免許取得だけじゃない!はま旅Vol.7「二俣川編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第7回は、車の免許を持つ市民なら一度は訪れる、二俣川駅。免許取得だけじゃない、一日楽しめるスポットをご紹介!
ライター:鈴木 亮介
珈琲専門店「温故知新」で、漢気溢れるマスターと出会う
カウンターにテーブル席、テラス席もあります
落ち着いた雰囲気の店内には、RAMONESなどレコードのジャケットや90年代の雑誌が並ぶ。
メニューを見ると、ほとんどのケーキが200円と安い!早速ブレンドコーヒー(500円)とレアチーズケーキ(200円)を注文してみました!
ケーキは全てマスターの手作り
丁寧に抽出された炭焼コーヒーと、素朴な甘さのチーズケーキの相性は抜群!
マスターの宇佐美尚雄氏(53)が11年前に脱サラして始めたこのお店。音楽もスポーツもファッションも、古き良きものを大事にしようというコンセプトで「温故知新」と名付けられました。お店の常連さんにはサッカーファンが多く、マスターと一緒に試合をすることもあるのだとか。
漢気溢れる宇佐美マスター。「無敗」の文字が印象的
南口から、「大池公園」を目指して
さて、一息ついた所で、宇佐美マスターにも二俣川の名所を訪ねてみました。
すると、「こども自然公園、通称大池公園がオススメ」との回答が。
最初に駅前でリサーチした時にも何名かが挙げていたスポットです!
1km…ちょっと遠いなぁ
どこにでもありそうな名前の公園だなと思って軽視していたのですが、それほど皆が言うなら、実際に行かないわけにはいきません。
よし、行ってみよう!
駅南口から万騎が原への道は上り坂
真っ直ぐな道を進んでいくと、寂れたアーケードがあり、さらに進むと広い敷地の一軒家が道の両サイドを埋め尽くします。
この辺りの住所は「万騎が原」。鎌倉時代の合戦の激しさを表現した地名がそのまま現代まで残っており、周辺には源頼朝の重臣として知られる畠山重忠の碑もあります。
「万騎が原中央商店街」 勇ましい地名とは対照的に、シャッター通りが続く
そして歩くこと15分。ついにこども自然公園、通称大池公園に到着!
大池公園が見えてきた!
こども自然公園は面積約46.4haを誇る旭区最大の公園で、子ども達の遊べるアスレチックやちびっこ動物園に加えバーベキュー広場、そして何と言っても大自然を楽しめるのが特長です。
実に多くの親子連れでにぎわってました!
大池をバックに、童心に帰ってはしゃぐ記者
大池の周辺には大量の梅や桜の木、そしてイチョウ並木やモミジの木々が揃い、一年を通してその景観を楽しむことができます。夏場はゲンジボタルが飛び交う様子を観察することもできるということです。
満開のチューリップ畑が鮮やか!
小動物を触って楽しめる!
さらに、こども自然公園の中には野毛山動物園の分園である「万騎が原ちびっこ動物園」(入園料無料)があります!
「ちびっこ」という名の通り、モルモットやヒヨコなどの小動物が中心で、子ども達が手にとって楽しむことができるようになっています。
モルモットやヒヨコに触れて楽しめる
また、鶏舎ではゴイシチャボや比内鶏などの珍しい種類が飼育・展示されているほか、
クジャクバト舎という実に地味な…もとい、ユニークな展示もあります!
クジャクバトがたった4羽いるだけの小屋…地味すぎる!
帰りはバスで…
先ほど徒歩15分と申しましたが、歩くのしんどいよ!という方には路線バスがオススメです。
二俣川駅南口から相鉄バス「旭6・東戸塚駅西口行き」などに乗り「万騎ヶ原大池」停留所で下りると目の前がこども自然公園です。
10分間隔で出ているバスに乗って、駅まで戻ってきました
さて、夕方になり、この旅もいよいよ終幕。
最後に、駅名にもなっている「二俣川」を見て、旅を終わらせようと思います。
二俣川発見!何の変哲もない小さな河川でした
周囲をがっつりコンクリートで固められた、これといった特徴もない細い河川ですが、200年前には既にその名称が使用され(当初は二又川)、明治から昭和初期にかけては周辺地域の地名として「二俣川村」が使用されるなど、実は歴史のある川なのです。
旅を終えて…
そんな二俣川の旅を今回はお届けしましたが、いかがでしたか?
街を歩いていて感じたのは、駅前やこども自然公園など、休日ということを考慮しても、親子連れがものすごく多いということ!!やはり横浜駅から急行ノンストップ11分という近さ、閑静な住宅街に、豊富な品ぞろえの大型量販店に、何度訪れても飽きない、自然溢れる公園。
子育てをする環境としてはとても恵まれていると言えるでしょう。
記者も、こういうところにマイホームを構えてみたいなと思える、そんな街でした。
最後は、その場で思いついた「二俣川のポーズ」でお別れ!!
■今回のはま旅 「二俣川駅」周辺
・「サトウ生花店」 横浜市旭区二俣川1-48
・ラーメン「見聞録」 横浜市旭区二俣川1-45第一尚功ビル1F
・カフェ「温故知新」 横浜市旭区二俣川1-45-52
― 終わり ―
むつきさん
2016年07月24日 17時25分
小、中学校の時に万騎が原に住んでました。当日は万騎が原商店街は色々なお店で賑わっていたのに、今ではシャッター通りになっているのが寂しいです
へぼっしさん
2016年04月20日 09時02分
今回の記事には出てこなかったけど、地元民としてはトンカツの「カツフミ」は外せない名店。
のんべえさん
2016年02月01日 00時59分
二俣川、勤務場所最寄り駅が横浜駅であれば、居住地としては最高の場所と思います。ただ中沢から今宿町にかけては坂道多いから自転車だとつらいかな。