小学生が奮闘!キッズスタジアムで職業体験!
ココがキニナル!
8月15日、16日に横浜スタジアムで小学生が職業体験をするイベントがあるそうです。頑張る子どもたちの様子が気になります。(はまれぽ編集部さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
スタジアムの各所で小学生が大活躍!緊張した表情や笑顔が印象的なイベントだった!
ライター:田中 大輔
グラウンドでも大活躍
試合開始が迫ると、小学生の体験する仕事も競技運営に直接かかわるものが増えてくる。
選手がケガをしないように整備は入念に!
試合前や試合中のグラウンド整備も大事な仕事。
これから試合が始まるグラウンドに入って、実際にプレーが行われる場所を自分がきれいにするとあって、やりがい十分の作業だ。
スタメン発表の場内アナウンスもこの日は小学生の仕事。
緊張した表情で選手の名前を読み上げる
このアクティビティに取り組んだのは、小学5年生の青木実咲ちゃん。
ひと仕事終えた後、「すごく緊張しました」と話す実咲ちゃんだが、「失敗せずにできてうれしかった」と笑顔を見せてくれた。
野球に携われたのがうれしかったと話した実咲ちゃん
またチャンスがあれば、ぜひ挑戦したいと目を輝かせていた。
プレイボール前の恒例、dianaのダンス。もちろんこの日は小学生たちも一緒。
dianaのお姉さんたちとダンス!
とにかく元気いっぱいの小学生チアリーダーたち
“熱き星たちよ”を元気いっぱいに踊って、客席を盛り上げてくれた。
試合中だって仕事はたくさん
試合が始まっても小学生たちは大活躍。
バッターが打った後にバットを回収するバットボーイや、主審にボールを届けるボールガールなど、試合中のフィールドに入っての大事な仕事だ。
いつもはテレビで見てる選手たちが使ったバットを片付ける
(ⒸYOKOHAMA DeNA BAYSTARS)
試合で使う大事なボールを審判に手渡すボールガール
(ⒸYOKOHAMA DeNA BAYSTARS)
試合の合間にもグランド整備に出動!
また、スタンドではdianaと一緒にグッズ販売も。
大きな声を出してタオルやシャボン玉を販売
試合後には、ヒーローインタビューという大仕事もあったのだが、残念ながら16日の試合は引き分けに終わりインタビューはなし。
前日の試合ではベイスターズが勝利したため、小学生インタビュアーが登場し、荒波選手と藤井投手にインタビューをした。
お立ち台でインタビュー。テレビ中継にもバッチリ登場した
(ⒸYOKOHAMA DeNA BAYSTARS)
「来年以降も続けたい」
たくさんの小学生が実際の試合運営に携わって汗を流した今回の企画。
球団の担当職員・篠田さんは、「(他球団でも)こういうイベントを実施されていると聞いていますが、これほど大きな規模はなかなかないではないでしょうか」と胸を張る。
協力してくれたスポンサー各社、スタジアムや警備会社にも感謝、と篠田さん
バットボーイ体験などは特に人気で、少ない枠に応募が集中して残念ながら参加できなかった小学生もいたそうだ。逆に、チアリーダー体験など募集人数の多かったアクティビティでは応募者全員が参加できた。
「来年以降もやっていきたい。夏と言えばキッズスタジアム、という感じになれば」と話す篠田さんは2日間を振り返り、「子どもの喜ぶ顔がなによりうれしかった」と続けた。
取材を終えて
キッズスタジアムは今回が初めての企画なので、まだまだイベントのことを知らなかった人も多かったそうだ。そういう意味では、来年以降の開催にも期待がかかる。
緊張しながら仕事に一生懸命取り組む小学生たちの表情、そして終わった後の清々しい笑顔が、見てる方まで気持ちよくさせてくれる。それを見守る大人たちの優しい顔も印象的だった。
今後もぜひ続いていってほしいと素直に思える、なんともステキなイベントだった。
―終わり―