世界トップクラスのフリーランニング「Red Bull Art of Motion」の様子は?
ココがキニナル!
2011年7月31日、みなとみらいのドックヤードガーデンで開催された、世界トップクラスのフリーランニングイベント「Red Bull Art of Motion」はどんな様子でしたか?
はまれぽ調査結果!
無条件に「人間ってすごい!」と思ってしまう迫力のパフォーマンスでした!
ライター:吉澤 由美子
エキサイティングなパフォーマンスに息をのむ
(続き)
ジェイソンの後を受けて、鉄棒の上を歩いたカイ・ウィリス
左右の壁を駆け抜けるなど会場をフルに使ったカイは、他のアスリートがしないオリジナリティのある動きを入れた。
2週間、L.A.でトレーニングしてきた島田 善(しまだ ぜん)
この日、一番の歓声を受けて登場。全部の技がきれいに決まった。
予選とファイナルの間はトリッキーなステージアクト
フラットランドBMX(Bicycle Motocross:競技用自転車)界では有名な横浜の吉田兄弟や、フリースタイルフットボールの第一人者である横田陽介が登場。
乗ったままのバイクをすごいスピードでグルグル回す
なめらかな動きのサッカーボールと、激しく回るBMXは静と動の絶妙なバランスだ。
ボールがヒモでぶら下がっているように見えるほど安定度抜群
ファイナルはさらに迫力!!
ファイナルに出場したのは、島田 善、カイ・ウィリス、ライアン・ドイル、マーカス・グスタフソン 、ルーカス・スタイナー、パベル・ペトクン、ジェイソン・ポール、スラバ・ペティンの8名。
ファイナリストたち。アスリートはみんなとても仲がいい
名曲「雨に唄えば」とともにビニール傘をさして登場するアスリートなど、ファイナルは予選とはまた一味違う内容。
会場にきている観客の中にも、フリーランニングチームメンバーがたくさんいて、ノリも最高。パフォーマンスが終了するとドックヤードガーデン全体が大歓声と拍手に包まれる。
トリックが決まるごとにどよめきが起こる
交通標識風の楽しいトロフィー
トリックを称えるMini Sickest Trick賞をカイ・ウィリスが、女性部門ではMini Best Female賞をルーシー・ロンバーグが受賞。
そして、ファイナルの結果は、以下の通り。
1位ジェイソン・ポール
2位パベル・ペトクン
3位カイ・ウィリス
カイの足元にあるホイール型のものは、Mini Sickest Trick賞トロフィー
優勝したジェイソン・ポール
島田 善ミニインタビュー
横浜でもフリーランニングやパルクールの活動を行っているという島田 善に、重要文化財であるドックヤードガーデンでパフォーマンスした感想をうかがった。
会場から「善、イケメーン!」という声がかかった
「昔から、仲間とよく、いつかドックヤードガーデンでフリーランニングをやれたらと、夢として話していたんです」
「サイコーのステージで2回できた。ホントに光栄です」
パフォーマンス終わりに、会心のキメ顔
夢がかなった笑顔は、パワフルで印象的だった。
取材を終えて
道具を使わず、街中で普通に見かけるものを利用したアクロバット。だからこそ、訓練された人間の能力のすごさがヒシヒシと伝わってくる。
「基礎的なトレーニングを1年間みっちり行って、はじめてトリックに挑戦できる」アスリートやMCから何度も聞いたこの言葉の重みを感じる。
これ以上ないくらいドラマチックな舞台で行われたパフォーマンスは、忍者や体操選手、ヒップホップダンサーにスタントマン、そして武道家が、瞬間ごとに入れ替わって現れるような迫力があり、無条件で楽しめるスポーツだった。
最後に参加アスリートが勢ぞろい
※当日のイベントの様子は以下からお楽しみください
【イベントフォト】7月31日 Red Bull Art of Motionに訪れた人達
【イベントフォト】雨天順延になった、7月30日 Red Bull Art of Motionに訪れた人達
Red Bull レッドブル公式サイト
www.redbull.jp
―終わり―