イモひとすじ60年以上! お父さんが一人で切り盛りする野毛山の絶品「大学いも店」に突撃取材!
ココがキニナル!
野毛山動物園から少し離れた、説明しづらい場所にひっそりと「大学いも」の看板を掲げている小さなお店があります。なぜ大学いもなのか、いつからやっているのかなどが気になる渋いお店です(miyukidさん)
はまれぽ調査結果!
1953年創業の野毛山「内田大学いも店」は、ひもじい戦争を駆け抜けたお父さんの作る「安く、あと引く美味さのおイモ」をいただくことができる、行列のできる大学いも専門店だった。
ライター:山崎 島
60年以上の、行列のできる老舗の味
戦後の厳しい状況の中でイチから商売を立ち上げ、大繁盛の焼きいも屋を経て大学いも専門店になった「内田大学いも店」。その売れ行きはというと・・・
「日によって前後はあるけど、1日大体30kgは出るね。多いときは40~50kgは売れるから、売りながら仕込んで、ってやるんだけど、でもそうすると待たせちゃうからね」とのこと。
特に土日は行列ができるほどなんだとか。
ちなみに同店はおイモの関係もあり、9月から翌年6月ごろまでの期間限定で営業している。
午前9時から午後5時ごろまで。売り切れてしまう場合もあるそうだからお早めに。定休日は月曜日・木曜日。
現在は茨城県産の大きくて甘いおイモを使用している
「今は収穫する前からイモの良し悪しが分かる」と内田さん。葉を見ればそのイモの出来が見抜けるのだそう。たった3年ぽっちで入る前から名店が分かる、とか言っちゃった自分が恥ずかしくなりました。
丁寧に皮をむいて
油で揚げて
秘伝の蜜を絡める
そして輝くおイモさん
1つ1つが大きくて、見るからにほっくりと甘そうな内田さんの大学いも! これは並んでも絶対に食べたくなるわー。ということで私どもはたっぷり400グラム480円をいただく。
おまけしてくださいました!
うっほ
こ、れ・・・出来立てもほっくほくで美味しいけど、冷めてもいい感じだ、絶対!!
おイモの甘さが損なわれない程度の、優しい甘さにちょっとだけ塩気の感じられる蜜が、いくら食べてもくどくない絡み方をしている。
おイモ自体もふぉくっと柔らかく、でも外はシュナって感じに揚がっていて、見事見事見事! もうほんと見事。おやつにも立派なおかずにもあり! すっごい大学いもだった。はああああ・・・
本日、名店なり!
黄金の大学いもを数十年作り続けた内田さん。「今はもう儲けのために商売やっていない。店に立たないと、自分がなまっちゃうからね。私が引退したら、たぶん娘が引き継ぐんじゃないかな」と、今後についてお話してくださった。
野毛山の宝と言っても過言ではない、この大学いもを、ぜひぜひ末永く受け継いでいっていただきたい。そして私は明日また買いに行くもんね、わーい!!
取材を終えて
「内田大学いも店」さんのようなお店を取材できる、っていうのがはなれぽの良いところの1つ! 2つ目は・・・う、うーん・・・・。
-終わり-
ぴりぽんさん
2017年04月23日 18時29分
野毛エリアなら近くに行ったときにフラッと寄れるな~と思っていましたが、地図を見るとちょっと無理そうですね…。でもちょっと気になる…!
区境住夫さん
2017年04月22日 13時10分
ココは野毛というよりも霞ヶ丘と一本松というエリアですよ野毛エリアではないのでかなり注意が必要かと思います。京急黄金町か横浜駅からから68か102系統のバスにのって久保山で下車して少し歩くとこのお店があります。このお店の先にある藤方お豆腐店の取材お願いします。知る人ぞ知るお豆腐屋さんです。
福三さん
2017年04月21日 05時57分
野毛山と言うより一本松と言った方が分かりやすいですよ。車を置くスペースは無いので注意してください。