朝からやっている川崎駅前の居酒屋「丸大ホール」ってどんな店?
ココがキニナル!
川崎駅前にある「丸大ホール」っていうお店を取材してほしいです。居酒屋なのに朝8時半からやっているみたいです。どんなお店なんでしょう?(イッシーさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
長年変わらない味とサービスを守り続ける女将と、おふくろの味を求める常連客で賑わう懐にも優しい大衆居酒屋だった!
ライター:石元 優
キニナル投稿によると、川崎駅前になんと朝8時半から開いている居酒屋があるらしい。
お店の名前は「丸大ホール本店」。どんな客達が集い、どんな雰囲気を醸し出しているのだろうか?
今回は外から伺えない店内の様子を詳細にレポート!
京急川崎駅から徒歩2分、電光看板が目印
店前に着くと、朝からギラギラと光を放つ電光看板が目に飛び込んでくる。“お友達・グループでお気軽にお越し下さい。女性大歓迎”などという文字が連なっている。そこには磨りガラスのため見えない店内とは裏腹に、気兼ねなく入店してもらえるような配慮が感じられる。
8時半の開店とともに店内へ。外からは広そうに見えたが、一歩足を踏み入れてみると広くもなく狭くもなく心地いい広さ。
テーブルが6つに椅子がそれぞれ6つずつ。奥にはお座敷もあるようだ。
昔ながらの大衆食堂といった雰囲気
席に着きとりあえず生中(550円)を注文。座るや否や、すぐさま運ばれてくるお通しとおしぼり。
数多くの居酒屋に足を運んできたが、今まででおそらく一番早いレスポンス。
圧倒されるメニューの多さ
さぁ、これから丸大ホールの一日が始まる。この目でその様子をしかと見届けよう。
最初の客が来店
本日のお通しは、しばわかめのしそ漬け
開店から10分。まずは、30代のスーツを着た男性一人が来店。
朝ご飯か?それとも一杯やりにきたのか?と思っていた矢先、「生中!」と注文。
次に白髪のお父さん一人が来店。客の顔を見た途端、従業員は「冷たいのにする?」と一言。
お父さんは声も発さず頷くだけ。ははーん。常連さんに違いない。と思っていたら運ばれてきたのはお茶割りのレモン入り。
周りを見渡すと、納豆200円に生玉子50円といった朝ご飯メニューも存在するのだが、今のところ100%がお酒目的の客である。
ここでオススメを聞いてみることに。
従業員「白子とかかき酢はどうですか?よく出るのはもつ煮込みですけど」
筆者「ではもつ煮込みお願いします!」
人気メニューのもつ煮込み350円
あまりのボリュームにびっくり!こんなに親切な料金設定なのに、量も多いなんてかなりお得だ!もしかして味に問題があるのか…。
一口食べてみると柔らかく煮込まれたもつに感動!話を聞くと、このもつの煮込み時間は1時間で「しっかり煮込んでいます」と自信たっぷりの様子。この日もよく注文が入っていた人気メニューである。川崎のおふくろの味といった表現が似合う逸品だ。