市が尾駅近くの「Cafeあぷりこっと」はいつランチが食べられるの?
ココがキニナル!
市が尾駅近くの「Cafeあぷりこっと」。開店時間が12時~ですが、いつ行っても売り切れで、いつも食べそこねています。どうすればランチを食べられるか知りたいです。(takedaiwaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
日によってランチの数が決まるので、ランチがない日もあります。ランチを食べるには予約するのが無難です。
ライター:吉川 ゆこ
遅い時間に出向いているわけでもないのに、ランチが売り切れ!なぜなのか?
投稿いただいたtakedaiwaさんは12時半に出向いてランチにありつけなかったという。
ならば開店と同時に行ってみてはどうだろう?食べれちゃう?
そうすれば、“キニナル”は一気に解決だ!
市が尾駅東口から徒歩5分。駅前の通りに面しているので迷うことはない
店内はゆったりとしている
日替わりランチにありつけない理由
「いらっしゃいませ」とかわいらしい女性に迎えられ、席に着くなりランチを注文する。
すると、「日替わりランチは平日だけで、今日はやっていません」と答えが返ってきた。
取材日は土曜。ガーン!である。
これは単なる私の下調べ不足による敗北なのか(ちなみに、取材に伺う前に「Cafeあぷりこっと」のHPを確認したが、平日限定とは記されていなかった)。
事情を説明し、代表者の方に話を伺うことにした。
急な取材にもかかわらず笑顔で答えてくださった月一の会代表・梅山明子さん
「Cafeあぷりこっと」を運営しているのはNPO法人 月一の会。スポーツ大会や食事会などのイベントを行いながら、ひきこもりの若者やニートの居場所づくりを目的に活動している。「Cafeあぷりこっと」は今年7月にオープンした。
―ランチを食べたいのに売り切れで食べられないという話を聞きまして、今日は伺いました。
ごめんなさい。日替わりランチは平日のみですが、平日に来ていただいても食べられないことのほうが多いと思います。
―それはどうしてですか?
ボランティアスタッフと、ここに通ってきている方たちとでお弁当を作っていますが、その大半は社会福祉協議会やケアプラザといった委託先への配達と、テイクアウトとして店頭販売するもので売り切れてしまうのです。
「Cafeあぷりこっと」でランチをやってはいますが、店でランチを食べていただくことが主ではなく、委託先からの注文が少なかったり、店頭販売で売れなかったときだけ、ランチとして店で出しています。
そんな理由で店に出せるランチの数は、その日によって変動します。まったく出せない日もあります。
―これから数が増えて、いつでもランチが食べられるようになることはありますか。
そうしていきたいと思っていますが、この店は若者支援のための場として運営しているコミュニティカフェであって、普通の喫茶店のように飲食店経験者がやっているわけでもありません。まだオープンしたばかりということもあり、できることを少しずつ増やして体制を調えていきたいと思っています。ですから、「Cafeあぷりこっと」を利用することが、若者支援につながっているのだと温かい目で見ていただきたい。
日替わりランチはこんな感じ。コーヒーか紅茶がついて700円
―それでも、ランチを食べたいという方はどうすればいいでしょうか。
うちのことをよく知っている方は、来る前に予約を入れてくださっています。来店前に1本電話を入れていただければご準備いたします。週何回もお見えになるサラリーマンの方もいらっしゃいますよ。ボランティアスタッフがすべて手作りしているので、おいしいと言ってくださる方が多くて嬉しいです。