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JR戸塚駅で猛禽類が大活躍!?ハトのフン害をタカで解消!

JR戸塚駅で猛禽類が大活躍!?ハトのフン害をタカで解消!

ココがキニナル!

JR戸塚駅周辺のハトやムクドリのフン害を、タカなどの猛禽(もうきん)類を使って解消しようという取り組みが試験的に行われている。人が多く行きかう駅でそんなことやって大丈夫なの?(はまれぽ編集部のキニナル

はまれぽ調査結果!

戸塚土木事務所は、駅前広場でタカやミミズクを使ってハトやムクドリの追い払いを、12月まで試験的に実施。猛禽類を間近で見れ、行き交う人にも人気の様子。

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ライター:はまれぽ編集部

横浜市戸塚区のJR戸塚駅周辺は、ハトやムクドリのフン害が問題になっている。
そこで、戸塚駅周辺を管理している戸塚土木事務所は、タカなどの猛禽(もうきん)類を使い、ハトやムクドリを追い払う取り組みを試験的に行っている。

タカが街中を舞うところを見てみたい! ということで、この試験的な取り組みと、戸塚駅で猛禽類が舞う姿をレポートする。
 
 
 

JR戸塚駅の「ハト広場」


 
タカなどによる追い払いが行われているのは、JR戸塚駅の東口と西口にあるペデストリアンデッキと西口バスセンター下付近。今回は、西口ペデストリアンデッキに向かうことにした。
現地に到着すると、すでに数えきれないほどのハトがいた!
 


こっちにもハト・・・
 

あっちにもハト・・・
 

近づいても逃げないこの堂々たる姿

 
ハトがいる周辺を見渡すと、確かに無数のふんが落ち、そのまま放置されている。
 


駅直結のショッピングモール「トツカーナ」に向かう階段
 

周辺の路面も酷い・・・

 
JR戸塚駅のペデストリアンデッキは地元では「ハト広場」と呼ばれている。2019(令和元)年9月24日に行った土木事務所の調査では、東口ペデストリアンデッキに、60~150羽のハト、喫煙所の欅の木(けやき)に100~180羽のムクドリ、220~360羽のスズメを確認したという。

以前から追い払いの取り組みは行われており、「ハトにエサをあげないで!!」という看板の設置や“鳥が嫌う音を出す機械”や“鳥よけのピン”を設置している。しかし、未だにエサを与えてしまう人がいるため、あまり効果はなく、自然に生息する数より多くハトやムクドリが集まってしまっているそうだ。
 


東口ペデストリアンデッキにある“鳥が嫌う音を出す機械”
 

東口ペデストリアンデッキにある“鳥よけのピン”
 

呼びかけているにも関わらず、エサやりはなくならない

 
土木事務所は今までも様々な対策を考え行ってきたが、今回の猛禽類を使った追い払いの取り組みは初めて。委託を受けた「ふくろうカフェ 福来楼 本牧店」は以前、はまれぽでも取材した猛禽類を扱うカフェだ。


「ふくろうカフェ 福来楼 本牧店」は、鷹匠(たかじょう)をコンセプトにしたカフェだ。鷹匠とは、主君の鷹を飼い、鷹狩りに従事した江戸幕府の職名のこと。同店では店頭にいる猛禽スタッフとの触れ合いや販売を行っている他、害鳥獣の駆除と追い払いも行っている。
日ごろから街中に慣れた飛行ができるよう訓練を行っているので、安全に配慮して追い払いの取り組みにのぞめるというわけだ。