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ウォルト・ディズニー・アーカイブス展が横浜赤レンガ倉庫で開催!日本初公開の貴重なアイテムも♪

ウォルト・ディズニー・アーカイブス展が横浜赤レンガ倉庫で開催!日本初公開の貴重なアイテムも♪

ココがキニナル!

2018年12月19日~2019年1月20日まで横浜赤レンガ倉庫で開催される「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展」はどんなコレクションが展示されるの?(はまれぽ編集部のキニナル)

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ライター:はまれぽ編集部

2018(平成30)年12月19日、横浜赤レンガ倉庫に「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展」がやってきた!!!
 


キービジュアル©Disney

 
「ウォルト・ディズニー・アーカイブス」とは、1970(昭和45)年にカリフォルニア州バーバンクで設立された、ウォルト・ディズニーとウォルト・ディズニー・カンパニーに関する史料の収集・保存をする、資料調査部門。1万を超える文書とグッズ、400万点の写真、1万2000冊の本、数千点の衣装と小道具などが保管されているが、一般公開されていない場所なので、誰もが簡単に入れる空間ではない。

この膨大なコレクションから、厳選された約420点のアイテムが横浜赤レンガ倉庫にて展示されるというから、ディズニーファンにとって見逃せないイベントだ!しかも日本初公開の貴重なアイテムもあるのだとか・・・!

はまれぽでは、限られた人間だけが入ることのできる特別な空間を再現した「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展」の報道向けプレスツアーに参加。どんな魔法が隠されているのか、みなさんにちょっとだけお教えしよう!
 
 
 

ようこそ、夢と創造の宝庫へ!


 
まず入口で出迎えてくれるのは、スクリーンデビュー90周年を迎えた世界中の人気者、ミッキーマウス!
 


ウォルト・ディズニー・アーカイブスのロビーにある巨大なショーケースを再現 ©Disney

 
米国のアーカイブスのエントランスにある巨大なショーケースを再現。一番左端のゾーンには、ディズニーが一番最初に製造したメモ帳をはじめ、腕時計やハンドカーなどのコレクションがずらりと並んでいる。メモ帳はとても貴重なアイテムのためオリジナルは展示することができなかったが、腕時計とハンドカーは本物。
 


初めて製造した商品がミッキーのメモ帳 ©Disney


独特な味のあるミッキーとミニーのハンドカー ©Disney

 
ハンドカーの製造元である「ライオネルトレイン社」は、このハンドカーのおかげで倒産の危機から脱出したそう。さすが世界のミッキーだ。

ショーケースの向かいには、これまた貴重なスクラップブック「ミッキーマウス」が日本初公開。数年前にプライベートコレクターから入手したアイテムで、本自体がベストコンディションでないために閉じたままでの展示となった。アーカイブスの方々はこれを「ミッキーの本」と呼んでいるらしい。
 


おや、こちらのチャーミングな男性は? ©Disney

 
「ミッキーの本」について説明してくれているのは、プレスツアーの案内人リック・ロレンツ(Rick Lorentz)さん。この日のために来日したアーカイブスの収集・展示アーキビスト。

続いてリックさんが案内してくれたのは、リサーチルーム。アニメーターたちが実際に使用するアニメーターズデスク、オリジナル原画作品などを展示している。米国のアーカイブスには、ディズニーの現役クリエイターたちもアイディアのヒントを得るために訪れるらしい。こんな素敵なデスクだったら仕事がはかどりそうだ!
 


アニメーターズデスク ©Disney

 
壁にはディズニー作品のトリビア解説やアーカイブス・スタッフが語るここだけの話などディズニーに関するトリビアも満載で目移りしてしまう♪

同エリアには、リックさんイチオシのウォルト・ディズニーが使用していたインクペンや読書用のメガネ、パスポートの複製まで展示されているから驚き。
 


個人情報が筒抜け(笑) ©Disney

 
続くエリアには、ディズニーに関する本・DVD・台本を製作する際に提供するリサーチ資料の数々が待っている。
 


『蒸気船ウィリー』の台本 ©Disney

 
そしてこの先は、一般の方でも撮影OKな小道具や衣装が展示してあるエリアへ。

映画『美女と野獣』からは、ボールルームでのダンスシーンで実際にエマ・ワトソンさんが着用した衣裳や、ルミエール、コグスワース、ポット夫人といった個性豊かなキャラクターたちの撮影に使用されたキャラクター・モデルを展示。
 


