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『逃げ恥』続編へ期待大!? ドラマの聖地・横浜市がTBSと協定締結

ココがキニナル!

横浜市がTBSホールディングスと包括連携協定を締結! もしかして、あのドラマの続編が作られることに?(はまれぽ編集部のキニナル)

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ライター:はまれぽ編集部

今日もどこかでドラマのロケが行われている街、横浜市。

港から住宅街、田園風景にオフィス街まで、さまざまな「絵になる顔」を持っているからか、テレビなどでも重宝されがち。市では横浜フィルムコミッションなど組織して市内のスポットをロケ地などとして積極的に提供し、シティプロモーションに役立てている。

特に話題となったのは、2016(平成28)年に絶大な人気を獲得したTBSの連続ドラマ、『逃げるは恥だが役に立つ』。そのロケ地ははまれぽでも特集したほどだ。

 


日本中に”逃げ恥”ブームを巻き起こした(過去記事より)

 
そんな横浜市と株式会社東京放送ホールディングス(以下、TBS-HD)が、IoTなどの革新技術を活用した地域経済の活性化を目的に、包括連携協定を結んだという。

自治体がテレビ局と協定を結ぶというのはあまり聞いたことがない。「地域経済の活性化」というのはもしかして、さらに横浜を舞台にしたドラマが増えたり、テレビで見掛けることが多くなるのだろうか?
 


テレビ映えする横浜(フリー画像より)

 
その実態を知るべく3月27日、林文子(はやし・ふみこ)横浜市長と、TBS-HDの武田信二(たけだ・しんじ)社長による協定締結の現場を取材した。



「続編は新市庁舎で」林市長も『逃げ恥』要望



「私はもう、『逃げ恥』は何度も拝見しました」。
協定の締結に際し、林市長はそんな風に「TBSファン」を公言した。そのうえで、大人気ドラマの人気にあやかりたいと、「なんとか続編を、できれば建設中の新市庁舎を舞台にお願いできないか」と直談判する一幕もあった。
 


協定前日は放送していた『SASUKE』に夢中になっていたそう

 
一方、TBS-HDの武田社長は、同社が2011(平成23)年に横浜ベイスターズをDeNAに売却した際、担当者として林市長に説明に訪れたという。その際は「市長からお叱りを受けた」というが、「今回はやっと恩返しができた」と満足げだ。
 


地元企業として市との縁は長い

 
横浜市青葉区には、TBSの緑山スタジオがある。さまざまなドラマや『SASUKE』など収録されたこのスタジオでは、敷地を利用して横浜市の防災訓練が行われるなど、同社と市の関係は深かったという。

さらに市長は「横浜市消防局の出初式で、ドローンを飛ばしていた女性職員がいました。上手に操縦するな、と思っていたら、緑山のスタジオで訓練をしたんだそうです」というエピソードも披露。
 


広いスタジオでは訓練もしやすい(過去記事より)

 
緑山スタジオは「人口密集地区(DID)」の外に位置しているため、ドローンを飛ばすことに制限がない。
横浜市の企業間連携プラットフォームである『I・TOP横浜』にも参画するTBS-HDは、同スタジオでドローンの操縦訓練なども実施しており、横浜市消防局の隊員も、こちらでドローンの操縦を習ったんだとか。
 


ドローンは革新技術の代表選手だ(フリー画像)

 
担当者によれば、今後、協定に基づいて、市内の企業なども参加可能なドローンの操縦訓練を開催する意向だ。ドローンは悪天候時に飛ばすことができないなど制限もあるが、測量や調査などに使うことができ、中小企業にとっても利用価値が高い。
こうした技術を生かして、横浜の企業全体の後押しをしましょうということ。一方で、TBS-HDは市内の企業が持つ革新技術を活用・連携することができるようになるのだ。

横浜市内には約6000の製造業、3000のIT企業が集積している。その技術力向上を支援することになれば、確かに地域活性化につながる取り組みだと言えそうだ。
 


終始にこやかな協定式だった

 
一方、林市長もコメントしていたように、今後のドラマの撮影についてもキニナルところ。

TBSの担当者にドローンを活用したドラマ撮影など、今後の計画についてうかがうと、「ドローンの利点として、国民に客観的な映像を提供できることがあります。協定によって、今後はドローンを使う際の規制や手続きがスムーズに進むことにも期待しています。また、空撮などで面白い、エキサイティングな映像が提供できる技術が発展するかもしれません」と期待を寄せているようだ。

さらに、単に横浜を舞台にしたドラマを作るだけではなく、横浜の魅力そのものを映像にすることも視野に入っているんだとか。具体的な動きはまだまだこれからだが、ドラマにとどまらない形で、横浜のプロモーションにつなげていくことになるのは間違いがなさそうだ。
 


テレビなどで横浜を見かけることが増えそう

 
横浜市としては、今後もメディアなどから申し出があれば同様の協定を結ぶ可能性があるという。住民にとっても、横浜の活力や存在感が増していくのは喜ばしいこと。今後の展開にも注目したい。


ー終わりー
 
 

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  • 包括的とあるが
    具体的にはなんだろか。。

  • 林さん、くだらないことで浮かれてんなよ。大口病院大量殺人事件未解決だぞ。岡田といい浮かれたババアはロクな仕事をしない。

  • あぶない刑事は本当に横浜密着だった。大下(柴田恭兵)、鷹山(舘ひろし)、真山かおる(浅野温子)たち港署の後輩たちが先輩たちに憧れて『あぶない刑事』になるシリーズが見たい!キャストを代えて新しい『あぶない刑事』!舘ひろしや柴田恭兵、浅野温子などのメンバーはたまにゲスト出演にて、課長は仲村トオルで…(笑)ド派手な刑事アクションドラマ見たい!日テレさん、NISSANをスポンサーに頼みます!

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