店主が「ヒゲだるま」!? 店頭に先代の顔が飾ってある伊勢佐木町の田中薬局にライター・クドーが突撃!
ココがキニナル!
店頭に先代の顔が飾ってある伊勢佐木町6丁目の田中薬局がキニナル。現店主は見た目がヒゲだるま!!街づくりにも積極的で、若手からも信頼が厚いと評判の田中薬局さんの取材を!(横浜橋のラッキーさん)
はまれぽ調査結果!
店頭に掲げる「顔」は先代ではなく「3人」の顔のミックス。健康や薬のことだけでなく、街の色々な悩みも聞く「ヒゲだるま」は4代目の田中大嗣氏。
ライター:クドー・シュンサク
伊勢佐木町6丁目の相談役
どうにもこうにも、健やかに笑いながらお話を軽妙に進めるヒゲだるまこと株式会社田中薬局4代目代表取締役の田中大嗣さん。
店頭の顔、じゃあいったい誰なのか尋ねた。
「3人の顔なんです」
3人の顔。そんな説明で分かるわけないだろヒゲだるま。そんな視線をカモメあたりに向けていると「2代目の祖父と、3代目の父、そして私の3人。3人の顔を合わせたものなんです」とのこと。
そのお顔を取り付けたのは1991(平成3)年ごろ。なんか楽しそうなので付けたのではないかというヒゲだるまの憶測。ヒゲだるまさんと話をしていると、段々と、段々とその軽妙な語り口の妙ちくりんな説得力に感化されてくる。
ちなみに
10年前に誰かのイタズラで顔のメガネを壊されたことがあるという。その時修復作業をする際、ヒゲをたっぷり追加して色も塗りなおしたとのこと。
およそ40万円をかけての修復作業。
さて
現在39歳。既婚。生まれも育ちも伊勢佐木町。そして伊勢佐木町6丁目の「ザキ六新興会」の会長。さながら代表取締役であり、薬剤師。23歳から16年間、田中薬局で街の人たちの健康と生活に役立つ相談を受け続けてきたヒゲだるま。
その風体に関して。
なぜこう仕上げたのか
「いや、基本髪は無いんですけどだいたい。ヒゲはまあ昔から生えてるもんなんで(笑)。なんでかってね・・・(笑)。たぶんこういうのが自分は落ち着くんですよ」
髪はなぜ基本無いのか
そしてなぜ今はあるのか。ヒゲだるまは「なんか伸びちゃたんで(笑)。ホント、無い時はツルですよ、ツル」
ツル
俗に言う「つるっぱげ」ってやつだろうな。写真があるそうなので、見せていただいた。
そんなにツルでもない
そう伝えるとヒゲだるまは、
「これね・・・日焼けして皮がむけてるんですよ」
何の話だろうと思っていたら続けてもう1枚写真をみせてくれた。
衝撃です。
「むけた皮をパウチしたんですよ」
知らんわ。
前のページの最後の写真。マフィア気取ったあの写真。あれはとある大学に講義をしに行った際の一コマ。あらためてどうぞ。
どうやら
ヒゲだるまは、ひょうきんな薬剤師である。嫌な気はしない。いや、正直なところ、ちょっと好きなタイプの人です。
ところが。
こういうことをしたりもする
こういうのはあまり好きじゃないです。でも、ヒゲだるまはちょっと好きです。
お客さんからの電話での相談
店頭にいらしたお客さん方も口々に「先生あのコルセットありますか」「先生、皮膚が荒れて薬が欲しいんですが」「風邪だと思うんですが先生・・・」と、多くの方がヒゲだるま先生を頼りにやってくる。
なかには、身体のことではない相談もしばし、受けるという。
この街のみなさんの
頼りになる
ヒゲだるまでした。
11月8日はヒゲだるまに逢えるイベントもあります
真摯で軽妙な、伊勢佐木町6丁目の先生でした。
取材を終えて
ヒゲだるまが会長を務める「ザキ六新興会」は毎週木曜日に街の清掃を行っている。
なにより「街の活性化」を題材に清掃活動やイベントで街おこしもしているヒゲだるま。
お年上の、綺麗な奥さんがいました。
―終わり―
◆田中薬局
住所/横浜市中区伊勢佐木町6-147
電話/045-261-3707
営業時間/月~金9:00~19:00、土9:00~17:00
定休日/ 日曜・祝日
HP/http://www.tanaka-pharmacy.co.jp/
でびさん
2015年10月19日 01時06分
才があるな、クドー。ヒゲだるまさんは本当に会ってみたいと思いました。
sunなすびさん
2015年10月18日 11時15分
藤村D(笑)。人柄の良さがでてますねヒゲだるまさん。クドーちゃんあっぱれ。
ふぁん太爺さん
2015年10月18日 11時03分
こんな薬剤師さんなら相談しやすいかなと。