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横浜生まれのコンビニエンスストア「スリーエフ」の歴史と人気商品を一挙に紹介! 

ココがキニナル!

横浜生まれのコンビニ「スリーエフ」、四国に71店舗も展開しているよう。全国展開はあるのですか?横浜オリジナルの商品もありますか?(嶺上開花さん、maniaさん、浅田真央子さんほか多数のキニナル)

はまれぽ調査結果!

スリーエフは株式会社富士スーパーの一事業部として1979年にスタート。一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)に特化しているため全国展開はしない

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ライター:松宮 史佳

作り立てのような食感を楽しめる「チルド弁当」


 


金子さんとともに本社下の店舗へ
 

もともと前身が生鮮食品を取り扱うスーパーだったという「スリーエフ」。そのため、現在も産直の新鮮な野菜を置くなど、その名残が見える。
 


本社下の「スリーエフ」には店長さんが風船で作ったという“巨大な巨峰”が!
 

糖度が16度以上という、あま~い「巨峰(450円)」は20年来の人気商品
 

農家から直接送られてくるため、新鮮で茎が青々としている
 

店内では薬も売っているので便利
 

数ある商品の中で金子さんのオススメは「弁当」。国産の蕎麦を通年販売しているのは「(コンビニでは)スリーエフだけ」らしい。蕎麦つゆはダシを取った“手作り”。手間がかかるが、「逆に店舗数が少ないからできること」と金子さん。
 


国産の蕎麦に手作りのつゆを添えたこだわりの一品「常陸秋そば粉の割子蕎麦(325円)」
 

「スリーエフ」は1995(平成7)年よりオリジナル商品を展開。こだわりをブランド化してきた。なお、現在は“F STYLE”というブランド名に統一している。

ほかのコンビニに先駆けて「チルド弁当」の販売を開始したのは、1995(平成7)年のこと。以来、「素材の食感や彩りにも気を配って来た」とのこと。中には1食で1日の野菜の摂取量の半分がとれる“ヘルシー系弁当”があるのも魅力。
 


コンビニで販売されている弁当にはめずらしく・・・
 

魚や野菜が使われた商品も並ぶ
  

「トマトカレー(298円)」や
 

「カップ寿司(398円)」など彩りが美しいのも特徴だ
 

オリジナルブランドF STYLEの「ハムチーズクロワッサン」は113円とリーズナブル!
 

ここで金子さんが「パンのオススメ」を紹介してくれる。それは・・・
 


オリジナルブランドF STYLEの「ちぎりパン(154円)」!
  

通常、市販のパンは発酵を早めるため「“イーストフード”を使用している」そう。しかし、「ちぎりパン」は24時間かけて「天然酵母を発酵させている」とのこと。手間を掛けているだけあって「弾力が全然違う(by金子さん)」らしい。

ところで、「スリーエフ」には横浜独自の商品があるのか? 金子さんに伺うと「ない」との答え。
   


しかし、有名なレストラン「KAORI」の商品は取り扱っている
 

お盆などの帰省が多い時期には横浜銘菓「ハーバー」も置いているそう。
 


ほかにはおもに足柄エリアで飲まれている「きんたろう牛乳(140円)」も!
 

取り扱う商品には「地域性がある」と金子さんが答えてくれる。

最後にデザートエリアへ。デザートは“洋菓子専門店の味を1つから気軽に”というコンセプトのもと、1995(平成7)年に誕生。以前取材した「ありあけハーバー」の倒産の危機を救った「株式会社プレシア」がデザートを製造しているという。

人気のデザートを伺うと「もちぽにょシリーズ」と金子さん。
 


“もちぽにょ”って一体ナニ?
 

スイーツ大好きな松宮。不覚にも「まだ食べたことがない」と言うと、「後で食べてください」と金子さんが勧めてくれる。どんな味かキニナル!

続いて、「スリーエフ」近くにある系列店の「gooz(グーツ)」へ!
 


テパ地下+パン屋さん+お弁当屋さん「gooz」


 


ランチタイムも近づき、多くの人が来店する
 

看板の一番上には“コーヒー”の文字が!
 

・・・つまり「コーヒーにはかなりこだわっているのでは?」と推測。店内へ入ると・・・

「!!!!」
 


多種多様なコーヒーが並んでいる!
 

金子さんによると、同店には「12種のコーヒーがある」そうだ。自分好みのコーヒーは340ccで140円と超お得!
  


店頭にはおいしそうな弁当が!
 

店内でパンを焼いているため、辺り一帯には香ばしい香りが漂う
 

焼き立てのパン! パン!! パン!!!
 

・・・ああ、食べたいなあ・・・。
 


「玄米おにぎりセットがある」というのもヘルシー志向の人にはうれしい
 

なんと! 犬用のアイスもアリ!
 



大人気のスイーツを実食!



本社に戻り、“大人気”という「もちぽにょ(108円)」をいただくことに。「もちぽにょ」を販売したのは2012(平成24)年11月。「まったく宣伝しなかった」そうだが、女子高生や著名人がTwitterなどでそのおいしさを呟き「口コミで広がった」。
 


大ヒット「もちぽにょシリーズ」
 

コンビニ業界で“人気”と言われるデザートでも1店舗で1日に売れるのは「2~3個ほど」。しかし、この「もちぽにょ」は1日に25~6個売れるんだとか! 2012(平成24)年の販売以来、なんと! 「累計510万個も売れている」とのこと!

ポイントは生地に使用した「もち米粉」。もちもちとして「今までに食べたことがない食感」らしい。生地に「もち米粉」を使用したきっかけは「メーカーさんからの提案」だそう。
 


ドキドキしながら「もちぽにょ」の袋を開けてみると・・・
 

なにこれーーーー!!!!
  


まさに“ぽにょぽにょ”という以外、表現できない触感
  

この“ぽにょぽにょ”は一体なんだろうと分析する松宮。・・・生地がかなり薄いのに「中にはカスタードクリームがいっぱい」なんだろうという結論に至る。
 


カプっと食べてみると・・・
 

とめどもなくカスタードクリームがあふれ出てくる!

ああ、たまらない。至福の時だ。
 


新発売の「もちぽにょ 黒蜜きなこ(120円)」も持ってみるとやっぱり“ぽにょぽにょ”
 

勢いよく噛んだら“カスタード&黒蜜が大噴火!”
 

「スリーエフ」の人気商品に心奪われた松宮だった。
 


取材を終えて



「スリーエフ」は「チルド弁当」やデザートの「ぽにょシリーズ」など、独自の商品が充実しており、とてもおもしろかった。しかし、昨年の2013年には50店舗が閉店するなど、大手コンビニとの競争は熾烈(しれつ)を極めている。だが「全国展開ではない、600店舗」という規模を逆に生かして独自性を追求し、 頑張ってほしいと思う。これからも“横浜発のコンビニ”として星よりも永久に輝き続けてくれることを祈る!
 


「野菜炒め弁当(498円)」はシャキシャキした野菜ともっちりした水餃子が美味だった!
  


―終わり―
  

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  • am/pmがファミマに飲み込まれたように、スリーエフもローソンに吸収されてしまうのではないかと心配。

  • スリーエフのチルド商品の3っ星ハンバーグ弁当は、コンビ二とは思えないほど絶品でした。20年位前ですが、すでにセブンの金のハンバーグ並の味でしたよ。あれからもっと美味しくなってるんだろうなぁ。

  • スリーエフっていいかげんなコンビニもどきだと思っていたが、Fujiスーパー系列だったのか。わかりやすくていい記事だった。しかし、後半はほとんど宣伝。なんぼかもらっただろう、というか提灯記事?

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