4月12日(火)、ついにプロ野球が開幕！

しかし、今シーズンの開幕戦 は平日の昼間という最も客の入らない時間帯での開催となった。

はたして、盛り上がり具合はどうなのだろうか？
そこで横浜スタジアムへ赴き、試合内容やファンの様子をレポートすることに！

いざ、ハマスタへ！

試合開始1時間半前の午前11時30分、関内駅南口。
球場へ向かうと思われる、ユニフォームを着たベイスターズファンがポツポツと出現。
　

今日から屋台も出ているようだ

横浜市庁舎前の信号を渡り、「がんばろう日本」と書かれたゲートをくぐる。
　

平日にも拘わらず観客が多い

スタジアムをぐるりと一周してみると、一塁側ゲート付近に人だかりが出来ていた。
一体なにがあるのだろうか？
　

この人だかりはなんなのか？
　

チアリーダー「ディアーナ」の挨拶が行われていた

試合時間が迫ってきたので、チケット売り場でチケットを購入し、会場内に入ることに。
　

外野自由席は1,800円。いつもながら高いと思う

試合は白熱の展開！劇的なサヨナラ勝ち！！

午後1時、横浜ベイスターズ vs 中日ドラゴンズの試合が始まった。
試合画像は大人の事情により割愛するが、試合展開は1回、先発の山本投手がドラゴンズ打線を3者凡退に切って取ると、その裏4番村田のタイムリーで先制、2回には2点を追加する最高の出だし。

しかし、4回に1点を返された直後、ドラゴンズの5番グスマンから逆転となる3ランを浴びてしまう。
いつもであればここからズルズルいってしまう展開なのだが、粘り強く後続を断ち、逆転の機会を伺う。

その後、6回に村田の激走で同点に追いつくと、4対4のまま決着は最終回まで持ち越される。

9回裏、先頭の森本が倒れた後、7番吉村がこの日4安打目となる2塁打で出塁。
代打の金城がしぶとく内野安打で繋いで1死1、3塁のチャンス。
　

サヨナラのチャンスに、ライトスタンドは最高潮の盛り上がり！

ここで打席には6年目の苦労人、内藤。

3球目を弾き返しセンター前に抜けると、14,736人の観衆は総立ちで歓喜！まさにお祭り騒ぎとなった。
　

何度でも見たくなるスコアボードだ

ベイスターズファンの感想は？

8年ぶりに開幕戦勝利を収め、スタジアムを出ても興奮冷めやらぬベイスターズファンに試合の感想や期待の選手について聞いてみた！
　

会社の同僚の皆さんで来られたとのこと

―いい試合でしたね！
サイッコーですよもう！

―今年の注目選手は？
やっぱり吉村です！若手だと須田と荒波！二人ともまだ2軍ですけど･･･

―今年の順位予想は？
もちろん優勝ですよ！！メディアはみんな最下位を予想しているから、見返してやりたい！
　

生まれた時から横浜ファンというお二人

―試合の感想は？
村田が打って、吉村が打って、あの渋い終わり方。最高ですね！今年は期待できますよ。問題はまだまだいっぱいありますけど、一つ一ついきましょう！あとは筒香が上がってくること！

―今年は何位？
優勝しかないじゃない！当たり前でしょ！
　

「ちょっと飲み過ぎちゃいました♪」という女性ファンお二人

―今年応援する選手は？
石川選手！新沼選手！ハーパー選手！

―大分酔ってらっしゃるようですが…
天気がよくて、いい試合だったので、いっぱい飲んじゃいました(笑)
　

ベイスターズ応援団「全国星覇会」

―ついに開幕しました。応援団の役目とは？
選手は野球で被災地の人に元気、勇気を与えたいという思いでやっていますから、それを盛りたてるのが僕らの役目です。僕らは応援することしかできないので。それでチームが勝ってくれれば。

―応援しがいのある試合でしたが、今年は優勝できますか？
今のところ首位(笑)。このままいってくれれば！

―イチオシの選手は？
個人的には加賀選手です！今までは抑えにつなげる前にコケて負けるパターンが多かったので、中継ぎエースとしてそこをしっかり抑えてもらえれば。



「今年は変わった」ベイスターズ、継続できるかが鍵！

多くの人が「今年は違う」と実感した場面が6回裏。

左中間へのヒットを放ち、全力疾走で2塁打をもぎ取った村田が、ハーパー、森本の犠牲フライでこれまた全力疾走で生還した場面。「例年なら確実に単打で終わっていただろう」と口を揃えて分析していたのが印象的。

「常に全力疾走」「負けていても声を出す」という、近年見られなかった野球を見せてくれたベイスターズだが、冷静になればプロとして当たり前のことを実行したに過ぎない。

しかし、シーズンを通してこの姿勢が 継続できれば、今年は本当に期待できると感じさせた開幕戦だった。この姿勢を応援してくれるファンの方々に見せ続けることができれば、優勝も夢ではないかもしれない。

ぜひとも、ベイスターズには頑張ってもらい、横浜を盛り上げていただきたい。
そのためにも、はまれぽではベイスターズを継続して応援していきたいと思う。


― 終わり ―