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関係者以外乗降禁止の「海芝浦駅」も潜入! キリンビール&東芝の工場見学とは?

ココがキニナル!

キリンビール横浜工場が東芝と合同の工場見学を行うそう。普段入れないエリアもあるので、ぜひ潜入調査を!(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

初めて工場見学を受け入れた東芝社員専用の駅を利用して発電機の仕組みを学んだあと、キリンでビール工場を見学。今後もコラボ企画を予定

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ライター:田中 大輔

工場見学のメッカ!?



東芝の工場見学が終わると、ふたたびリムジンバスに乗り、次の目的地であるキリンビール横浜工場へ。

敷地内にあるレストラン「レストランビアポート」でランチを楽しみ、一息ついたところでいざビール工場へ。
 


キリンビール横浜工場。現在、リニューアル工事中
 

こちらは東芝とは対照的に普段から工場見学を受け入れていて、2015(平成27)年には20万人近い来場者を数えた。

というわけで、工場見学の案内もお手の物。専属のガイドさんの説明を受けながら、キリンの人気商品「一番搾り」のできるまでを追いかけた。
 


 

ガイドさんの説明を聞きながら、工場内を見学
 

よく耳にはするけれどなんだかよく分からない、ビールの原料であるホップや麦芽などに触れたり、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べができるなど、単に見学するだけでなく体験できることも多い。
 


ホップのにおいを体験中。麦芽の試食も可能
 

この日は工場見学に加え、特別にオリジナルエコバッグ作りの体験も用意された。
 


お父さん、お母さんと一緒にエコバッグ作りに挑戦中
 

無地の手提げにクレヨンで思い思いの絵を描き込み自分だけのエコバッグを作ると、イベントの最後にはそのバッグにお土産を詰めてお持ち帰り。

キリンビールの製品の試飲も行われ、大人はビールを、子どもたちはジュースを楽しんでいた。



参加者たちは



厚木市から訪れた青木さん親子は、夏休みに参加できるイベントを探していて今回の企画を知ったそうだ。

小学5年生の聖悟(しょうご)くんは、「知らないことが知れて面白かった」と満足した様子。お母さんの壽子(ひさこ)さんは「大人が働いている生の現場を見せてあげたかった」そうで、またこういった企画があれば「ぜひ参加したいです」と力を込めて話していた。
 


勝間田達広(かつまた・たつひろ)工場長と一緒に記念撮影中の青木さん親子
 

「申し込み一番乗りだったと思う」と自信たっぷりに話す浅井さん親子も、「工場見学に行きたくて探している中で見つけた」とのこと。内容には満足した様子で、「普段は見られないものが見られた」と笑顔。

5年生の柚乃(ゆずの)ちゃんは、「次はお菓子工場が見てみたい」と話してくれた。
 


エコバッグ作りに真剣な柚乃ちゃん(手前)とお母さんの真美さん
 

キリンビール横浜工場広報担当の籠倉啓子(かごくら・けいこ)さんは「横浜市や鶴見区に元気を与えたいという思いが一番です」と話し、「鶴見にはこんな仕事があるんだ、とか、子どもたちに将来像を見せてあげたい」と企画に込めた思いを語った。
 


「工場見学を通じて横浜の活性化につなげたい」と籠倉さん
 

今後も他社工場とのコラボレーション企画は続けていきたいそうで、具体的な計画は未定だが「また来年も企画できれば」とのこと。

また、コラボレーション企画だけでなく、「さまざまなチャレンジをしてみたい」と話し、「桟橋もできましたし、個人的には船で工場見学なんかができたら素敵だと思っています」とこれからのイベントにも期待を持たせてくれた。



取材を終えて



いやらしい考え方をすると、工場見学を受け入れたところで企業に直接的な儲けは発生しない。ましてや、発電機を見たからと言って個人で買うわけにもいかないし、子どもたちの生活にビールは関係ない。

でも、参加した子どもたちが笑顔を見せてくれたり、感心したりする。

結局のところはここに尽きるのかもしれない。横浜には、鶴見にはこんな工場があって、こんなスゴイ仕事をしている。それを伝えられれば価値はある。

まぁ、参加する側はそんなこと気にせず楽しめばいいのだけれど、今回のイベントに同行してそんなことを感じた。

今後もコラボ工場見学企画は続いていきそうな雰囲気。でも、予約はすぐに埋まってしまうだろうから、キニナル人はこまめにキリンビール横浜工場のホームページなどで情報をチェックしておくのをお忘れなく。


―終わり―
 

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  • 残念ながら長い歴史を誇る横浜市営の市内定期観光バス事業が9月末で廃止されてしまいますが、このような企画に衣替えして再開を望みたい。(相手企業との調整で毎日運行とは行かないだろうけど・・・)月替わりなどで訪問企業をシフト制にしたら良いのかも!

  • 海芝浦駅の改札の外に出られないだけで、改札の中は切符持ってればいくらでも行けますよ。

  • こんな規格があったことを知らなかった。来年はぜひ参加したい!

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