打倒関内二郎!?二郎インスパイア系「ハングリーピッグ」、独自の工夫とは?
ココがキニナル!
伊勢佐木モールの一本裏通りの末吉町に二郎インスパイア系ラーメン店「ハングリーピッグ」という聞いたような店があります。キニナルので調べてください。独自の工夫があると思うので、キニナル。(ushinさん)
はまれぽ調査結果!
二郎スピリッツを感じながらも、二郎と異なる味付けや店独自の工夫が随所に光っていた。中毒性は低そうだが、食べやすく味のバランスで勝負している印象
ライター:山口 愛愛
いざ、実食!
では、「ラーメン」(並=麺200g、650円)から注文。無料トッピングは、「ヤサイ」「ニンニク」「アブラ」の“全増し”でコール。
丼にスープを丁寧に移す。完成は間近
どどーんと、「ラーメン全増し」が登場!
茹でたキャベツと、こだわりの無農薬もやしがどっさり。アブラは生臭さがなく、みじん切りのニンニクはほのかな辛味を感じる程度に香りが立っている。
さて、いただきます!
てんこ盛りの具で麺は見えず、丼が小さく見えるほど
もっちりとした自家製麺を引きずり出す
コストパフォーマンス的にも満足の味わい!
無料トッピングはお好みで。課長とは化学調味料の略称で、旨味調味料のこと
厚みのあるバラ肉を使った焼豚も、もちろん自家製
豚のゲンコツ、背ガラを10時間煮込んでとったスープは、ほどよく出汁の風味と醤油が相まっている。
そこで「二郎のスープといえば決め手はカネシ醤油ですが、使っていますか?」と突っ込む千葉。カネシ醤油とは、カネシ商事が製造する、濃口醤油のこと。みりんなどで味が整えられており、ラーメン通の間にコアファンが多い醤油だ。
「実は、二郎は昔、カネシ醤油だったんですが、今は二郎の系列の醤油会社が作っている二郎専用醤油に変わっているんです。神奈川県で“カネシ醤油”を使っているのは、六角橋の豚星(ぶたぼし)とうちだけなんですよ」
厨房の奥まで潜入。この黄色いタンクはまさしくカネシ醤油
金田店長いわく、二郎専用醤油は、カネシ醤油よりみりんが多く、甘さが強めであるという。「豚骨に負けないくらい、甘くて濃い醤油が立っているのが二郎の特徴だと思いますが、うちはみりんが少なめで、パンチよりも全体のバランスを重視しています」
続いて、「みそラーメン」(並=麺200g、750円)を味わう。
濃厚な「みそラーメン」は女性にも人気!
もちっとした太麺に、しっかりとみそが絡む
二郎インスパイア系では珍しいみそラーメンは「リピーター率が一番高い」という。その人気の秘密は、何種ものみそと香辛料を独自のバランスで調合している、合わせみそにあった。このみそだけでも、みそラーメンは成立するというが、さらにラーメンの豚骨出汁で割り、濃厚でパンチのあるみそラーメンに昇華させていた。みそらーめんにも独自の工夫がほどこされていた。
この合わせみそのおかげで、辛味や旨みが後から追いかけてくる
「ガッツリ系でみそが食べられるのは珍しい」と千葉
最後に「まぜそば」(並=麺200g、750円)を実食。
「店を開店するまで、まぜそばなんて作ったこともなかった」と金田店長が笑っていたが、オープン当初からの人気メニュー。
一時は売れすぎたため手が回らず、夜の部だけの限定メニューにしたことも
具材は、金田店長が敬愛するジャンクガレッジに近い。アブラ、ニンニク、えび辛マヨ、焼豚、課長(化学調味料)、ベビースター風の麺スナックの真ん中に生たまごが鎮座。
卵を割って、混ぜる時間がたまらない
個性が光る具材たちの集合で、まったり濃い味にならないか心配になるが、しっくりと融合し、ジャンクでありながら、品の良ささえ感じる逸品に仕上がった。
千葉と分け合いながら、3食をペロリと完食。ボリュームはあるが、こってりとし過ぎていない分、最後まで箸が止まらなかった。
完食したところで、ジロリアン千葉から総合評価をしてもらおう。
<味の感想>
「全体をとおして野菜やニンニク、豚などの盛り方がとても丁寧。ラーメンはカネシ醤油、とんこつ濃度のバランスがよく、二郎と比べて上品な味。みそラーメンも同様に、とんこつとみそのバランスが良し。まぜそばも一見ジャンクっぽく見えるが、意外にもさらりと食べられる。
だがその反面、味のジャンク度は弱いので、中毒性は低いだろう。二郎インスパイア系と言われているが、インスパイア系の中ではトップクラスの味だと思う。また、店内の雰囲気や接客がよいので、女性でも気軽に立ち寄れると思う。」
という評価に。千葉の評価は上々のようだ。
味だけではなく、お客さんとの距離をほどよく保った何気ない会話も好感触。例えば、女性のお客さんが麺を少なめで注文した場合は、バランスを見て醤油を少なめなどにして、調整しているという。
電話番号が非公開なのも、作り手が1人のため、電話対応で接客や調理がおろそかになったり、電話に出られず休みと思われないようにとの配慮からであった。そのため、店の休業などの情報はツイッターで発信している。何気ない気配りができる店であった。
実食中、知らぬ間に満足の笑みがこぼれていた筆者。満足の1杯でした!
取材を終えて
ジロリアンにはパンチが少なく感じる人もいるかもしれないが、二郎が長蛇の列になっているときにハングリーピッグに足を運ぶお客さんもいるという。ぜひ、食べ比べて意見を聞かせてもらいたい。
11月15日、16日の1周年記念イベントでは、抽選券をプレゼント!
いずれは同店のセカンドブランドとして、金田店長が得意とする、とんこつ魚介のつけ麺も取り入れたいとのこと。今後にも期待がもてる店であった。
―終わり―
ハングリーピッグ
住所/横浜市中区若葉町2-15 共同ビル1F
電話番号/非公開
営業時間/[月~金] 11:30~14:30/17:30~24:00[土] 11:30~24:00[日] 11:30~20:00
すずちんさん
2020年06月08日 05時27分
ハングリーピッグは開業当時から7年間通ってたラーメン屋でしたが、もう二度と行きません。
コロナ解除後、久しぶりに昨日は嫁と来店しましたが、痩せた店員がグチグチと1人で客に聞こえるように文句ばかり言っていて非常に不愉快。
さらに閉店間際、まだ客がいて食べてるのに、ガチャン!ガチャンとわざと鍋をシンクに投げつけて洗ってる様子。これにはだいぶ頭に来ました。
開店当時は「低姿勢で愛想良かった。応援したくなるラーメン屋」が、今はただの「客に直接文句を言えないが、間接的に客に嫌がらせする高圧的で客を大切にしない店。後味悪い、胸くそ悪い店」に成り下がりました。
本当に7年間この店を応援してきたけど、
応援してきた自分が見る目無くバカでしたね。
早く潰れてほしいです。
takedaiwaさん
2013年10月30日 19時50分
最近、伊勢佐木町モール・16号沿い近辺にラーメン店が増えて来たがします。以前から、一度入ってみたいと思ってたお店でしたので、足を運んでみます。※ちなみに、電話番号非公開とのことですが、記事の画像に思いっきり写ってますよ。
ス。さん
2013年10月30日 11時06分
おっさんなので二郎は体が受け付けないんですが…この店なら食べれそう!