本牧神社の横領事件、このまま不起訴で終わるのか?
ココがキニナル!
宮司の不起訴で幕を閉じたかに思えた本牧神社。横領事件としての捜査は、もう行われないのか?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
新しい証拠とともに「審査申立書」が提出され、横浜地裁検察審査会は、これを受理した模様。今後、立ち入った捜査が行われる可能性があれば、事件はさらに明確に
ライター:河野 哲弥
地元の住民は、どう思っているのか
現在、本牧神社の実務は、元原告側の鶴岡氏と神社本庁の代務者である吉田氏が行っている。このことについて、地元の意見を拾ってみた。
理髪店なら、街のさまざまな声が集まるかもしれない
地元の方に話を伺ったところ、問題の鶴岡氏についてよく聞くのは、「自らのことを(不正などの)暴き屋と呼ぶほど正義感が強い」という意見だ。事件が明るみに出たことにより、鶴岡氏を評価する人がいる一方、いつものクセで、自分が仕切りたかっただけじゃないかという人もいた。
中には「本牧神社を私物化しているんじゃないか」などの声もあり、賛否両論の状態。
そこで次に、鶴岡氏の自宅を訪問し、何があったのかをたずねてみることにした。
本牧某所、個人宅につきイメージ画像
ところが、事件や人事については、ノー・コメントとのこと。「ただ神職としての実務を遂行しているのみ」と話す。また、周りの人が鶴岡氏に対し、あたかも本牧神社を乗っ取ったかのように受け取っていることについても、別に気にしてはいないという。
行き詰まった状態に、新展開が
今も境内の「斉館」に住む本牧裕司氏は、宮司にとどまっているが、事実上の休職状態。
神社庁は、代務者を通じて沈静化を図ろうとしているが、地元と摩擦が生じ、その人事にも不透明感が残る。
鶴岡氏に対しては、評価する声がある一方、お家騒動を仕掛けたのではないかと疑う人がいる。
三者が複雑に絡まり合った中、さらに取材を進めると、横浜地検に関する最新の情報をつかんだ。
横浜地裁検察審査会による、「審査申立受理通知書」
検察審査会とは、不当な不起訴処分などが行われないよう、地方裁判所内に置かれた民意を反映させるための組織。情報筋によれば、現段階では審査申立書の受理にとどまっているものの、寄付金の動きに関する新たな証拠が提出されたこともあり、近々地検に動きがあるかもしれないという。
本牧神社の新展開、今回の取材で、ある程度のアウトラインはつかめたように思う。今後、地検が神社本庁の人事にまで踏み込んでいくならば、今回の一方的な解雇の裏側が見えてくるはず。それと共に、行方不明金や示談金の有無など、今まで見えづらかった資金の流れが解き明かされることを期待したい。
―終わり―
はまっこさん
2013年03月19日 15時36分
どうして「はまれぽ」はこの事件を何度何度も扱うのかキニナル・・・
ushinさん
2013年03月19日 14時27分
「赤坂日枝神社内巫女強姦事件」←これはヒドイ!「処女じゃなくなったら、巫女を務められなくなるじゃないか!・・・」いや怒るべきはソコじゃない。
かにゃさん
2013年03月18日 21時11分
不起訴になってるのにまだ追いかけるという事は、何か掴んでいると期待して良いのでしょうか。他人事として読んでいると面白い記事ですが、深追いしすぎて逆に訴えられたりしないか心配です。(前回の記事でもどなたかコメントされておりましたが。)