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馬車道を照らすガス灯の秘密とは?

ココがキニナル!

馬車道商店街にはガス灯が灯っています。電気を利用する場合に比べて、光熱費は高いのでしょうか。また、電球(蛍光灯)交換と同じように、定期的にメンテナンスも必要なのでしょうか(恋はタマネギさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

電気の街灯に比べると、維持費は高い。メンテナンスも必要で、委託している専門業者が年に2回の作業をしている

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ライター:田中 大輔

やっぱり電気より高いガス灯



さて、キニナル維持費だが、「年間で300万円くらいかかってます。電気の街灯よりは高いですね」と山口さん。
内訳はハッキリ分からないとのことだが、火を灯すためのお金、つまりガス代以上にメンテナンス費用に方がかかるんだとか。

ちなみに、お金はすべて商店街が負担している。
ガス灯設置の際は自治体と分担して行ったそうだが、ランニングコストは馬車道商店街持ち。
それでも、商店街の中で「お金かかるからやめようよ」という声は上がっていないそうだ。お金をかけても“馬車道らしさ”を演出してくれるガス灯を守ろうという心意気が感じられる。

 


街並みに溶け込むガス灯は、馬車道のシンボルのひとつだ


電気の街灯よりもお金がかかるというメンテナンスには、どんな作業があるんだろうか。
日々の保守や整備は専門業者に頼んでいるそうで、「詳しいことは私たちより、そちらに聞いた方が分かると思いますよ」と山口さんからのアドバイス。
さっそく業者に電話でお話しを聞いてみることに。



どんなメンテナンスが必要?



馬車道のガス灯のメンテナンスを行っているのは、東京ガスエネフロントという会社。
地域ガスエネルギー販売会社の運営とともに、日本全国でガス灯事業にも取り組んでいる会社だ。

ガス灯のメンテナンス作業は、建てられる環境にもよるが、おおよそ半年に1回ほど。馬車道商店街の場合も、年に2回の点検保守作業を行っているそうだ。

作業の内容には、マントル(火屋[ほや]とも言う)の交換、点灯部分をおおうガラスの清掃、ガスや空気を送り込むノズルの清掃などがあるとのこと。
 


ガラスはすすなどの汚れがつくと、明るさも減ってしまう


ガラス拭きやノズル清掃は素人でも分かるが、マントルとはなんだろうか。
発明された当初のガス灯は裸火を灯していて、明るさもイマイチだったそうだ。そんな状況を一変させた大発明がこのマントル。
オーストリアのカール・アウエル・フォン・ウェルスバッハが発明したこの装置は、綿糸や人絹などの繊維で作られた網袋に薬品を吸わせたもの。これをガス灯の着火部分にかぶせると明るさが5倍にもなるという、ガス灯にはなくてはならない部品だ。

ただし、これは消耗品。およそ半年に1回、環境によっては3カ月程度での交換が必要になる。馬車道商店街の山口さんによると、これが意外と高くついてしまうんだそうだ。



取材を終えて



馬車道商店街の場合、ガス灯の数が多いこともあってけっこうな額がかかってしまう。
でも、お金だけでは計れないものでもある。今回の取材ではそれを感じた。

実は、別の取材で都市整備局の人と話しときに、「馬車道商店街の人たちは歴史的なものを守ろうという意識が高い」と言っていた。
その言葉通りで、山口さんも「馬車道の本物志向というか、ガス灯もレンガも石造りの建物も本物で、そういったものを大事にしていこうというのが馬車道の思いです」と話してくれた。

10月31日からは、市と一体になって「横浜ガスライトフェスティバル2012」を開催し、スタンプラリーなどを通じてガス灯の魅力をアピールする。
この機会に、ただ明るい電気とは違う、ガス灯のやわらかい光に触れてみてはいかがだろうか。


―終わり―


◆横浜ガスライトフェスティバル2012
 

 
日時:10月31日 16:30~19:30
場所:馬車道通り~海岸通り~山下公園~マリンタワー
詳しくは
http://www.open-yokohama.jp/event/detail.html?CN=58301
(OPEN YOKOHAMA 2012 公式サイト)
 

この記事どうだった?

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  • 補修コストは掛かっても「馬車道らしさ』を残したい!と言う地元商店街の気概や良し!正直こう言う強い『郷土愛』は他府県でも大いに見習うべき物かと。(^_^;)

  • 凄いですね。カネカネカネの時代に、守る物の為に、ケチを言わない心意気、天晴れ!です(^^)

  • 去年、記事があったのですね。失礼しました。

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