『美女と野獣』 ©Disney

 
映像で見た印象と少し違って見えるのは、実際の衣装がより美しく輝いて見えるよう「ピクシーダスト(魔法の粉)」によって魔法がかかっているから。
 


©Disney


リックさんと並ぶと野獣のスーツの大きさがよく分かる ©Disney

 
ベルのセレブレーション・ドレスに描かれた花々はすべて手書きしたものを生地にプリント。映像にはあまり映らないハイヒールも展示されているので、隅々まで鑑賞してほしい。
 


©Disney

 
さらに奥へ進むと、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』、『プリティ・ウーマン』、映画『シンデレラ』などの衣装がずらりと並ぶ。

こちらのジャック・スパロウの衣装は実際にジョニー・デップが着用したもの!
  


『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』 ©Disney


プリティ・ウーマンの衣装は実際にジュリア・ロバーツが着用したもの ©Disney


デイヴィ・ジョーンズの心臓もあるぞ! ©Disney

 
フロリダの「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」の人気アトラクション「ホーンテッド・マンション」で実際に使用されていたヒッチハイキングゴーストは今にも動き出しそうなほどリアル!ゴーストたちも、まさか日本に来るとは思っていなかっただろう。
 


「ホーンテッド・マンション」 ©Disney

 
アトラクションでは、こういったアイテムは定期的にアップデートするそうで、アーカイブスはウィッシュリストを作っているのだとか。
それでも毎日のように新しいアイテムがアーカイブスに届くそうで、映画などで使用された衣装や小道具などをすべて保管することはできない。リックさんが冗談で「ガレージセールでもしようかな」と言っていたが、そんなガレージセールがあったら世界中からファンが殺到しそうだ!
 
 
ウォルト・ディズニーの仕事部屋
 
ヒッチハイキングゴーストと同じエリアには、「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展」の見どころの一つ、映画『ウォルト・ディズニーの約束』にも使用された日本初公開のウォルト・ディズニーの仕事部屋が鎮座する。
 


ウォルト・ディズニーの仕事部屋 ©Disney

 
アーカイブスの最初の仕事が、ウォルト・ディズニーの仕事部屋にあったアイテムを数えることだった。鉛筆やペーパークリップ、ゲストからもらったミニチュアの置物など、忠実に再現されている。このデスクこそ、アーカイブスの原点とも言えるだろう。
 


数々の夢が生まれた特別な空間 ©Disney


オフィスアイテムも展示 ©Disney


写真中央の歌舞伎の本はウォルトの部屋に置かれていたもので、レプリカではなく本物!
ほかにも、ディズニーの経営危機を救った『白雪姫』に登場する7人の小人がいたり、ミッキーとミニーの誕生日を記念して製作された日本オリジナルのバースデーアートの初公開もある。更にディズニーと日本の絆を感じられる展示ほか、ここでは紹介しきれないほど、貴重なコレクションで溢れていた。
 


©Disney


日本オリジナルのバースデーアート ©Disney

 
実際に米国のアーカイブスでは、この何百万倍ものコレクションを保管しているというのだから、やはりウォルト・ディズニーは偉大だと実感せざるを得ない。

クリスマスシーズンにうれしいポイントとして、約100種類の展覧会限定グッズやミッキーマウスのオーナメントを飾った巨大なクリスマスツリー(12月25日まで)や、5体のミッキーと写真が撮れるフォトスポット(12月25日まで※変更になる場合があります)が用意されている。まるで横浜赤レンガ倉庫にディズニーの魔法がかかったようになっているので、この3連休やクリスマス当日に行ってみるのもいいだろう。
 


オーナメント風アクリルキーホルダー(各690円/税込み) ©Disney

 
数量限定のアクリルキーホルダーは横浜限定で12月25日まで販売。売り切れ必至のレアアイテムなので、ファンはチェックしておこう!
 


クリスマスツリーとフォトロケ ©Disney

 
ディズニーファンはもちろんのこと、そうでない方もきっとディズニーの魔法に心がときめくはず。2019年1月20日までの約1ヶ月間開催しているので、年末年始をキラキラと彩りたい方は足を運んでみては?
 
 
ー終わりー
 
 
ミッキーマウス スクリーンデビュー90周年記念
ウォルト・ディズニー・アーカイブス展 ~ミッキーマウスから続く、未来への物語~
期間:2018年12月19日~2019年1月20日
時間:午前10時~午後8時(※入場は閉場の30分前まで。会期中は無休)
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館の2階スペース
入場料:一般1500円(税込み/以下同)、高大生1200円、3歳~中学生800円、2歳以下は無料

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