横浜市内のアットホームな味覚狩りスポットを教えて!
ココがキニナル!
東戸塚に果樹園が集まっている地帯があります。一般の人も果実狩りができるそう。そろそろ季節なので、どんな様子なのかレポートしてください。(hiwochanさん)
はまれぽ調査結果!
アットホームな雰囲気の中で果物狩りが楽しめる「平戸果樹の里」。幻の「浜なし」に出会えた! 11月までは柿やみかん狩りも楽しめる!
ライター:大和田 敏子
爽やかな風に吹かれて梨狩り初体験!
入園料は無料で、収穫した分だけの梨を買って持ち帰るという仕組みだ。岩崎さんの案内で、いよいよ梨狩りに。自分が採りたい品種の梨の木に案内してくれるので、好みの梨を採ることができる。コーラスの仲間だという女性グループとご一緒させていただいた。
青いネットで囲まれた中が梨園だ
梨園の中は木陰で、気持ちの良い風が吹いていた
一つ一つ大切に袋かけされた梨
「梨は熟すと、実の軸にある離層が発達するので、ハサミを使わなくても実をそっと持ち上げて軽くひねるだけで、簡単にもげる」と教えていただく。その通りにやってみると、簡単に梨がもげた。ハサミを使うよりずっと楽だ。
岩崎果樹園の梨には一つ一つ袋がかけられている。最近は品種や栽培法が変わり、袋かけをしない果樹園も多く、この辺りで昔ながらに袋かけをしているのは岩崎果樹園だけだそうだ。
大きな実を選んで調子に乗って取っているとアッと言う間にカゴが重くなるが、あともう一つと思わず手が伸びる。
梨狩り初体験。軽くひねるだけで梨がもげるのは新鮮な感触!
みな、談笑しながらも、熱心に梨を見極め、たくさんの梨を採ってカゴに入れている。中には、14~15個も入ったカゴを持っている人もいて、かなり重そうだ。
梨は、大人が手を伸ばすと採れるぐらいの高さになっている
戻ってきたら、採ってきた梨の重さを量ってもらってお会計。宅配の手配もできるのだが、たくさん採った人は、みな、リュックなどに詰めてしっかりお持ち帰りだった。
ちなみに筆者は6個1200円/2kg
岩崎果樹園では、町内会や子どもクラブ、学校などで果物狩りに来られる団体もあり、多い時は1日に100人近くが訪れるという。筆者が訪ねた時は、ご一緒させていただいたグループに加え、ご夫婦など7、8人だけだった ので、ゆったりと梨狩りを楽しむことができた。
梨狩りは、9月半ばまで楽しむことができる。かきは10~11月、みかんは11~12月だが、気候や品種によって時期が違ってくるので、事前に確認が必要だ。
ぶどうは例年、8月中旬~9月初旬までだが、今年は猛暑のため早めに終わってしまったという。
岩崎果樹園の皆さん
取材を終えて
取材当日は猛暑日に迫る暑さだったが、緑に囲まれた平戸果樹の里には爽やかな風が吹いていた。アットホームな雰囲気の中、梨狩りを楽しんで、思いがけないリフレッシュとなった。
岩崎果樹園に貼ってあった新聞記事の見出しには、「平戸果樹の里 都会のオアシスに」という見出しがあったが、その環境だけではなく、人と人とが触れ合う和やかな雰囲気も含めて「オアシス」だと感じられた。
「平戸果樹の里」の記事(日本農業新聞 2013年8月20日、11面)
―終わり―
「平戸果樹の里」に関する問い合わせ JA横浜川上支店
電話/045-822-1131
岩崎果樹園
所在地/横浜市戸塚区平戸5418
電話/045-822-3304
neko母さんさん
2013年09月26日 23時11分
梨狩りいいですねーぜひ行ってみたい
hiwochanさん
2013年09月19日 06時00分
レポートありがとうございます。値段が高いという意見もありますが、家族で行っても入場料が嵩むことはないので、イベントを楽しむつもりならリーズナブルかも知れません。東戸塚は、牧場もあるし農園もあるし、自然がたくさんあって楽しいですよね。
あまえびさん
2013年09月18日 17時08分
神奈川で梨狩りと言えばやっぱり川崎ではないでしょうか。川崎の方は「多摩川梨」というブランド(?)。南武線の久地あたりから矢野口あたりまで梨畑が広がっており(隣の稲城市にも梨畑があります)、即売のみのところや梨狩りが楽しめるところと色々あります。当方がよく行く梨畑も記事の岩崎果樹園と同じで入園無料、キロ当たり600円です。印刷された料金表がパネル掲示されていたのでJA単位かなにかの統一料金なのかも知れません。