横浜駅西口にある「歌謡曲BAR」ってどんな店?
ココがキニナル!
先日、西口でこんなチラシを渡されました。《歌謡曲BAR》という響きに興味はあるんですが、ちょっとドキドキするので、はまれぽさんで覗きに行ってもらえませんか?(cinnamonさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
ハマの歌謡曲BAR“プレイバック”。安心してお酒と古き良き歌謡曲が楽しめ、リクエストも可能。横浜の隠れた新名物になるであろう店であった。
ライター:クドー・シュンサク
ジャズバーやロックバーといった響きに耳は慣れているが、歌謡曲BAR。あまり耳にしない響きであることは確か。キニナルその店はどういった風情のどういった営業スタイルなのか。夕方、開店前から店へ伺うことにした。
店の様相とその誕生秘話
横浜駅西口から徒歩3分程、繁華街をぬけるとハマの歌謡曲BAR“プレイバック”のある雑居ビルがあった。
ビルの周囲はひっそりとした様相
“ジャパニーズグラフィティ”の文字とインパクトある店名ロゴ
店のある2階へ上がり、開店準備中の店におじゃました。
隠れ家感漂う入口
開店前の店内
早速、マスターである片島大輔さんに、この一種個性的な店について話を伺った。
自身もミュージシャンであるというマスターの片島さん
まず、店を開いた経緯について。片島さんが知人であるデザイナーの方を介し、某IT企業の社長と知り合い、その社長さんが歌謡曲BARを作りたいと話していたのが始まりで、接客業を生業としていた片島さんと意気投合。そして、音楽にも精通している片島さんをマスターとして店を立ち上げる運びになったという。
主に、コンセプトや営業スタイルは、オーナーである社長さんが打ち出し、今年の1月12日にハマの歌謡曲BAR“プレイバック”が誕生したという。
“プレイバック”のスタイル
店の奥にはスクリーンが
歌謡曲BARである“プレイバック”、ビールから各種カクテルを含めドリンクはおよそ70種類。フードはノスタルジーな駄菓子から、軽食、そして本格的なインドカレーまでが揃う。席数はカウンター7席と奥に大きめのテーブル席で、15人入れば満員になるという。客層としては女性客は20代後半の方が多く、男性客は30代後半から40代の方が中心になっているそうだ。
懐かしい駄菓子と音楽で一杯やる
そして、店の奥にある80インチのスクリーンとカウンター内に設置された42インチのテレビにて、70年代から90年代にかけての歌謡曲がランダムに映しだされるというスタイル。片島さんとそうこう話していると開店時間になり、この日の1曲目がスクリーンとテレビモニターに映しだされた。
1曲目は店名にもなっている山口百恵“プレイバックpart2”
ここ“プレイバック”特有の楽しみ方に、リクエスト方式のスタイルがある。
ドリンクを1杯注文するごとに、リクエストカードがもらえる。そこにお気に入りの曲を書きマスターへ渡すと、大きなスクリーンとテレビモニターからリクエスト曲が映しだされ流れるという、なんともテンションのあがるスタイル。
そしてトイレにもうひとつ、テンションのあがる施しがされていた。
なつかしのシングルレコードのジャケットが所狭しと壁を網羅