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野毛の怪しい映画館の中はどうなってるの?

ココがキニナル!

野毛の一角に怪しい映画館があって、いつも気になっているんですが、中はどうなっているんですか?(アブラ少なめさんからのキニナル)

はまれぽ調査結果!

男と男のロマンがつまっています。

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ライター:川邉 絢一郎

そして、開演へ

最後方右側に席を確保し、場内の動きを定点から観察することにした。

どうにも客の動きがおかしい。みな一様にクルクルと館内を見て回っているのだ。彼らの目線の 先はスクリーンではなく、ほかの観客に向いている。

スクリーンのある前方に向かっては入口の方に戻ってくる光景は、異様としか言えない。そのうち、場内を回っていた人々の足が、鈍る場所があることに気がついた。

右前方の席で、男性が二人並んで座っている場所だ。
二人の頭はゆらゆらと揺れ動き、近づいたり離れたりを繰り返していた。

(???)

頭がこんがらがっている間に、場内が薄暗くなり、映画には付き物の『観覧の注意』の映像が流れ出す。

『他のお客様に触れる等、上映の妨げになる行為はお止め下さい』

あまり聞いたことのない注意である。

改めてこう警告されてしまうと・・・気になるのはやはり右前方のお二人である。
なんと、いつの間にか人だかりができていた。

何人かの男性が顔を乗り出して、二人を見下ろしているのだ。
 


そこでは何が行われていたのだろうか…


混乱しながらも『怪しい映画』の内容をお伝えするためにスクリーンに目を向けた。

胡散臭い関西弁の男性二人が、河原で漫才の練習をしている。
売れないお笑い芸人コンビの青春ストーリーという感じだろうか。

しかし、次のシーンでは芸人のうち片方の男性の半裸。
そこに相方がやってきて、自分たちの将来について熱く語り合っている。

場面は変わって、薄暗いバーに主人公が現れた。

そして、小柄な男性と意気投合してベッドシーン。
説明は省くが、私を館内から追い出すだけのパワーを秘めていた。

耐え切れなくなり、一時的に館外に撤退しようと席を立った。

入り口のドアを開ける際に先ほどの距離の近い二人組が気になったので、横目でそちらを盗み見る。
なぜ片方の男性はTシャツがめくれていて、もう一人の男性の腕がその中に伸びているのか?

・・・これ以上のレポートは、色々な意味で不可能だ。
心が折れそうになったので、一度映画館を出た。
 


外にいた猫とたわむれ、心を落ち着かせる




映画館再襲撃

入場券を再度購入し、スクリーン2に突入した。構造はほぼ同じだが、スクリーン1より席数が多い。

客の数も二倍近くいて、立ち見の人もさきほどより多いようだ。
オジサンばかりではなく、女性の格好をした背の高い方々もいる。

前方から二番目に席を取り映画が始まるのを待つ。
上映時間が近づくにつれて徐々に席が埋まり始めた。

無事に終わることを祈った。
しかし・・・その希望は入場1分にしてはかなく散ることに。

先程と同様、一風変わったアナウンスを再び聴き、映画が始まる。
地方議員の別荘で行われている秘密の交流会。

参加者は、

  • カラダで入学した女子大生
  • セールスレディ
  • 悪徳政治家
  • 政治家の知人の男

いかにもなメンツである。

女性二人と政治家が目覚めると、知人の男の死体を見つける。
そこに警官がやってきて事件が発覚してしまう。

そして警官を軸にした犯人捜しが始まる。そんなストーリーなのだが・・・。

やっぱり場内の人の動きがおかしい。
最前列の席は、なぜか人の往来が激しく、特に女装子さんが複数回行き来している。

そして、オジサンたちは女装子さんの近くに寄って行く。

二人を取り囲むようにして、行為を眺めているらしき人影もちらほら。
スクリーン1より『観客』の数は多いようだ。

ちょうど〇〇なシーンに入ったので、精神を立て直すために一度外に出ようと思った。
後方にある出口に向かうと・・・
 


大変なことになっていた。


スクリーン向かって右後方。
暗闇で見ると一見女性に見える方が、後ろ向きに手すりに手をかけている。

なぜか腰のあたりの肌があらわになっている。
取り囲むオジサンたちの息は荒い。

そんな光景に思わずぼんやりしていると、扉を開けて男が入ってきた。50代くらいだろうか。
視線は、私と同じ場所に注がれている。

そう思った次の瞬間、太ももの辺りをさすられた。
びっくりして、思わず男の顔を見た。男は、私の顔をじーっと見つめていた。

最後の一撃で心を折られた私は、逃げるように出口へと向かった。
 


世の中には私たちの知らない世界がたくさんある




まとめ

街中にある怪しい映画館の正体は、『男を愛する男たちの社交場』だった。
そこにやってくる人たちは、映画よりも交流を求めている。

受付の男性いわく「場所を移転したりしているが、昔から映画館として営業している」とのこと。
その歴史とともに、彼らの交流の歴史もあるのだろう。

彼らの世界は、一見すると奇異なものに映る。しかし彼らの間にも『ルール』は存在するようだ。
どちらのスクリーンでも、彼らが『交流』する場所は、基本的に一番先頭の席もしくは後ろの立見席である。

これらのルールは長い歴史によって、自然に作られてきた文化だろう。

ひとつの文化を奇妙だからと言って、簡単に切り捨てることはできない。
 


映画館を出て仲良く歩くオジサン達。いったいどこへ行くのだろうか・・・



― 終わり ―
 

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  • ここの映画館は40年以上前から、ポルノ映画館でしたよ。昭和30年代は一般映画(新東宝のエログロゲテモノ映画ばかりでしたが)も上映していましたよ。

  • まだ若かり頃、この映画館にしては珍しく『テルマ&ルーズ』というフツーのハリウッド映画が上映されたので、若気の至りゆえ友達と一緒に観に入ったことがあった。「妖しい」感じの映画館と言うことはある程度承知していたが、なにぶん世間知らずの若い女子時代の話。「妖しい」を「チョット変わった映画館」と捉えて入ったら、モギリのおばさんに、なぜか二階席に案内された。若い女子2人組だからアブナいと思ったのだろう。このレポを読んで、今更ながら「二階席で助かった」と思った。

  • これはいわゆる発展場ってやつでしょうか、あるんですねー身近な所に。

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