僕、今でもおばちゃんとは付き合いがあるので電話してみます」と言ってくださるご主人。「ええ～！」思わず大声を上げる松宮。

なんでもご主人は「なべやん」のお母さんとは生まれて以来、50年以上のお付き合いがあるとのこと。

「なべやん」のお母さんは店を閉店後、今は車で数十分のところに娘さんご夫婦と同居しているようだ。

ユーザーさんから「キニナル！」というお問合せがあり、取材に伺ったとご主人にお伝えしていただくと、「よろこんで。今からぜひいらしてください」と取材を快諾！

「僕、一緒に行きます」とご親切にも、理髪店のご主人が車で「なべやん」のお母さん宅まで送ってくださる。車で走ること数十分。閑静な住宅街の一角にある「なべやん」お母さん宅へ到着！