松沢神奈川県知事の退任式はどんな感じだったの?
ココがキニナル!
松沢神奈川県知事の退任式があったみたいですが、どんな感じでしたか?
はまれぽ調査結果!
任期を満了し退任した松沢氏は、感極まって涙していました。
ライター:はまれぽ編集部
松沢成文氏は、2003年に初当選して以降、神奈川県知事を2期8年務めた。
マニフェスト(政策公約)を重視し、受動喫煙防止条例を全国で初めて制定したほか、電気自動車(EV)の普及などに積極的に取り組んだことでも知られている。
その松沢氏が、任期満了に伴い、2011年4月22日に退任した。
はまれぽ編集部は、同日17時に神奈川県庁で 行われた松沢氏の退任式を取材したので、その状況を報告する。
多くの人が見守る退任式で松沢氏が涙
我々が到着したころには、松沢氏の最後の姿を目に焼き付けようと、職員やマスコミ関係者だけでなく、支援者とみられる方々が大勢押しかけていた。
本庁舎玄関前には多くの人が
そして17時を少し過ぎたあたりで、松沢氏が壇上に登場。
任期を終え、職務を全うしたという自信からなのか、満面の笑顔を浮かべていた。
満面の笑顔を浮かべる松沢氏
退任の挨拶では、
「自分自身が思い描いていた政策や改革を実現でき、こんなに価値のある8年間はなかった。神奈川の力は先進力と協働力。新知事とさらに素晴らしい神奈川をつくってほしい」
と述べていた。そして、
「これだけ大勢の方に見送って頂いて、8年間ありがとうございました」
そう言いながら深々と頭を下げた。
感謝の意を込めて深々と頭を下げる松沢氏
その後、壇上から降りた松沢氏は、花束を片手に支援者や職員に一言二言、挨拶を交わしながら感謝の意を述べていく。
支援者に囲まれる松沢氏
感極まったのか、緊張の糸がとれたのか、松沢氏の目からは大粒の涙がこぼれ落ち、周囲の人の涙を誘っていた。
目からは大粒の涙がこぼれ落ちていた
涙を拭いて、最後の挨拶をする松沢氏
その後、松沢氏は車に乗り込み、神奈川県庁を後にした。
大勢の支援者や職員に見送られ、県庁を後にする松沢氏
車の中で何を考えているのだろうか
取材を終えて
ここに一つの歴史が幕を閉じた。
松沢氏の今後について伺ったところ、「1ヶ月ほど休みを頂き、熟慮したい」「これからも政治の道を進んでいきたいと思う」とのことであった。
しかし、退任したからといって、これで終わりではない。
充電期間を置いて、また政治家として活動していくようだが、はたして松沢氏にその資格があるのだろうか。
松沢氏が務めた2期8年間で神奈川の何が変わったのか?就任時に掲げたマニフェストを実現できたのか?
我々は、松沢氏にインタビューを申し込み、検証していく次第だ。
―終わり―
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