大さん橋で開催中! 162種類のクラフトビールが集うJAPAN BREWERS CUP FESTIVALをレポート!
ココがキニナル!
国内外のクラフトビールの祭典「JAPAN BREWERS CUP FESTIVAL」。日本のビール発祥の地・横浜でどのようなビールが大賞を取るのかキニナル!(k2kaidouさん、えすさん)
ライター:はまれぽ編集部
冬のビールの祭典!
ビールの品評会とビールフェスティバルを融合した「JAPAN BREWERS CUP FESTIVAL(ジャパン・ブルワーズカップ・フェスティバル)2015」が1月23日(金)から1月25日(日)まで、横浜市中区の「横浜大さん橋ホール」で開かれている。フェスティバルの入場料は500円。当日券のみで、別途飲食代が必要となる。
25日まで開かれるJAPAN BREWERS CUP FESTIVAL
冬のビールイベントとしては日本最大規模の催しで、今年で3回目。
JAPAN BREWERS CUP 実行委員会の主催。横浜市中区にビール醸造所を併設したパブを持つクラフトビールメーカー、横浜ベイブルーイング株式会社代表取締役・鈴木真也さんが実行委員長を務める。
実行委員長の鈴木さん
品評会の審査員約35人は全員ブルワー(ビール職人)。
世界で最も多く造られているスタイルである「ピルスナー(24日午前開催)」と、強い苦みと高めのアルコール度数が特徴の「IPA(インディア・ペール・エール、25日午前開催)」の2品目で審査を行う。審査の様子は一般の入場者も見学できる。
午後に行われるフェスティバルでは、午前中の審査会で入賞したビールも飲むことができるというから、ビール好きにはたまらない。
今回は日本、アメリカ、ドイツ、ベルギー、チェコ、イギリスから30社、42の銘柄が集い、162種類が1杯300円から楽しめる。もちろん、鈴木さんの横浜ベイブルーイングも出展する。
鈴木さんこだわりの1杯も!
フードも充実していて「勝烈庵」の串カツや、中区吉田町の老舗「鶏肉専門店 梅や」名物のからあげなどが500円から楽しめる。
間違いなくビールに合うフードばかり!(写真は勝烈庵)
「ビールと言えば夏!」という気もするのだが、鈴木さんによると、冬に開催することにも大きな理由があるという。
「冬は夏場に比べると、ビールの出荷量が多くない分、熟成期間を長く取れるんです。大きいビール工場だと(造れるビールの量に)変わりありませんが、小さい工場しか持たないブルワリー(ビール工場)では、夏場は長い熟成期間を必要とするラガービールは造りにくいのが現状なんです」と鈴木さん。
それはつまり、冬のしっかり熟成された味に深みがあるビールが造れるということ。
冬だからこそ造れるビールが味わえるのが魅力!
鈴木さんは「そんな特別なビールが集まるのがJAPAN BREWERS CUP FESTIVALの醍醐味です。しっかり熟成の効いたビール職人自慢の一杯を飲んでほしいですね」と話してくれた。
また「ビールは好きだけど、そんなに詳しくない・・・」という方に向けては「ブルワーさんと話をしたり、とにかく種類を飲んで自分の好きなビールを探してください」との楽しみ方のコツを教えてくれた。