資源循環局にイラストの上手なおじさんがいるって本当?
ココがキニナル!
横浜市の資源循環局にものすごくイラストの上手なおじさんがいます。元はプロだったそうです。面白そうなので調べて下さい。(ymyさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
イラストおじさんの正体は、吉野高夫さん52歳。37歳までアニメーターとして活躍し、『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』等の作品も手掛けていた。
ライター:クドー・シュンサク
	似顔絵を描いていただく
	 
	
	
	準備開始
	
	イベントでお子さん達に描く似顔絵同様、エコバックに描いてもらえることに。
	 
	
	
	使用するのは布用のマーカーとクレパス
	 
	
	似顔絵開始
	似顔絵を描いてもらいながらもいろいろと話を訊いた。
	アニメーターを引退してからは、怪我のこともあって、しばらく絵を描くことを全くしなかったという吉野さん。引退前の2年くらいは、絵を描くこと自体が苦痛になっていたという。
	
	その理由には、激務による気持ちの浮き沈みと、年下の世代に素晴らしい技術を持ったアニメーターが続々と現れる現実に、自分は必要ないのではとまで思ったこともあったとのこと。
	 
	
	
	話ながらもスラスラ描き進められる
	
	市職員になり、しばらく封印していたという絵を再開した理由は、結婚をして子供が産まれ、絵に対してつっぱっていた気持ちにどこか余裕がでてきたこと。そのタイミングで資源循環局の方からエコ活動普及における一環として何か絵を描いてほしいという依頼があり、またペンをとることになったという。
	 
	
	
	笑顔で絵を描き進める吉野さん
	 
	
	真剣な表情で色づけ
	
	今では、絵を描いて、それで色んな人たちが喜んでくれるのがとても嬉しいし、絵を描くのも楽しいと話してくれた。
	 
	
	
	描きあげた絵に紙をかけアイロンで熱を加え仕上げ
	
	吉野さんの諸々の話を聞きつつ、およそ30分強で似顔絵が完成。
	 
	
	
	完成。ありがとうございます
	
	「大事に保管せずに、ちゃんとエコバックとして使ってくださいね」とのお言葉をいただき、吉野さんは資源循環局職員の仕事へと戻られた。
	
	
	
	まとめ
	
	横浜市の資源循環局にいるものすごくイラストの上手なおじさんこと吉野高夫さん。
	16年に及ぶフリーアニメーターを経て市職員となった今も、紆余曲折はあったが好きな絵を描いて、横浜市民にエコ活動と笑顔を広める、物腰のやわらかさが印象深いおじさんだった。
	 





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烏龍茶さん
2014年01月30日 10時41分
プロに発注しているのだと思っていたまさか職員のおじさんとは!
ymyさん
2012年04月27日 22時33分
以前お見かけし気になっていました。今、絵を描いてご本人も楽しく職務にも生かされているとのこと、なんだか嬉しいです。調査どうもありがとうございました。
権之介さん
2012年04月24日 10時23分
現業職員のあり方が問われていますが、このような職員が現業職場で終わらないよう願います 広告屋が一枚かむイラストよりずっと人間味があって素敵だと思います